2016年2月にビーボックス八潮店さんで購入したスゲとコモンのフラグが入海から1年が経過しましたので記しておきます。まずはスゲのフラグから。
たしかにPOPにはスゲと書いてありました。
濃い茶色でしたが先端はパープルらしさがあったので、スゲらしいツートンカラーになる事を期待。入海後そのエダ振りのシルエットも気に入ったため、更に数日後にもう1フラグ追加したほどです。
【2016年6月】
自分でも思わず二度見するほど変化したなと思いました。
乳白色っぽくなりましたが明るいパープルになるのだろうなと空想していましたので。
右側にボリュームがあるのは追加した2つ目のフラグを並べて置きました。
【2016年8月】
先端部分のパープルの発色はそれなりに明るくなってきました。
【2016年11月】
少し伸びたかなと思っていましたが8月の画像を良く見比べると、やや急成長ですかね。
先端のパープルと乳白色のどちらも明るい雰囲気で悪くないです。
コーラルフリークスVol.20にこの個体のワンカット掲載があるので、そちらの方が分かりやすいかも。
【2017年2月】
先端部のパープルさがほぼ無くなりました。分かりにくいですが乳白色からややベージュに近い色に⁉
暗くなった色彩は成長そのものが止まりかけ足踏み状態のようで調子を落としている兆しを受け止めました。
もうひとつは被覆系のコモンのフラグです。こちらも入海1年が経過しました。
当時ブルーのイバラカンザシが居てそれ目的で購入したので正直コモンには興味を持っていませんでした。
【2016年2月】
お店のバンドソーでカットされた輪郭は人為的かつ直線的でその部分は骨格むき出しでした。
自然光で見るとグリーンっぽいですね。この当時はオレンジフィルム撮影ではないのとイバラカンザシにしか興味がなくて入海当時のコモンの色を全く記憶も撮影もしていないという・・・我ながらイカンですね(汗
【2016年8月】
スイハイにお越しくださったナオさんの奥様に『このコモンはウチよりキレイ!』と言われ、色揚がりしたのかなぁ?と思ったほどです。自分ではイバラカンザシしか見てこなかったのでホント変化が分かりません(笑)
そう言われるとパープルのポリプが入海時とは違って眩しいかも。
コモンと言えどポリプ満開でとてもキレイだと遅まきながらこの時に気が付きました。
【2017年2月】
イバラカンザシは生きていますよ。
右上が分かりやすいですがマメスナを飲み込む勢いで、この1年で被覆もそこそこ育ちましたが1月に明らかな色落ちを感じました。(上の画像は数日前に撮影したものです)
先に気がついたのはパープルなポリプが委縮したことでした。上の画像ではパープルのポリプを見て取れますが不調と感じた当初はもっとフラットでした。のちにグリーンも薄くなっていきました。
しばらくポリプもほぼ出さなくなってきたため不安でしたが、この撮影のタイミングでポリプは戻りつつあるところかなと感じます。
それにしても先のスゲのフラグと同じタイミングで悪い方へ変化してしまったのは衝撃的でした。今回は敢えて書きませんが、じつは他の大切に育ててきたサンゴも複数色落ちしています。ただの偶然なら・・・
何かした?というと人工海水の変更です。年明け後に購入し使い始めていました。
そもそもこれ以外に変更したものは一つも無かったのですが、このサンゴの事象は一時的なものか、単なる偶然でしかないのかなと様子を見つつも換水は普段通りの週1回ペースの定量をその後もこの人工海水で換水継続。
他のサンゴでも芳しくないと思われる変化があったので次週からは元の人工海水に戻して換水することに決めました。
まだ戻してから間もないのと換水量が全量比で多くないため全てが元の状態には入れ替わっていませんので人工海水がその全ての理由だと断定するのは早計かつ解釈が乱暴かもしれません。
あと今回の件は人工海水が粗悪ではなく、ウチの水槽環境ではマッチしないものだという事を言いたいので誤解のないように。死んで水槽から取り出したミドリイシは本日時点いません。
でも心が穏やかに水槽を見ていられないのはストロベリーフラグのシアンが短期間で消え去ったことでしょうか・・・
一時期よりも緩やかな回復の兆しを感じる気がしますが、久々に全体的な不調期に入ってしまったようで好ましくない水槽近況です。
元の塩に戻す直前の飼育水をトリトンに出してみましたので数字で見えてくるものがあるかも⁉
なるようにしかならないので各々の生命力を信じて慌てません。とりあえず強がっておきます(笑)