海況
波高1m 気温25℃ 小潮 風速4m 水深15m
釣り座 左舷ミヨシ (総勢10名)
釣果57杯 (頭61杯)
ロッド 極鋭カワハギ・レッドチューン・レンジ改 (グラス自作穂先)
極鋭カワハギ・レッドチューン (グラス自作穂先)
リール HRF PE SPECIAL 7.3R - TW
ライン シーガーPE X8 / 0.8号 リーダー シーガーFXR船4号
仕掛け 幹糸4号 直結6本~5本 枝間1m 捨て糸1.5m
オモリ スカリー(鉛・シルバー) 40号
考察
3月以来の釣り、何故こんなに間が開いたのかは言うまでもない。
港に到着すると中々の賑わいで、後に駐車場もほぼ満車に。
宿に行きGちゃんに無沙汰の挨拶を交わすと開口一番「イカ小さいですよ」との事。
名島のイカが小さいのは今に始まった事では無いので、わざわざそう言うって事は・・
一体どんだけのマイクロなのか、早くも危機感は急上昇。
船に乗り込み準備をしていると「おういっす!なんだよ真っちろい顔してよう!」と、
強烈な毒舌と共になななんと、神・KZさんの登場!
全く想定していなかったのでビックリ仰天!
しかも今日はこちらCZ丸で同船できるとあって、今度は喜び値がMAX突破!
あれやこれやと神の知識や情報を賜りながら準備を済ませ、定刻前に出港。
5分も掛からずポイントへ、すでに平塚船がやっているのに些か驚いたが探索の開始。
まさに電光石火の神業は健在、否、益々磨きが掛かっているKZさんが初物ゲット。
そのサイズたるや・・ 小さい!本当に小さい! 聞きしに勝るとはこの事。
一瞬・・俺に釣れるイカじゃない・・などと絶望しかけたが、ほどなくして自分も初物ゲット。
イカの移動が速く、連チャンにはならないが空振りも無いといった上々の出だし。
予想に反してこのサイズのイカの割にはアタリはそこそこ大きく、明瞭なので助かる。
しかし、このサイズは今日は中型に過ぎないとは、この時は知る由も無かった・・
中盤に掛けて2回、3回、4回と連チャンになる事も増え始め、
尚且つダブルも数回あり順調にスコアが追加されて行く。
しかしここからイカのサイズが更に小さくなり、かなり手こずらされ熱くなる場面も。
自分も過去に見た事が無い、全長が小指と同じサイズには驚きを通り越して呆れ返った。
おかげでいつもの名島サイズを掛けると「デカい!」とか「重い!」等と感じてしまう。
これこれ、これですよ、これが、この難易度の高さこそが真のマルイカ釣りなんだよ。
釣果に天と地の差が付き、技術の差が如実に現れる、この状況で釣ってこそ、
栄誉ある「超・ド・ヘンタイ」の称号を冠する事が出来るってなもんだぜ。
因みに、自分の様な人間に過ぎぬ者のカーストは、初心者→中級者→上級者→
名手→達人→キチ●イ → ヘンタイ → ド・ヘンタイ→超・ド・ヘンタイであるが、
人類史上たったお一人のみ、人の域を超え、「神」となられた御方がいる。
もっとも神の領域に到達、かつ君臨出来るのは未来永劫この御方のみゆえに、
自分は超・ド・ヘンタイの地位を最高到達点と思い究め日々精進している(笑)。
終盤には少し乗りも落ち着いてしまったが、それでもポツポツと釣れ、
たまに2回、3回と出来たりもしてトータル57杯でフィニッシュ。
久々の50杯超えはもう大満足! おそらく船中全部マルイカで、
ムギは一杯も混じらなかったのが意外だった。
こんなちっちゃいザルに57杯余裕で入ってしまう・・ マイクロ~ンな1日。
細かい分析や考察はまた今度にして、取り敢えず今日はこの喜びに浸ろうと思う(笑)。
ツ抜けがやっとの宿が大半の中、良い反応に当ててくれたGちゃん、
そして知識と経験を惜しげも無く分け与えて下さるKZさんに感謝、感謝、感謝です。
船宿 葉山鐙摺港 CZ丸 G船長