毎日、暑い日が続いております。
さて、当院の夏の三大行事、水祭りを19日に無事、終えることができました。
猛暑の中、総代様、檀家様が汗を流しながら、色々とご尽力頂きました。
本当に心からお礼を申し上げます。
7月12日の淡島様の夏祭り、8月の盆行、そして、8月第三土曜日の水祭りをもちまして
夏のメイン行事はすべて終わりとなります。
いつかも同じことをお話ししたかもしれませんが、
水祭りが終わると、長かった夏もそろそろ終わりだなと
子供の頃から感じていました。
祭りの終わりに、水棚様の前で全員が読経、合掌します。
今はもうご詠歌の指導をしていた私の母が高齢のため、ご詠歌隊はなくなってしまいましたが、
つい最近までは、この日にご詠歌隊の皆様がご詠歌を詠唱されていました。
日中は確かにまだ真夏の暑さなのですが、
祭りの最後に皆で読経をしているときに吹く夜の風は生ぬるさの中に
はや少し秋の気配を含んでいます。
季節はそうやって気づかない間にゆっくりと移ろい、夏から秋へと向かいます。
哀切なご詠歌の詠唱とわずかに秋の予感を感じさせる夜風、
夏の終わりというのは、いつも、もの悲しさを憶えるのは私だけでしょうか。
ですが、こうして毎年、皆様と無事に三大イベントのトリであるお祭りを
無事に終えさせて頂く度、何とか行事を終えることができたと
心からの安堵と感謝を感じます。
今年もまた無事に夏の大きな行事を終えることができました。
繰り返しになりますが、ご尽力頂いた皆様にこの場を借りまして
心からの感謝をお伝えします。
ありがとうございました。
合 掌