明石の人材育成(その6)高齢者大学校あかねが丘学園
明石市の高齢者大学校あかねが丘学園は、60歳以上の明石市民が学び、人生を充実させる場所でした。
「でした。」と過去形なのは、2023年3月でなくなってしまったからです。
これまで、2000年から松が丘にある松が丘南小学校跡地を使って活動されていました。(それまでは明石公園内や江井島)
2014年からはメインの場所をアスピア明石の生涯学習センターに移しました。
あかねが丘学園がスゴイのは、
・定年退職した男性が
・鎧兜を脱いで学生になり
・仲間を作り
・卒業後も繋がりを持って
・ボランティア活動をしたり
・自治会に参画して地域デビューする
・趣味も身に着けるよ
というもの。
もちろん、女性もですが特に男性はリタイヤ後に人間関係で苦労する傾向があります。
お酒とテレビが生活のメインになるケースもあります。
楽しい活動をしながら、地域のことや趣味を学び、卒業後も生きがいのある日々を送る。
高齢化や地域の担い手不足が起こっている中で必要な事業です。
私は議員のころ、あかねが丘学園の文化祭や体育祭に行くのが楽しみでした。
みなさん一旦学生に戻って、同級生やクラブ仲間と青春を楽しんでおられました
決して高齢者が遊んでいるだけ、高齢者を遊ばせるための事業ではなかったですよ。
明石市はリタイヤ後も日々が充実する仕組みがあるんだよ、ってステキなことです。
復活させたいなぁ。
※23年度から始まる「あかねカレッジ」は全然ニーズと違う、という意見が噴出しています。
対立から対話へ
市政の王道、再び。
中西レオ