サロンの手書きチラシ・手作りチラシで集客する方法 -4ページ目

「買って!」と言わずに「欲しい!」と言わせる方法

「買って!」と言わずに「欲しい!」と言わせる方法

 

チラシでは、

「最新のこのパーマは痛みません!」、

「このトリートメントは長持ちします!」、

「うちで使っているシャンプーはとてもさらさらします!」

 

等良いことを言えば言うほど胡散臭くなり信用されない。

 

「本当に今度のパーマ液は今までの中で一番痛まないのに・・・チラシを見た消費者はどうして来店しない(分かってくれない)のかしら・・・」

 

と思っている美容室経営者さんは多いと思います。

 

昔と違っていまどき、ちりちりパーマ、ごわごわパーマなんて、施術している美容室を探すほうが大変でしょう。

 

でも、なぜ信じてもらえないのでしょうか?

 

例えば、あなたが花粉症だとして、薬屋さんに

 

「今年新発売されたこの薬は効きますよ~!絶対に効きます!」

 

と言われたところで

 

「本当かしら?去年も同じこと言っていたし、信じられないわ」

 

なんて思ったことありませんか?

 

例えそれが本当にあなたに効き目がある薬だとしても・・・、そう思ってしまいますよね。

 

言えば言うほど信用できない。

 

胡散臭くなる。

 

では、どうしたら信じて頂けるのでしょうか?そこが知りたいですね!

 

ズバリ!その答えは、

 

読み手を「主導的な立場にさせる」ということ。読み手に「意思決定権を与える」ということ。

 

こちらで決定(断定)しないということが重要になります。

 

消費者に売込みと感じさせない方法

 消費者に売込みと感じさせない方法

 

 

基本的にこのチラシでは、売込みを感じさせないようにしなければなりません。

 

消費者は、チラシを見たときに売り込みと感じると、売り込まれないように、垣根をつくろうとします。    

 

あなたも経験があるのではないでしょうか?ブティックで、あまり気に入った商品もなく、あれこれ見ることを楽しんでいるところに、いきなり店員が現れて、商品説明を始められると困惑する。

 

すると次にとるあなたの行動は、その場から逃げ出すための「ことば」や「行動」を一生懸命に探しだす。

 

そして、心の中でこう思う。

 

「今日は気に入った商品が見つからない私の気持ちを、この店員さんは、わかってないわ・・・」と。

 

ところが、同じブティックで、顔なじみの店員ならば、あれこれ相談できる。

 

その店員の人なつっこい性格も、商品の勉強をよくしていることも知っているから、その店員にあれこれ相談してみたくなる。

 

スタッフの人間味を知っているから、そのような感情を得ることになり、当然のようにタイミングも訪れることになる。

 

また、気に入った商品のいくつかの中からどれにしようか?迷っているタイミングで、店員が現れてそれぞれの商品説明を丁寧にしてもらい、アドバイスを受けるとうれしい。

 

その時「ありがたい」と思うのです。

 

「店員さん、ちょうどいいところに来たわ、迷ってたのよね~」

 

この違いはとても大きい。

 

そして、この全く正反対な感情を導き出した違いは「タイミング」なのです。

 

このタイミングを得やすくするには、スタッフの人間味を知っていることが前提になるのです。

 

そのタイミングを作るベースになる「安心感」、「親近感」そして、「お店のスタッフの人間味」を土台としてしっかり根付かせることで、お客さまの「こころ」への「受け入れ態勢」を作ることができます。

 

その後に、メニュー提案することで、快く受け入れて頂けるのです。

 

 

 

文章の中にちょっとだけ欠点も付け加える

チラシなどに書く文章は、自店の良さをアピールするために良いことばかりを書き並べてしまいがちですが、

 

出来ることならば、文章の中にちょっとだけ欠点も付け加えると、より真実味が増すでしょう。

 

このときに気をつけなくてはならないことは、最初に短所を持ってくるってこと。

 

例えば、

 

「このトリートメント高価だけれど、今までのものに比べるととってもさらさらになるの」と

 

「このトリートメント、今までのものに比べるととってもさらさらになるの、でも高価なのよ」

 

この文章を比べていかがですか?どちらの短所が印象に残るでしょうか?当然後者ですよね。

 

そうなのです。最初に欠点を持ってくることにより、後の文章の長所で欠点が打ち消されてしまうのです。

 

これは、いろいろな場面で使えますので、知っていると便利です。