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三兄弟、謎のルーティン

ゆっくり急いで日々成長

子育て日記『一蓮成長』2021年1月号

 

子供たちには謎の習慣がたくさんあります。

長男の蓮(れん・小6)は食事のときおかずを全部食べてから白米を食べます。

「ごはんに合う!」ってう感覚はないのでしょうか。

 

次男の龍(りゅう・小4)は靴の中に入った砂を溜めています。豪に「龍は靴の中の砂を出す派?出さない派?」って聞かれて、「うーん、ときどき出すけど基本は出さない派かな」って、どんな会話やねん。

 

三男の豪(ごう・小1)は家の中で常時下着。パジャマがあるのに着ません。そのくせに寒がってコタツの一部みたいになっています。

 

三人に共通しているのが、寝る前に氷を食べること。12月になっても食べています。

唇に氷くっつけて「イタイイタイ」って冗談は毎回。

 

そのうちやらなくなって、やってたことも忘れちゃうんでしょうが、父と母は覚えてるからね!

歩道橋事故から20年

2021年7月21日

 

明石市花火大会歩道橋事故から20年が経ちました。

 

当時のことを知らない若者・小中高校生や、事故後に転居されてきた人も多いので、ときどき発信します。

概要は報道の通り。もしくはWikipedia

 

 

 

当時の現場の状況を思い返して文字にしてみましたが、どうやっても現場の雰囲気は伝わる気がしません。

よって、いくつかニュースに取り上げられない点を綴ります。

 

①凄まじい状況

 

事故発生時の人の密度

1㎡あたり13人~15人

信じられないことが起きた、という証拠の数値として伝えています。

 

②若者が煽った、若者が押したというウソ・デマ

 

なんでも若者のせいにすれば溜飲が下がるのかもしれませんが、デマ。

私は神戸学院大学の現役学生でした。同大学の学生が屋根に上って煽ったとか言われて腹が立ちました。

実際は「屋根に上って救助を求めた」「屋根に上って他人の子供を救出した」そうです。

 

事故直後に警備会社が「茶髪の青年が無理に押したので群衆雪崩が発生した」とコメントしたそうですが、この事故は「群衆なだれ」です。

人だかりの前側の人が倒れることでどんどん次(後)の人が倒れるものですから、後ろから押して発生するとは思えません。

 

 

 

やっぱり当時を思い出して綴ります。

 

朝霧駅下車

ホームから人が溢れている。ホームのキャパを超えている状態。

電車が着いても車両からホームに降りられない。

 

歩道橋の上

18時頃だろうか。駅→海岸の人と、海岸→駅の人はごちゃまぜ。通行エリアを分けるなどしたらスムーズなのに、と感じた。

 

歩道橋の下

花火打ち上げ中、国道2号線と28号線が交わる辺りで屋台のお兄さんが「おまわりさーん!おまわりさーん!」と叫ぶが無視される。

警察官はほとんどが暴走族対策に配置されていたそうだ。

歩道橋は人がぎゅうぎゅう。

 

フェンスを越える

屋台に並行してフェンスが並び、国道方面には出られない。

歩道橋の列、階段部分は少し進んでいる(海岸→駅)が、歩道橋上は全く動きがない。

諦めてフェンスを乗り越え、隣の駅まで約2キロ歩く。

 

サイレン、ニュース

帰宅してニュースで惨事を知り震える。

後で思えばあのエリアは逃げ場のない事故の空気だった。

 

 

 

 

またの機会に詳しく書きますが、明石市として起こした大きな事故です。

市として花火大会を開催することは望ましくないと考えています。

世論というか選挙的には前向きなイベントを推進する方が良いのでしょうが、毎年この事故のことを考えるたびに邪念は打ち消されます。

ようは正しいか正しくないか。人によって違うでしょうが、私にとって花火大会の開催は正しくない。

赤ちゃんを亡くした方の手記を読むたび、団体としての明石市の責任を感じます。

「いつまでも自粛せずに前を向いて」とか

「花火に罪はない」とか

「遺族も反対してない」とか

色々ご意見はあるでしょうから伺います。

 

 

中西礼皇

3/20 報告会zoomアドレス

3月20日の10時より中西レオの報告会を行います。

オンライン配信の要望をいただいており、前半40分を配信いたします。

 

 

 

以下のリンクより参加ください。


Zoomミーティングに参加する
https://us04web.zoom.us/j/73227359311?pwd=N3YxQWFCVklEanJZckdFbUM5YXNPdz09

ミーティングID: 732 2735 9311
パスコード: 8mwLBy

 

 

 

中西レオ
 

議員年金には2つある

議員年金に関する記事を読みました。

これだけ読むと、「議員たちめ、けしからーーーん!」という印象になるでしょう。きっとなるでしょう。

 

その前に、議論の前提となる

国会議員年金と地方議員年金の違いを知ってもらわないといけないな、と思いにけり。

 

 

 

 

 

受給資格を得るための年数とか公費支出割合とかもありますが、明石市議でシミュレーションしてみるのが分かりやすいのでやってみませう。

 

明石市議は年額報酬約1000万円なので、×16%→年間約160万円の掛け金

最短の12年(受給資格)払って1920万円

受給額は記事によると市議は年103万円ほどとありますので、大目に110万円/年とします。月額だと9万円ほど。

1920万円払って110万円/年受け取る→17.45年となりますので18年と考えて、65歳から受給して83歳を超えると元を取れます。平均寿命に差し掛かりそうですね。(女性87.45歳、男性81.41歳)

 

