今日はふーさんに郵便局に連れて行ってもらう予定だったんだけど、ふーさん仕事が入ってしまったの
明日も仕事(泊まり番)なので今日郵便局に行かないと、支援者の方にお約束したのに送金が遅くなってしまう
たぢまは焦りました
焦ったたぢまは車椅子で郵便局まで行く道を選択したの
本来現金書留は現金書留用の封筒に住所名前を記載して窓口から出さなきゃならないんだけど、たぢま文字が思うように書けないので、何日もかけて自分で書いた封筒と現金を持っていきました
たぢまの家から西郵便局までは大きな道路を3つ渡って徒歩30分ほどの距離
道には歩道も付いています
たぢまは歩道を電動車椅子で走っておりました
車椅子に乗ったことのある人なら分かると思うんだけど、歩道には歩いている人にはなんでもない凹凸がたくさんあって、車椅子の車両が思わぬ方向に取られます
坂道
マンホールの穴ぼこ
歩道と車道の継ぎ目
車が出るための歩道の坂
琴似の街は地下鉄駅からJR駅の間の道の整備がとても良くて、歩道も広く、走り出しは楽勝でした
が
地下鉄駅の道から南に向かう上り坂の歩道は超狭くて電動車椅子の幅ギリギリなくらい
そこに障害物があって困難極まる道を進んでいたんだけどね
行手に歩道の切れ目のすぐ横に電信柱がある場所があって、そこが思い切り盛り上がっていたの
怖いなぁ
と思いながら前に進もうとしたら、駆動輪が思わぬ方向に取られて思いっきり
横転しかも砂利道
『大丈夫ですか⁉️頭を打ったりしていませんか⁉️』
車を運転していた人やら
チャリ通勤のお兄さんやら
歩いていた奥さまたちがすぐに駆け寄ってきてくださいました
重い電動車椅子とたぢまを縦に戻してくれて
『歩道は危ないから車道を走ったほうが良いですよ』
と言われて、残る工程は車道を走りました(歩道が狭い道だけね)
怖かったわ
郵便局に着いたたぢまは現金書留13通出したいけれど、字が書けないんですと伝えて持ってきた封筒と現金を渡しました
すると
『じゃあ私が担当いたしますね』
と郵便局のおじさんが窓口から出てきて
『本当なら現金書留用の封筒で出さなきゃならないんですけど、字も書けないようなので、今回は特別こちらの封筒でお出しできるようにいたしますね
中身を確認させていただきますよ
…大丈夫ですね…
封を閉じますね
印鑑お持ちですか 』
印鑑…お持ちじゃなかった
『サインでもいいんで…字が書けないからわたしがサインしますね』
お会計して(めっちゃ高かったぁ)
お見送りしてもらいました
まるでお使いに来た子供を対応するような応対だったのが気になりましたが…
帰り道は遠回りだけど太い歩道のある琴似本道から帰ってきました
フル充電で出かけてバッテリー半分使ったから燃費はあまり良くないみたい
坂道を走るとバッテリーを消耗するので、凹凸の多い道を走るのには向いていないみたい
痛いし腫れてるし
ふーさんに横転した事を伝えたら仕事場から飛んできたわ
た『ごめんなさい 』
ふ『謝らなくていいよ 肘は痛いかい 』
た『普段から痛い肘だから脊椎関節炎で痛いのか転んでぶつけて痛いのか分からないの』
ふ『びっくりした 心配したよ』
た『ごめんなさい おとなしくしています』
ふーさんはしばらく家にいたんだけど、もう大丈夫だからおとなしくしているから
とたぢまが仕事場に返しました
ふーさんごめんなさい🙏