歌詞について。 | あ、ヒキガタリビトの部屋

歌詞について。

歌詞について。

人それぞれ
こだわりというものがあります。

ソレが誰にも気付かれないとしても
僕は持った方がいいと思います。

作曲についてのこだわりも
もちろんありますが
今回は歌詞について。

言葉、
めっちゃ選びます。
歌詞を聞いて
何となくでもいいから景色が浮かぶような…
この
何となく…というのが難しい。
ハッキリと景色が浮かぶ歌詞は
僕にとって面白味がない。

分かりやすい歌詞が一般的にはウケます。

目的の違いですかね?

ウケ狙いで音楽を作っている訳ではないので…

…とは言っても
最近の曲は売れている曲でも
オシャレな言葉選びをしているから
世の中、何が何だかサッパリです。

つまり
一般的にウケるからと言って
売れるとは違う。

…で、
僕の歌詞のこだわりですが
基本的に錆びる言葉は使わないようにしています。
今で言うと
インスタやYouTubeがいい例かと。

昔からある言葉を
出来るだけ使いたい。

ただ
意味は深く。

例えば
僕の歌詞で言うと

〜第三者の僕からすればどっちもどっちなどうしようもない2人の関係を終わらせるのは無理〜

普通に読めばそのままなのだけど
この場合の「僕」という言葉には
色んな意味がある。

普通に47歳の自分の事を言うのなら
「私」や「自分」…と言った言葉を使う。

「僕」という子供じみた言葉を使うのは

そんな事、子供でも分かるよ?

…という皮肉の気持ちも込めている。

他にも純粋や無知という意味も込めたりするけど…。

一言一言説明するのは野暮だし
受け手に委ねる所があった方が
僕的には面白い。

きっとほとんどの人の歌詞は
何が言いたいかというと
生きてほしい
…という願いだ。

その中の変化球で
死んでもいい
…というのも作る人がいる。
それはそれでいいと思うけど
個人的にセコイと思う歌詞…というのがある。

有名な歌詞を頭に入れて
否定から入るパターン。

これはね、
聞き手からすると耳を奪われるんです。
ただ
セコイなぁ〜と思います。
戦略的やな〜とつい関西弁にもなる。

色んな音楽を聴くと
色んな事を思います。

この音楽は好きだな〜
これはあまり好みでないかな〜

そんな事を思いながら
僕は音楽を楽しみます。

おしまい。


ロックンロール!