久しぶりの新宿で | 空即是色

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歌うことが好き、見ることが好き、書くことが好き

先月は色々とありすぎる1ヶ月だった(そのことはまた後に書きます)。

 

先日、今年初めてのバンド練習に新宿に行った時、とある交差点でノーマスクの若い男性が目に飛び込んできた。

お!いいねえ、と思って見ていると、彼の目の前にこれまたマスクをしていない女性が近づいてきた。

恋人同士か〜 と思った途端、ふたりは顔を寄せ合ってちゅうッとキスをした。

路チューなんて見たのは一体何年ぶりだろう。

 

以前だったら、あらまあ恥ずかしい、なんて思っただろうけれど、今はその真逆である。

よくやった!!!!

私は心の中で叫んでいた。

 

最近は、少しずつノーマスクの人が増えてきているように思える。

とは言え、まだまだマスク信者は多い。

多すぎる。

 

練習の後は、居酒屋さんに行って反省会と名のついた飲み会。

その宴会が終わって店から出てみると、すでに私以外の全員はマスクをしていた。

私はもうマスクをする気はさらさらなかったので「マスクはしませーん」と言った。

すると、バンマスが「だよね」と言ってしていたマスクをさっと外した。

 

それを見ていた例の医療従者のYさんが、「私ね、マスクのおかげでコロナに罹らなかったのよ」と言った。

バンマスは「マスクには何の効果もないんだよ。罹らなかったのはYちゃんの免疫力がちゃんとあったからだからね」と言ったので驚いた。

なんだ、バンマスはけっこう目覚めているんじゃない!

 

そう言われてもYさんは引き下がらない。

「患者さんのゲロを浴びても大丈夫だったし」と反論を続ける。

バンマスはもっと突っ込んだことまで言い始めた。

「日本は世界一接種率が高いのに世界一の感染率だよ」

私は賛同して「それに、体調不良の人が増えたよね。急に病気になったりとか、ターボ癌とか」と言うと、バンマスもすかさず反応する。

「そう!ターボ癌!!」

まさかバンドのメンバーからこの単語を聞くとは想像もしていなかった。

 

マスク信者の多くは以前からマスクに対して全く抵抗感のない人なのだろう。

Yさんは看護士さんだから、よけいに洗脳が深いのだと思う。