ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君と | AROマンガ手帳

ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君と

出張で3日間、五所川原に行ってました。

 

少ない自由時間でプチ観光しました。

 

立佞武多のデカさ美しさは必見です。

 

やっぱ青森はいいなぁ。うん。

 

 

 

タイタニック見学船タイタンの事故、

 

あれさ、

 

深海3800mでフロントの窓が割れて圧壊したのなら、人間(有機物)はどうなると思う?

 

1気圧だった空間にいた人体に、いきなり400気圧という強烈な圧力がかかると、

 

圧縮、自然着火、膨張という、

 

ディーゼルエンジンと同じ原理が働いて一瞬で蒸発するらしいよ。

 

遺体の欠片も残らない。気の毒だね。

 

 

 

 

さて、このドラマだ。

 

 

乗客が乗った電車が人類が滅亡した近未来へタイムスリップとか・・・

 

プロットだけ見たら、

 

すわ?!漂流教室か!やるね、やるね!

 

と面白そうに思えたのだが、

 

 

 

漂流して、

 

髪はベタベタにならないし、

 

人によって髭が生えたり生えなかったりしてるし、

 

 

 

 

まずは周囲の探索を・・・と出向いたはずなのに

 

もう1両の車両も発見できず、

 

割と近くを流れていた川も発見できず、

 

そのくせ崖上の危険な湧水を発見したりして、

 

それをいちいち当番制で汲みに行ってたり、

(湧水口を掘って崖下に落とすようにする発想は一切ない)

 

せまっ苦しい電車内で何時までもギュウギュウで生活していて、

 

電車が頭半分突っ込んでいて、

 

居住区として利用価値が高いトンネルを一切活用しないとか。

 

信じられないぐらい頭が悪い。

 

 

 

後半にかけて

 

電線たどってったら変電所があって、

 

メガネのお姉さんが、職場でいじったことがあると言い出して、

 

かちゃかちゃスイッチを入れたら電気がついて、

 

高圧電流が使えるとか・・・

 

だから電気の供給源はどこなのよ?

 

というバカを通り越してイカレている。

 

 

 

しかもよ、

 

こいつらの漂流期間って実質40日なんだってよ。

 

その程度で、人生観変わったり、家族意識芽生えちゃってんの。

 

 

 

 

現代に戻れたら戻れたで、(消失事故から3年後の世界に戻れた、ちなみに人類滅亡半年前)

 

警察や一般市民が全然彼らの体験を信用しないとかさ・・・

(防衛省とか内閣は信用して秘密裏に対策を練っているという設定にはなってる)

 

3年前に車両ごと忽然と消えて、今、突然電車ごと現れてるんだぜ。

 

とんでもない異常事態だろう。

 

疑うとか陰謀論とかの次元じゃねーだろ。

 

そもそも本来なら米軍が黙っちゃいないだろ。全員、米軍基地に隔離だよ。

 

 

 

 

 

ちょっと、常軌を逸するガバガバにヒドイ内容で

 

ここまで酷いドラマ見たことがないなぁ。

 

それこそ漂流教室をドラマ化した、

 

スカイダイビング窪塚主演の

 

ロング・ラブレター~漂流教室

 

も酷かったが、それを超えてきた。

 

 

 

小学生が台本書いてるのかね?

 

あまりにも酷すぎて逆にどうなるんだ?と気になって最後まで見てしまった。

 

案の定ラストもめちゃくちゃな上、煮え切らなかった。

 

 

なんか漂流メンバーで逃げる話をして集まってたが、

 

いったいどこに逃げる気だったんだ?

 

 

天才学者の間宮祥太郎が、

 

電話を受けてフーッって顔してたから隕石へのミサイルが成功したことを暗に示してるんだろうけど、

 

どうでもいいや。

 

 

杉本哲太の生き方がサバイバーとして正しい。

 

哲太だけがこのバカドラマの正義だった。