中国ドラマ これから先の恋 | 明日は明日の風が吹く  ~多発性筋炎の毎日~

中国ドラマ これから先の恋

 

原題 余生,請多指教 2022 全29話

 

  • リン・ジーシアオ役ヤン・ズー チェリストの大学生
  • グー・ウェイ役シャオ・ジャン 潔癖で生真面目なエリート医師
  • グー・シアオ役ジャイ・ズールー ウェイの従弟。 ...
  • ガオ・シー役マー・ユージエ ウェイの同僚。 ...
  • シアオ・シャン役リー・ムーチェン ジーシアオの親友。 ...
  • シャオ・ジアン役リー・ユンルイ
 
 
 
 
Go!Go!シンデレラの片想いに出ていたヤン・ズー再び。
 
こちらのドラマも年の差カップルの話。
 
でも、シンデレラの時と違って男主は若く見える。
 
 
 

ヤン・ズー演じるリン・ズーシャオ(林之校)は音大でチェロを学ぶ大学生。

しかし、父親は彼女が音楽の道に進むのに反対しており、

また学校のオーケストラメンバーにも選ばれず、落ち込んでいる。
シャオ・ジャン演じるグー・ウェイ(顾魏)は、優秀な消化器科の外科医だが、

オペで自分の慕っていた教授を助けることができず、

それがトラウマでメスを持てなくなってしまう。

そんな二人が、ズーシャオの父親の病気をきっかけに知り合い、

お互いに気になる存在となるものの、なかなか前進できないでいる。
というのも、グー・ウェイには学生時代からずっと一緒で同僚のガオ・シー(高浠)

(マー・ユージェ演)が、ズーシャオにはバイオリニストの先輩シャオ・ジャン(邵江)

(リー・ユンルイ演)という、グー・ウェイとズーシャオの両親達が

それぞれの将来の結婚相手にと願っている強力なライバルがいるのであった。

 
 
 
 
 
まあ早い話が、最初はお互いいけすかなかったけれど、
運命の相手とわかり、困難を乗り越えて一緒になるという物語。
正直、よくいえば「伝統的」、でも言わせてもらえるなら
(って言っちゃうけど)、恋愛と結婚観に関しては
「とんでもなく古くさい」概念に支配されている物語で、
他のキャストだったら挫折していたかもしれない。
 
 
ストーリーとしては平凡だが、面白く観続けられたのは、
やはり主演の二人の演技力である。
 
 
 
 
 
これは他の中国の医療ドラマの感想記事でも少し書いているが、
モンスター患者が多すぎる。
 
いや、もちろん日本にもたくさんいるだろう。
 
しかし、そのモンスター度が中国のはあまりにも幼稚で、
「こんなふうに思っている人ってまだいるの?」と結構驚く。
 
ネットでの情報が氾濫していて、正しい情報を得るのも
難しいかもしれないが、それでも全体的に病気や医師などに
対する患者や家族の知識や意識が極めて低く、
病院や医師をすぐに責める態度も、ちょっと日本人の私から見たら、
いくらドラマとはいえ異常。
 
日本や韓国のドラマでもここまでの意識の低さは見られないと
思うので、ある意味中国らしさなのだろうか。
 
それとも単にストーリーをドラマチックにするための演出なのか。
 
 
 
 
少しネタバレになってしまうが、ズーシャオにドイツへの留学の話が出る。
しかし彼女は家族、そしてグー・ウェイと離れたくないので、断念するのだ。
他の音大生が喉から手が出るくらい欲しているチャンスだが、
確かに病気の父親は心配だろう。
 
でもあんなに大騒ぎしていたチェリストを目指す夢も、
そんな程度だったの?と思ってしまう。
 
 
 

まあ、これはよくあることなので、本作だけの話でもない。
カフェのオープン、そして倒産の話は、正直よくわからなかった。

でも、どうでもいい感じ。

とまあ、いろいろと書いたが、恋愛や結婚に憧れを持つ若い世代の方や、

ヤン・ズーかシャオ・ジャンのファンなら観る価値はありである。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
後半はイチャイチャとキスシーンがおおかったなぁ。
 
最後には3歳になった二人の子供も出てくるけど、違和感
があった。
 
二人の子供には見えない演出。
私はそう感じてしまった。
 
でも最後はお父さんの事を思うと泣いてしまった。