寝る前に胸クソ悪いものを見てしまったので、お裾分け。
 
公式サイトの新着に、こどもむけの歌がUPされていました。
 
 
タイトルおよび歌詞は次の通り
 
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『エステルみたいになりたいな』

もしも わたしが エステルなら
モルデカイといた ちいさないえに
それがきゅうに
ペルシャのおうひだなんて
ゆうきが あったよなあ

エステルみたいに なりたいな
エホバのほうしを たいせつにして
エステルみたいに なりたいな
ゆうきだして つかえたいな
エホバを しらない おうさまに
こころをこめて ちかづいたの
ハマンがしくんだ わるいことをとめたよ
わたしに できるかなあ

エステルみたいに なりたいな
むずかしいときにも ゆうきをだして
エステルみたいに なりたいな
こころこめて つたえたいな
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イラっとしたのはこの部分。

 
 
説明までは書いていないので、推測であることを前提に話をすすめます。
 
 
しかしおそらくこの子供の家族は3人。お父さんは未信者という設定です。
 
 
こどものお誕生日でしょうか。お父さんが一生懸命ケーキを作っています。そしてプレゼントをしている場面です。どうしますか?あろうことか『ケーキを受け取ることはできない』と言い放ち、お父さんがショックを受けている場面が描かれています。信者であるお母さんも後ろで突っ立っているだけで、何もフォローもしません。
 
 
誕生日どこまで嫌いやねん!
どこまで子供の自尊心をぶっ壊そうとするねん!
 
 
なんですか?
自分のお父さんがしてくれたことは、ハマンと同様の行いだったんですか?ユダヤ民族を全滅させようとしてたんでしたっけ?それが誕生日ケーキを作ったことと同様だと。歌詞を借りれば、『お父さんが仕組んだ悪いこと』を止めました、という模範例なのでしょうか?
 
 
あのさ。
これは宗教云々の話ではなく、人としての常識/良識の問題なんじゃないですか?人からの好意は快く受け止める、これがこの年代の子供には必要な教育なんじゃないの?!
 
 
深読みしたら、もしかしたら、この背後にいるお母さんが毒なのかもしれません。きちんと証言できているかチェックしているのでしょうか。万が一にもケーキに手を出さないか見張っているのでしょうかね?!もしそうしたら生尻に鞭100発の刑ですか?2世の立場の我々からすると、それはあり得ることだ、と言わざるを得ないですが。
 
 
本当は2枚目の写真にあるように純粋に喜びたかったんじゃないか?でも2枚目と3枚目の間に『青い神エホバ』が立ち塞がって、『お前、オレに従うの?サタンに従うの?どっち?どっちでもいいよ。自由意志だから。ただ俺に従わないとぶっ殺すよ♪』(←これは2世達がずっと抱いてきた感情です)そのように声がかけられて、3枚目の写真のように、自分を殺して証言しているのだろうか……とか考えると泣けてきます。ま、でも組織のビデオですから、『証言できました!えらい!これであなたもエステルのように神に愛されるわよ。』という結論に導きたいのでしょうが。でも実際は今私が家庭で話したパターンが殆どだと思います。
 
 
 
あ~~~
ホンマにあったまきた!!
 
大人はいいよ。
それで幸せなら。
勝手にしとけ。
ただ…
 
こどもに押し付けるな!!
こどもらしさを奪うな!!
こどもが得るべきものを奪うな!!
このクソったれが!!
 
以上が感想です。<(_ _)>
 
 
 
 
 
(おまけ)
少し感情的になってしまったので、ラストは冷静になりましょう。
過去にも語られた誕生日に関するトンデモ経験(インタビュー)を紹介して、今回の記事を終了したいと思います。
 
2016年の大会のプログラムです。

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 話し手: 姉妹が経験されたのは、どんな忠節の試みでしたか?

 

姉妹: それは家族からの反対でした。元々は仲の良い3人家族で愛情をたくさん受けて育ってきました。ただ両親の宗教に対する偏見が強く、直接的にも間接的にも、様々な『迫害』を経験しました。

 

話し手: それは大変でしたね…。姉妹、そのタイプの試みには実に巧妙なものも含まれていましたか?

 

姉妹: はい。例えば、音信不通だった母から突然ランチの誘いを受けました。母と会ってお店に入ると、そこには誕生日のケーキが用意されていました。母は私を試みようとしたのです。私は母に誕生日を祝わない事を伝えると、母は『そんな宗教はおかしい!』『お母さんは悲しい…』と言って、私の信仰を捨てるよう巧みに勧めてきました。

 

話し手: そうだったんですね…。姉妹はどうされたんですか?

 

姉妹: 母は取り乱して大声を上げ、ケーキを潰してしまいました。私は咄嗟に心の中でエホバに助けを呼び求めました。すると、突然、隣に座っていた女性が『もう少し静かにしてもらえませんか?さっきから宗教と言われてますが、何の宗教ですか?』と尋ねてこられたんです!母は怒鳴って、『エホバの証人よ!』と答えたところ、その女性は、『私にはエホバの証人の友達がいます。エホバの証人は良い人です』と言ってくださったんです!それはまるで、み使いの声のようでした♪

 

話し手: 姉妹自身も、それはビックリされましたね~。で、姉妹はこの出来事からどんなことを学ばれましたか?

 

姉妹: その女性はエホバの証人の事をしっかりと信仰を守る芯の強い人たちだと、褒めておられました♪私はこの出来事を通して、一生エホバに感謝してお仕えしよう!

と、心に決めました!また、母と会うため、私はとても不安でしたが、会衆の兄弟姉妹

達から励ましのメールが何通も何通も届いて、電車の中で胸が一杯になったのも忘れられない経験です♪そんな素敵な仲間を持てる私は、本当に幸せです♪♪♪

 

話し手: 姉妹がエホバへの忠節を保てたことを共に歓びます。お話しいただきありがとうございました。

 

(会場 大拍手) 

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