※北海道旅行2日目に続き3日目も見学したので、両日の写真が混在しています。

ウォーミングアップが終わると土俵上での稽古が始まります。


まずは千代嵐、千代の勝、田岡による申し合い稽古。
夏場所前の稽古ではひたすらぶつかり稽古に励んでいた田岡ですが、申し合い稽古に参加させてもらえるようになったんですね。
しかし全く歯が立たない状態で、自分が確認できた限りでは千代の勝に1勝するのがやっとでした。


夏場所中に右膝を負傷し途中休場、親方の還暦土俵入りにも出られず、名古屋場所は全休…と辛い三ヶ月を送ってきた千代嵐。
回復具合が心配でしたが普通に稽古ができるまでになっていて安心しました。


3力士の申し合い稽古中、目の前で腕立て伏せを行っていた千代疾風。


ちゃんこの準備があるのか目を話している隙にいつの間にか姿を消してしまいました。


ちゃんこ長の千代青梅も2日目は8:30頃には切り上げてしまいましたが、3日目はその時刻を過ぎても黙々と四股を踏み続けていました。
土俵上での申し合い稽古が始まると、写真のように四股を踏みつつ弟弟子達に目を向けていました。
田岡に足を出せ、前に出ろなどと声を掛ける場面も。

やがて申し合い稽古をしていた3力士達のぶつかり稽古が始まります。


千代の勝に胸を出すのは千代翔馬。


翌日は高校の先輩でもある千代皇に胸を出してもらっていました。
髪が大きく乱れ、「頑張っている若い子」という認識がお客さん達に広まっていくのが伝わってきました。


千代嵐には千代の国が胸を出します。
かつて関取の地位を掴むも、相次ぐ怪我で番付を落としてしまっている者同士。
2人に何度でも立ち直れる強さがあるのは、お互いの存在によるものも大きいのではないでしょうか。


田岡には千代大龍が胸を出します。
おとなしい性格だという田岡に兄弟子達から「怒れ!」と声が飛び交います。


千代大龍が踏ん張ると全く前に出られなくなってしまいました。
「ほら、どうした。」と思わず笑ってしまう千代大龍。
体格はさほど千代大龍と変わらない田岡ですが、土俵上では千代大龍がまるでアフリカゾウのように感じられたことと思います。


毛根から元結にかける部分が膨らみ、タマネギ型に髪が乱れた田岡。


千代の勝は横結び風に乱れました。
体力を使い果たしたのかぐったりした様子でした。


ひたすら四股を踏み続け、回数を記録している千代青梅。
まだまだ稽古は続きます…。