健康はお金では買えない | 空即是色

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歌うことが好き、見ることが好き、書くことが好き

先月と今月、推し活をしてきた。

以前はよくグループで参戦していたのだけれど、最近はもっぱらソロである。

どちらかと言うと、一人で行動することが好きだ。

もちろん、仲間でワイワイやるのも好きなのだけれど、推し活で知り合った人達とはなぜか長続きしないことがわかっているので、無理に推し活仲間は作らないことにしている。

 

ライブ会場に行くと、90%以上の人がマスクをしている。

風邪をひいた推しがファンサのために舞台から降りて来て客席の通路を歩いて回ってくれた時、推しはノーマスク、見ている観客はほぼ全員マスクという、なんとも不思議な光景が広がっていた。

不思議な風景を不思議と思わない人がほとんどだろう。

 

そういった少し不愉快なことはあるのだが、推し活は楽しい。

一人で出掛けて、会場ではじけまくり、運が良ければ数メートル先にいる推しに手を振って、気分良く帰路につく。

推し活は体力と財力と時間がないと難しい。

好きだという情熱だけでは、追いかけ回すことはできないのだ。

この歳になると、特に体力がものを言う。

病気になったり、体調不良では、とてもじゃないがライブには参戦できない。

 

そういえば、酷い風邪をひいた推しがMCで「健康が大事。健康でなければ何もできない」と言っていた。

その通りである。

大金持ちでも健康をお金で買うことはできない。

健康であるためには、日々の努力が必要であるけれども、世の中の真実を知る必要も大きいと思う。

それができる人は、まだまだ少ないわけだけれど…

 

以前の「マジか?!?!?!?!」という記事に登場した友人Kさんは、帯状疱疹のワクチンを2回打ったそうだ。

1回が22000円かかるので、合計44000円なのだとか。

ワクチンに4万円以上出すとは、大したものである。

健康をお金で買っている感覚なのだろうか。

 

で、そのKさんだが、先日のバンド練習の後の打ち上げの時、体調不良だと言っていた。

どうもお腹の調子が悪いらしい。

病院でCTスキャン等の検査をする予定だという。

何事もないといいのだけれど、何しろコロナ枠7回、インフル枠2回、帯状疱疹枠2回を打ち込んでいる身体だから、心配してしまう。

 

以前は一緒に遊びに行ったりしたこともあったKさんだが、最近は彼女と二人でどこかに行こうとは全く思わない。

住む世界が違う人だという意識が強くなってしまった。

推し活もそうだけれど、一人で気ままに遊びに行くのが気楽だと思う今日この頃である。