※題名変えました。

 

「あーもうっ あいつったら信じられないのよっむかっ


そう怒る真里奈にあたしは「何よ、浮気でもしたの、あの船津先生が!?」と聞いた。


真里奈はギロッとあたしを睨み「そんなの、浮気してるくらいの方が正常よっむかっむかっ」と噛みつく。


『浮気』ぐらいが正常って、そっちの方が異常じゃない・・・どんな神経してんのよ。


「じゃあ・・・ストーカー?


浮気が正常なら、もしや異常というか以上なのは真里奈を愛しすぎての束縛かしらね!?


「あ、あ、あ、あいつってば、あたしが上げた全てのお菓子の袋まで保存してるのよっ あんなのゴミでしょっむかっ


うえー、それは嫌だわ。


看護師の職業に不潔は禁物。

 

何が病気に影響するか分からないもの。


「保存って・・・保存よね」と謎の疑問を返すのはド天然な琴子。


「そーよ、保存!! 医者だけあって、綺麗にカットして消毒した後に保存袋に入れてファイリングされてたわっむかっむかっむかっ


うわー、引くっ!!!! 


ドン引く!!!!!


「そ、そこまで・・・!?」
「そう、そこまで!!」


「愛されてるね、真里奈」
「琴子はちょっと黙ってて!!」


ひっどーいと煩い琴子を見つめてると、思いついてしまう事がある。


「まさか・・・あんたも!?」
「い、いやー、そこまでではないけど・・・」


「入江先生が使った箸とかストローとか・・・」
「そんなのは入江くんがしっかりと分別して捨てるわよっ 入江くんは分別まで完璧なんだから舐めないでむかっ


切れるとこ、そこじゃないと思うけどね・・・。


「じゃあ、あんたは何を大事に保存してるのよ」


「・・・アイスの棒。当たり棒よ、当たり棒!! あの入江くんがあたしに最初にくれたヤツ」


それを聞いた瞬間、思わず・・・
「「泣けるわ~~~」」


と、真里奈と二人で呟いた。

 

* * *

遅くなりまして申し訳ありませんあせる

ちょっと実家を片付けてて、頭が回りません。

今週土曜日にチャットあります。良かったらご参加くださいな。

 

追記

10月28日 コチラでお待ちしてます(いつものemaさん宅です)

今回はカウントダウンではないので、自由に入って好きな時間に退出してください。

ささやかながら、プレゼント企画中です。