慢性骨髄性白血病（CML＝Chronic myelogenous leukemia）とは、９番染色体と２２番染色体の転座によって生じたフィラデルフィア染色体 という特異な染色体異常によって起こる、遺伝性の無い血液のガンである。

かつて、この病は致死性の不治の病であった。通常、発生から６～７年ほどで急性期に入り、発熱・貧血・出血傾向などの重篤な症状を呈しながら死に至る。

2001年に、イマチニブ（商品名：グリベック）という特効薬が開発されて以来、この病気の予後は格段に良くなっている。イマチニブ投与を受けた患者の5年間生存率は89％であり、慢性骨髄性白血病による死亡率は5％以下。つまり「不治の病」ではなくなったという事である。

とはいえ、薬の副作用により輸血が必要であったり、病状如何では骨髄移植が必要なケースも存在するのも事実。だからお願いします。どうか皆様、献血及び骨髄ドナー登録をお願い致します。

献血：http://www.jrc.or.jp/donation/index.html
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どうか一人でも多くの命を救う為、ご協力お願い致します！