終息していない不調なサンゴたちですが、とりあえず自分のために進捗を記しておきます。
ついに深刻な白化が進行してしまったものが2つ。
下の画像にある右側の淡いブルー系スギはもうじき入海し丸3年です。
【2016年12月撮影】
残念なことに部分的な白化があり、全てを失うのを回避すべくカットすることに。
更にもうひとつ、ナオさんからちょうど1年前に頂いたコレ
【2016年2月末入海】
じつはブルーよりも隣にあったこちらから先に白化が始まったので飛び火したのか⁉
以前ナオさんがスイハイにお越しになった際に『パープルっぽくなってきたかもね!』と茶イシから脱却しそう。と期待をしていただけにカットするのはとても残念。
一番右の1本はわずか1日で白化していました。このパターンは病気ですよね。
土台はいつの間にか海藻まみれでした。
カットするため久々にバンドソーを持ち出しました。上部ホイールを交換したおかげでスムーズな作業ができました。
元の土台も廃棄するので、カットする直前に思ったのはブルーのエダの直径は一般的なフラグのベース部分よりもやや太く見えたので接着する素材がないなと。とりあえず(淡水・水草用)リシアなどに用いるプレートをカットしてみることに。
コレをはじめてカットしましたが切断面から墨汁のような黒い汁が(笑)
不純物が永遠に染み出し続けるような予感がよぎりサンゴ水槽に入れるには危険と判断。
手持ちの用品を捜索したら昔買った未使用のライブロックスタンドを発見!
脚が長いので少しカットしそこへサンゴを接着してみました。画像が青いのは照明が暗くなる時間まで作業に費やしていたからです。
dipは今までやって良かった。という体感は無いので敢えて実施してはいません。
サンゴの生命力を信じたい瞬間を味わいました。
そして24時間経過しました。
ハイ、白いところがあります(泣)
コチラは見事なまで色落ちしましてカット前よりポリプが出ておらず元気がないです。
まさか入海1年後のこの日に残念なレポートをすることになるとは情けない。
翌日、白化は更にやんわりと進んでいるため一旦底へ下ろしてました。
色もかなり危ないです。
遺影にならない事をひたすら祈るばかり・・・ 今週、いや今夜がヤマか⁉
とりあえず祈祷以外の対策としては下記を実施中です。
①換水量多め②照明設定の見直し③ヨウ素の投与④ウェーブポンプ設定変更⑤給餌量の半減
荒んだ心の持ち主だからなのでしょう。なぜか③が一番信用ならない感が高いかも(笑)
使用後バンドソーを手入れしていたらブレードが切れました!
これは不吉な前触れか、あるいはもう出番がないことを悟り自切したのか!?
そのどちらでも無く実際には経年経過なのでしょうけど、何でもいいからゲンを担ぎたい近況です。
(右はバンドソー入手時に一緒におまけで頂いた新品ブレードです)