【どうする家康】<1>松本潤「鳴かなくてもいいじゃないホトトギス、という新しい可能性見つけたい」

嵐の松本潤(39)が江戸幕府の初代将軍・徳川家康を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」が8日からスタートする(初回は15分拡大)。スポーツ報知では全4回の連載で、ドラマの見どころやキャストの思いを紹介する。初回は初の大河で主演する松本が、家康にどうアプローチしていくのか、その思いに迫る。


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 松本はネタバレだらけのストーリーに挑む楽しさをかみしめている。「誰もが知る武将を1年かけて演じられるのは面白い経験になるんじゃないかな。僕も最初は津川雅彦さん、西田敏行さんが演じていたイメージを持っていた。かっぷくの良いタヌキおやじのような。今回の家康はダメダメなところが人間臭く描かれている」

 大国に囲まれ、常に「どうする?」と選択を迫られる人生。

第1回では、桶狭間の戦い(1560年)にて、家康が仕える今川義元(野村萬斎)に“まさかの事態”が発生。とっさの身の振り方を考えなければならない。「どっちか間違った方を選ぶと死ぬかもしれない。普段の僕らの環境では考えられない。台本に何度も出てくる『いやぁ参ったなあ~』も、どのテンションで言っていいか悩みます」と笑う。

 自身も迷いやすいタイプ。「今日の夕飯はそば食べたいなと思った時『本当にそばでいいのか?』と別の選択肢を無理にでも考えちゃう。Bという比較対象があって初めてAの良さが分かる。結局そばを食べることが多いんですけど、面倒くさい性格なんです」。隣のマネジャーもうなずく。「そこは家康と似ているのかなあ」と思いを巡らせる。

 有名な「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」。実際に詠んだわけではないが、織田信長(殺してしまえ)、豊臣秀吉(鳴かせてみせよう)と三英傑の性格の違いを表す句で知られる。松本はどうか。4秒ほど考えると、「待つほどの忍耐力もないし、鳴かせる自信もないし、殺すほど残忍でもない。『鳴かなくてもいいじゃない ホトトギス』という新しい可能性を見つけたい」と笑った。

 家康になりきる上で一つ懸念がある。三方ケ原の戦い(1573年)で、武田信玄に大敗し、浜松城に逃げ帰る途中、家康は恐怖のあまり馬上で脱糞(だっぷん)したとされる。一昨年11月の出演者発表会見では、信玄役の阿部寛(58)が松本を横目に「三方ケ原に全精力をかける」と怖い表情。織田信長役の岡田准一(42)も「お漏らしした有名な絵もあるもんね~」とニヤニヤするなど、キャスト陣も松本の“動向”を楽しみにしている。

 現時点でこのシーンはまだ撮影していない。松本は「近年では、あの絵自体が当時描かれた物ではないという説が有力になっているんです」と前置きしつつ、「あと、NHKという局でどこまでやるのがいいのか…。そこを含めて…」とリアリティーと放送コードのバランスを心配する。どうする松本!?



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『鳴かなくてもいいじゃない ホトトギス』
上手いなぁ、潤くん!!
鳴きたくないなら鳴かなくてもね。

潤くんらしい👏


三方ヶ原ねぇ。
どうするんだろ?

今の新たな研究では、脱糞はしていない説が有力みたいですが………

どうなるのか………