海況

波高3m~1m   気温11℃     大潮   風速10m~3m    水深70m~100m


釣り座 左舷ミヨシ (総勢6名)


釣果8杯 (頭8杯)



ロッド  極鋭カワハギ・レッドチューン・レンジ改 (グラス自作穂先)

 

     極鋭カワハギ・レッドチューン初代 (グラス自作穂先)

 

 

リール    HRF PE SPECIAL 7.3R - TW  (シングル・パワーハンドル)


ライン  シーガーPE X8 / 0.8号    リーダー  シーガーFXR船4号


仕掛け    幹糸4号   直結6本   枝間1m   捨て糸1.5m


オモリ   スカリー(鉛・シルバー) 60号


考察

 

週末の荒天予報を見てとても釣りは無理と判断し、本日強行。

 

港に到着してみると停めた車が「地震」かと思う程に揺れる。

 

想定外の強風、なんという事だ、凪ぎて行く予報を信じるしかない。

 

 

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定刻に出港、ポイントのカメギ根に近付くにつれて船のバウンドが強烈になって来る。

 

飛沫をバシャバシャ全身に浴びてズブ濡れになりつつスローダウンを待つ。

 

 

開始1投目、強風高波に加え潮が凄まじく速く、すぐに回収合図。

 

悪い条件の三つ巴とあってはもう笑うしかない。

 

しかし悪条件こそ我が好機とやる気満々で再度投入。

 

 

凄まじい上下動で自分のミヨシは最悪の席になってしまったが、

 

こんな自分ごときでもこの様な経験は豊富に積んできているので、

 

ロッドを上下させかつ船首の方へ傾けなるべく影響を受けない様にして対応。

 

 

甲斐あってアタリ到来、アワセも決まり初物のチビマルちゃんゲット。

 

ロッドの上下だけではカバーしきれない高波ゆえに、ゼロテンキープは至難の業だが、

 

やりようによってはなんとかなるもので、引き続き集中してトライ。

 

 

しかしイカの活性は最悪、否、極悪と言ってよく、サワリの欠片も無い流しが続く。

 

 

立っているのも困難な状況でも全く闘志は衰えず、奮闘したのだが、

 

本当に怖いほど生命感を感じられない状況で焦りが募る。

 

 

「反応は素晴らしいんですが・・」と、Gちゃんもどうにも打つ手なしである。

 

「今にスイッチ入るさ!」と、言ってはみたもののカラ元気だと見抜かれただろうな(笑)。

 

 

10時を過ぎると三重苦の内、早潮だけはおとなしくなってきた。

 

そして11時前に強風も収まり、凪ぎて俄然釣りやすくなってきた。

 

しかし・・ イカの活性だけは最後まで全く上がる事はなかった。

 

 

激烈な揺れによる取り込み時のバラシも響き、ツ抜けも叶わず8杯で終了。

 

今日はもうどこも壊滅的な釣果だし、致し方あるまい。

 

 

しかし完全に崩壊していた自分の釣りが、やっと感を取り戻せた事で、

 

今日の満足度は釣果に反比例してかなり高い。

 

諦めの悪さはやはり自分の大きな、唯一の武器だなと(笑)。

 

 

やはり今日も参りました、またリベンジだ。

 

 

 

船宿   葉山鐙摺港   CZ丸   G船長