国会議員は年間126.6万円の掛け金(あれ?明石市議より少ないぞ)

最短の10年(受給資格)払って1266万円

受給額は年412万円、月額だと34万円ほど

1266万円払って412万円/年受け取る→3年ちょいで元を取れます。65歳から受給したら69歳で十分に元を取れます。

 

 

なんか、書いてて腹が立ってきましたよ。

 

 

明石市議の受給額がはっきりわかりませんので曖昧な部分もありますが、なんで国会議員の方が掛け金安くて受給額高いのでしょうか。

わけわかんないなぁ。

 

<参考>

国民年金は、年額約20万円の掛け金

最長の40年払って約800万円、受給資格は10年(払込年数によって受給額が変わる)

最長の40年掛けて受給額は年78万円(月6.5万円)、10年ちょっとで元が取れます。

 

 

議員年金については賛否があるでしょうが、国会議員と地方議員で制度が違うのに、十把一絡げで議論されることが一番良くないと考えています。

あと、地方議員のなり手不足と年金は関係ない気がします。

なり手不足も、議会(地域)や報酬によって違いますが、「県議→選挙に出ても勝てない」、「町村議→議員になるデメリット大きすぎる」が一番の原因じゃないかな。

 

なり手不足やら候補者・議員の質向上については、また別の記事で書こうと思います。

 

 

ずっと政治家 明石のキラ星

中西レオ

『「地方議会」のヤバい現実』は確かにヤバい

Yahoo!ニュースに載っていた現代ビジネスの記事ですが、

「 地方議会の衰退が著しい。投票率の低下に加え、地方議員へのなり手不足が深刻で、無投票当選者が増加、立候補者数は定員割れの地方も出ている。議会は高齢化が顕著で、様々な問題が顕在化している。 」という問題提起。(下の方にあるリンクで本文読めます)

 

複数の問題が混在していますので、分けて考えます。

 

①投票率の低下

→深刻です。公職選挙法が難解ゆえに選挙に関わる機会が増えず、関心が薄れていることも原因。

地方議員の活動が見えないことも原因。

投票率低下は多くの課題を生じさせます。

 

②地方議員へのなり手不足

③無投票当選者の増加(町村議会議員)

④立候補者数の定員割れ

→町村議会の議員については、

「有権者から監視されて気を遣って、責任重くて、日常活動は金も時間も使って、という大変な役割を、生活成り立たない給料でやりたがる人おらんわな」

ということ。

公務員の兼業であったり、高知県大川村で有名になった「町村総会」の設置など、色々な方法を実践してみる必要があるでしょう。

今の制度が限界なのだから、国は新しい取り組みに対して費用の補助など支援をすべきです。

 

⑤議会の高齢化

→世代のバランスは必要ですが、「若い=良い」とか「高齢=悪い」というものではありません。

若くても「ザ・昔の政治家」が正しい姿だと本気で思ってる方もいらっしゃいます。(身近なところにもたくさん・・・)

 

⑥無投票当選者の増加(都道府県議会議員)

→「出ても勝てないから出る人がいない」が現実です。

市議選でも「倍率1.2倍程度だから」「1,000票が当選ボーダーラインだから」など、選挙を甘く見て出る人が結構います。

私はボーダーライン2,000~2,500票の市議選に出ていましたが、むしろボーダーライン1,000票以下の選挙の方が大変だと思います。

 

⑦議会が腐ってる

→そうですね。

有権者の関心が低いと腐りますね。

 

⑧女性議員が少ない(国会)

→小選挙区当選者は自民党現職(男性)が多い現状ですので、自民党的には女性を増やすのが大変だと推察します。

とはいえ、各党が賛成した「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」(平成30年法律第28号)に基づき、女性候補者を増やす努力が求められます。

自分たちで通した法律ですので、小選挙区選出の現職男性議員を多く抱える党にも、しっかりやってもらわねばなりません。

 

⑨新陳代謝の不足

→投票率が高まらないと新しい人が出にくい(出ても当選しない)ですよね。

そのためには、議員が何をしているか分からないと興味がわかない

すると、現職議員は議席を守るために議会・議員の活動を見えないようにして・・・

という悪いループになります。

 

どこから手を付けるか?と言うと、「身近な制度、行政サービスに疑問を持つ」ことだと思います。

・保育所の利用料、待機数、施設の新しさ、保育士の加配

・幼稚園の利用料、入園できる年齢(3歳からもあれば、5歳だけというケースも)

・学校施設、給食、1クラス人数、教員の数、制服や修学旅行、夏休みの期間

・病児病後児保育、夜間救急医療、年末年始や連休の医療体制

・高齢者向けの施設・住宅、移動サービス、コミュニティバス

・台風や大雨の際に冠水していないか

 

他の自治体と比較しなければ、良いのか悪いのかわからない部分もありますが、

「これってどうなの?」と思うことから始まると思います。

 

新型コロナウイルスの蔓延で外出自粛が求められた際、

「なぜ諸外国は外出制限等と現金給付がセットなのに日本は給付をしないのだろう?」

と疑問でしたが、

 

「ああ、日本はお金がないのだな。」

と感じました。

 

取り組みは横並びである必要はありませんが、違う理由は説明してもらいたいですね。

 

 

明石市

中西レオ

nakanishireo@gmail.com

 

 

 

 

現代ビジネス記事

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/76676

 

 

同じだけどYahoo!ニュース記事はコメント欄がある

https://news.yahoo.co.jp/articles/eecd800380cf1db5e53c90fccc750bfe4b3090e2