ようやく無事結婚されて何より、というのが感想。おめでとうございます。

 

散々ボロカスに報道してたマスコミがカウントダウン入った瞬間に『おめでとうございますモード』に入っている姿にはウンザリさせられましたが。

 

どなたかがTwitterで投稿されていたのですが、マスコミをはじめ外野の連中が、この4年間必死になって小室氏の‛粗探し’をしていたのに、出てきたのは母親の借金問題だけというのは、ある意味凄いんじゃないか、という意見には激しく同意しました。

 

もし自分が何万人に結婚前に粗探しをされて根掘り葉掘り調べられたら……と思うとゾッとしませんか?たとえ口封じで10人抹〇したとしても封じきれません。(;^_^Aいやいや、今これを読んでいるそこのアナタ!アナタもきっと同じなハ・ズ♪だよね?((笑))

 

 

ってことで、

この問題については色んな方とお話をしていてもなかなか意見が分かれるもので、それぞれの主張を聞くのも興味深いものがあります。

例えばウチの親などはこの件については、割と反対らしく『自分の子供だったらこんな怪しい人間と結婚させるわけがないでしょ?』という考え方です。そうしたスタンスの人も多いだろうし、もしかしたらそれが多数派なのかもしれません。

 

ただ、この問題、どうしても宗教2世問題と被る部分が多くて、小室さん側、眞子さん側、どちらの気持ちも察することができるだけに、『結婚すべきじゃない』なんてセリフは吐けなくなってしまいます。

 

眞子さん側は、『皇室』という中で生まれ育てられ、その中で常に『皇族としてふさわしく生きる』よう徹底的に教育されてきたわけです。たしかに15歳の時(以降)に今後どうするかを決める権利がある、といったルール(皇室典範11条~14条)もあるようですが、そんなもん『じゃあ、皇族やめまーす!』なんて普通言えませんよね。

 

なんかそんな環境を考えただけで被ってきますよね。生まれた時から『エホバ』という環境で育てられ、『証人としてふさわしく生きる』よう徹底的に教育されてますし、脱退する権利は有してるとはいえ基本的には行使できないわけです。ま、JWはそれに加えて『裏切り者には死を』という教育もされてますが。

 

眞子さんに対する『そんな奴と結婚するな』という意見という名のクレームを受けている様は、JW世界の中で『組織を離れることが何を意味するのかわかってるのか!』と恫喝されている様子とダブってしまいます。なのでどうしても眞子さまに対しては同情的に見てしまいますね。皇族を離れることが何を意味するのか、それは頭では理解されておられるでしょう。必死で、または傷ついた状態で一般社会に出てきた『脱』の方の今後の人生を応援したい気持ちと同じものを感じます。

 

一方の小室さん、大変だったでしょうね。相手が皇族でなければそんな苦労することもなかったでしょうに、私はこの話が破談になるんではないかと正直思ってました。でも総バッシングを受ける中よくこぎつけたものだなと思います。マスコミに一切答えない、無視を貫く姿に対しての意見もあるようですが、個人的には『賢い作戦』だったと思います。所詮マスコミですから。何かを発言したら尾ひれがついて伝言ゲームのようになり、格好のエサになってしまう。それをわかってるからあのスタンスだったわけです。無視をされた側のマスコミは返事してくれないことを不誠実だと怒るのではなく、なぜ答えてくれないのか、それを考えるべきですね。

 

実際リアルであれweb世界であれ同じですよね。無駄な議論はしない(論破したと勘違いして、悦に浸っている様子程醜いものはない)、挑発に乗らないことは大切ですね。誠実な質問に対してはきちんと返答すべきですが、基本的に悪意を感じる質問には無視でいいと思います。小室氏の件で言うと、親である秋篠宮さまから何か質問されたならきちんと答える必要はあるが、スキャンダル好きのマスゴミなぞに答える必要はないということです。(ま、誠実な質問に対してさえ、『回答は差し控える』というような態度を示すような某団体などは論外であることは補足しておく。www)

 

少し脱線しました。小室氏になぜ同情してしまうかという件。

これも2世問題と被るんですよ。わかりますか?

では仮に、本人は脱JWをしていたとしましょう。一般の方と結婚することになりました。当然家族同士の顔合わせもあるでしょうし、その前に各家庭で『相手のご家族はどんな感じなのか』という会話もなされることでしょう。

 

その時に…

『向こうの家族さん、エホバらしいんよ…本人は脱退したって言ってるんだけど…』

 

そう言われたとしたら…どうなんでしょうね。もちろん結婚は本人の問題だから関係ないと判断される方もおられるでしょうが、逆に結婚は「家」と「家」の付き合いも意味しているので、警戒されてしまう可能性もあるでしょうし、『実際に』それが原因で破談したというケースも何件か見ています。悲惨ですよね。

 

小室氏の母親の借金問題も似たようなものかもしれません。被ってしまします。要は家族のトラブルが原因で結婚という超個人的な問題についてあれこれ言われてしまう様子は、なにかお気の毒にと思ってしまします。ま、もちろん家が宗教だということと借金問題というのは比較対象にならないのかもしれませんが、『皇族と結婚してその金で借金返済する気だろ!』なんて言われている様はあまりに酷いな…と思ってしまうわけです。実際に眞子さまは離脱に伴う金銭は受け取らなかったとのこと。迷惑な話だと思います。

結婚相手自身が借金まみれなら『綺麗にしてから結婚しましょ』というのも理解できますが、家族が…って話になるとねぇ…そこは難しいんじゃないかな。今回は実のお母さんだったということで注目を浴びてしまいましたけど、これ根掘り葉掘り調べられて、たとえ従妹の従妹が借金してても同じように『小室氏の親戚関係に借金トラブルの闇!』とか見出しにしておもちゃにするわけでしょ?マスコミは。そう考えると不運だったな、思うし同情的にもなってしまいます。

 

一方、お母さんに対しては……『アンタが原因で子供がエライ迷惑しとるがな!反省するなり早く解決せんかい!』って思います。でもこれも2世心理と似てるかもね。ま、私はそこまで思いませんけど、実際に被害に遭われた方からしたら『お前が変な宗教をしてるせいで俺の人生ムチャクチャだよ!どーしてくれるんだよ!』と叫びたくなるでしょうね。それもよーくわかるだけにね…同情的になってしまいます。

 

そんな理由で私個人としては、冒頭に述べたようにこの件については、『ようやく結婚されて何より。お幸せに。』というスタンスです。

 

 

外野がギャーギャー言い過ぎる典型みたいなケースでしたね。

結婚して皇族を離れると言っているのだから、日本人としても何の問題もないでしょうに。

つまり結婚して『小室眞子』さんになるわけですよ。

これがね、万が一、『秋篠宮圭』になるという結婚であるならば、それは全く別問題であり当人同士の意志だけで決定できることではないんです。外野が騒ぐならそうしたケースにおいて是非を問うという場合だけでしょ。私もそのケースならば『反対』という立場を取ると思います。