明石市盛りすぎ問題 ①面積あたり
明石市が正確じゃない情報を拡散することが問題になりつつあります。
現職議員のころも、行政として恥ずかしい広報は控えるべきだと申し上げてきました。
今後何回かにわたって、明石市のまぎらわしい広報を指摘することで、行政が正しい情報を発信するように改善することを期待します。
また、残念ながら市民には市の情報を鵜呑みにせず、「そんなに旨い話があるものか?」と一旦考えていただけるように注意を促すものです。
その①として、「面積あたり」を取り上げます。
明石市は「都市公園数」「病院数」を「面積あたり」で優れていると喧伝しています。
加古川市長にも指摘されていますが、都市公園や病院の数を「面積あたり」で比較すると、市域面積の狭い明石市は有利になり、山を抱える加古川市や姫路市は不利になるのは必定。
つまり、「自分たちに有利なように条件付けをして、無理にナンバー1を作っている」ということ。
以下は明石市のPRサイトに記載されている情報です。
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身近に公園がたくさん
面積当たりの都市公園の数も、明石市は県内1位です。子供が夕暮れまで遊ぶ公園は、自宅の近くにある方がうれしいですよね。
都市公園の数
1位 |
明石市 |
約8.7か所 |
2位 |
尼崎市 |
約8.2か所 |
3位 |
芦屋市 |
約7.9か所 |
(1平方キロメートルあたり、R3.3月末現在兵庫県提供データより)
病院施設も充実!
コンパクトなまちに充実した施設がある明石市は、面積当たりの病院数が県内第3位。みんなの安心が身近にそろっています。
一般病院の数
1位 |
尼崎市 |
約4.7か所 |
2位 |
伊丹市 |
4か所 |
3位 |
明石市 |
約3.8か所 |
(10平方キロメートルあたり、R2厚生労働省医療施設調査(兵庫県)より)
上記の元情報はこのリンクです。(明石市 笑顔のタネあかし)
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不都合な真実
一人当たり都市公園面積は以下のようになりました。
明石市 一人当たり都市公園面積 6.93㎡ 432カ所
加古川市 一人当たり都市公園面積 7.21㎡ 375カ所
芦屋市 一人当たり都市公園面積 7.25㎡ 145カ所
尼崎市 一人当たり都市公園面積 4.56㎡ 418カ所
国土交通省「都市公園等現況調査2020年」から引用した生活ガイド.comから引用
フェアじゃない前提、通常用いない前提で無理やりナンバー1を作り出すのはやめましょう。
元 明石市議会議員 中西レオ
保育所予約制度を導入するべし、という主張は明石市だからこそ
明石市はまだまだ保育所待機児童の問題を抱えています。
2022年4月で100人の待機。これは全国でワースト3位。
ワースト1位は鹿児島市の136人(人口約60万人)
ワースト2位は千葉県八千代市の119人(人口約20万人)
明石市の好きな「中核市の中では」を当てはめると、ワースト2位ですね。
待機児童対策として、1つは「保育所を増やすなどして、定員を増やす」ことが挙げられます。
明石市も取り組んでいますが、需要に追い付けていない。
もう1つの方法として、「空きを増やす」ことが挙げられます。
では、どうやって??
実は、会社の定めた育児休業(育休)をフルに使いたいのだけれど、フルに休んだ後だと保育所に入れないから育休を切り上げているケースがあります。(イメージ図)
保育所に入れないから育休を切り上げて入所、他の人が入れなくなるという悪循環。
下の図の赤い矢印部分は、社会的ロスとも呼べます。
これを育休後の入所を約束することで、社会復帰のときまで育休を取ってもらう制度。
実施には課題があると思います。
とはいえ、それを乗り越えて挑戦する責任が明石市にはあります。
待機児童が解消していないのに、第2子以降を無償化して更なる待機を生んでいる明石市だからこそ。
待機児童数が上位の自治体が、必死で待機を減らしているのに、未だに3ケタの明石市だからこそ。
「他の自治体は数字のカラクリだ」などと他市を腐す前に、自分たちのできることをやろう。
元 明石市議会議員
中西レオ
なぜ分断したがるのか
明石市のことです。
市長や、市長を支持する人は「反対派の攻撃に遭っている!」と主張されます。
以前は問責決議でしたが、今回は”昨年度の決算不認定”について。
以下のnoteでもあるように、「攻撃に遭っている!」という攻撃が行われています。
特にネットでよくあるのは、「あっちがデタラメだ!」ってやつ。
リアルであるのはもっと単純化した感情的対立。
トランプさんがやったような、”ののしり合い”からは対立が生まれます。
対立を煽った政治家は一定の人気が得られます。
振り回される市民は、必要のない分断にさらされるのです。
もっと穏やかな地域だと思うんですけどね、明石。
中西レオ
明石の人材育成その1
12月に入ってめっきり寒くなりました。
特に明石駅の北は目の前がお堀なこともあって冷えます。
油断してましたね。
11月は気温がまだまだ2桁あったので余裕があったので、装備も甘いままでした。
特に手足が冷たいのなんの。
とはいえ、12月号のチラシを配りました。
演説では、明石市の人材育成について。
特に ”子供に関わる人材” の育成を話しました。
保育士、非常勤教員、スクールカウンセラー、学校図書館司書、学童保育指導員など
市外から移り住んできた方に言われます。
「明石市は学校図書室の蔵書もレイアウトもすごく悪い」
→そうなんです。図書購入の予算はもちろん、選書もレイアウトも、そもそも開館時間・日数も改善しましょう。
そのためには、学校図書館司書(学校司書)をちゃんと配置しないといけません。
ちゃんととは、①1校に1人の専属として、②継続して雇用される環境で、③司書教諭やブックママ、図書委員と協働して、④十分な権限・立場を持って、ということです。
④は一朝一夕にはいきませんが、必要なことです。
学校司書に応募される方は、本が好きで、子供たちに本を楽しんでもらいたい、親しんでもらいたいという思を持っていると信じています。そんな人が力を活かすことができる環境にしたいですね。
『今あるものを活かす』
中西レオ
門限【子育て日記】
ゆっくり急いで日々成長
子育て日記『一蓮成長』2022年12月号
子供の門限って難しいですね。特に門限を設定してこなかった長男の蓮(れん・中2)。7月に21時前まで帰ってこないことがありました。気持ちは分かるけど、連絡はほしいところ。フェイスブックで書き込むと、「それくらい許してあげて(自分もやってきたし)」の声も多く、悩ましいところ。
三男の豪(ごう・小3)は18時が門限。暗くなるのが早くなってきたので、ちょっとでも過ぎると妻が心配顔。
体は大きいけどまだ小3ですので、龍(りゅう・小6)と一緒に出掛けてもらいたいのですが、そうもいかず。
龍は門限を過ぎることはありませんが、一人で明石公園に行くことがあります。友達の陸上競技大会を見に行ったり、朽ち果てた木の中から虫を探したり。
ある日、龍と豪で明石公園のボートに乗る計画を知りました。うーん、なんか心配。「ライフジャケット着ていくから大丈夫だよ👍」って言うからOKしましたが、後で聞くと「持って行くの忘れちゃった♪」って、おいおい。でも、楽しそうな写真を見たら文句を言う気になりませんでした。