Jworg公式サイト(8/14付)でも取り上げられていました。
 
ニュース報道でその瞬間の映像などを見られたかもしれません。
本当に酷い事故(事件??)でしたね。
 
 

 
 
私のブログをいつも見て頂いている方なら、私がなぜこの記事を取り上げたか気づかれたかもしれません。(;^_^A
 
 
次の文言ですね。最後の部分。
『ご自分を崇拝する人たちに』
これいりますか?
 
 
はい、たしかに組織側に立ってみれば、自分たち信仰の仲間のことを気遣い(実際は知らんが)、神さまの恵みを望んでいるのだとは思います。その気持ちは間違ったものではないでしょう。あちらが「そういう意味で書いたんだ!」と言うのであれば、そうですか…としか言いようがありません。信者の中に亡くなった人はいなかった。うん、それも必要な情報でしょう。
 
 
しかしさ……
一般の方も多く視聴できる公式サイトの情報としては、あまりに狭量な見方だなぁ…と残念な気持ちになりませんか?神さまがいるのなら、評判下がっちゃいますよ。
 
『愛情深い神が、今回の事故で被害を遭われた全ての人たちに、必要な助けを与えてくださることを確信しています。』
 
…って書けなかったのかな?気づかなかったのかな?誰かアドバイスしてあげる人いなかったのかな?提言しても上層部に撥ねられたのかなぁ?……そんな風に思います。
 
 
レバノン…キリスト教徒も多い国のようですが、やはり半数はイスラム教徒が占めているそうです。じゃあ、被害者がイスラム教徒なら「アンタはエホバを崇拝していないんでしょ?じゃあアラーに救ってもらいなさいよ」とでも言い放つのでしょうかね。ま、JWの青い神さまはそのようなものなのかもしれませんが。
 
 
それにもし、聖書的な視点で、‛救い’とか‛最後の審判’みたいなものがあるのだとしたら、そりゃ最終ジャッジは神さまがするのでしょうからどうしようもありませんが、愛情深い神さまに仕えているんだ!と思って日々過ごしているのなら、我々人間側はその素晴らしさについて全ての人に広めたいと思うのではないでしょうか?全ての人に慰めや励まし、祝福があればいいんじゃないの?わざわざ人間側が敢えて「ご自分に仕える人たちに」などと勝手に裁くような文言を入れなくてもいいのに…全ての人に神の恵みが注がれればいいじゃん、と思ったりします。
 
 
しかしそれを妨げているのが、JW特有の『選民意識』なのでしょうね。自分たちは選ばれている!特別だ!という思いが、神さまの愛情さえも、自分たちの手で勝手に選り分けたり差別したりしてることに気づいてないのでしょうかね。だから、以前にも記事にしたことがありますが、住宅街に飛行機が墜落してたくさんの死者が出たのに、自分たちは集会に行っていたので助かりました!神からの保護を感じました!なんてトンデモ経験が年鑑に掲載されてしまうのでしょう。
 
 
極端な選民意識の行く末は人間らしさを失うこと、人としての心を失うことであることを痛感させられます。
 
 
新着ニュースのほんの少しのフレーズ、僅か12文字の話ですが、JW組織としての資質をよく表しているなぁ…と改めて残念に感じました。細かい小さなことかもしれませんが、最近の私はこういう部分がとても気になる年頃なのです。