縮小均衡もありかな?実質的な 新規事業をストップします。 | 明石市、加古川市の放課後等デイサービス、児童発達、障害者施設、兵庫明石高等学院の波の家福祉会理事長ブログ

明石市、加古川市の放課後等デイサービス、児童発達、障害者施設、兵庫明石高等学院の波の家福祉会理事長ブログ

兵庫県 明石市・加古郡播磨町にあります、大久保駅前保育所・波の家・アスペ 波の家こどもセンター 理事長 のブログです

僕はずっと、一貫して、事業は縮小均衡ではなく、無理のない拡大再生産を

と言ってきた。

でも、縮小均衡もありだな。

無理をして、拡大したり、不採算部門を続けるために、


採用コストを押し上げ、人材のクオリティーを下げてまでやる必要はないな?


人手不足は今年の四月位から、一層深刻になってきたのは実感してて、


幸い、うちは、何年も前からこれを予想してて、働きやすさや、


人材の多様性を実践してきたから、まだ、余裕だったんだ。


でも、ここにきて、うちでも、採用が難しくなってきてて、


他の同業他法人さんや、他の業種の様子を見てても、


加速度的に人手不足は進んでる。

例えば、身近な例を言うと、


実際、昨日も同業他法人さんの方とはなしてても、「採用のメドがたたない」と言われてたし、

たまたま、今日、イトーヨーカ堂の加古川店に、多分三年ぶり位に


行ったんだけど、店内のテナントに入ってる店の求人情報を掲示する


スペースがあるんだけど、ほぼほぼ全て?と思われるお店が求人を


出してた。

多分、この求人はごく一部。


ここに貼ってある求人以外もいっぱいあるはず。


少なくとも、三年前は数枚しか求人なんか貼ってなかった。

先週も、数年来のゆきつけのお店で、

社長はもちろん、板前さんや、開業からずーっといる女性店員さん


の3人だけで、忘年会シーズンの満員のお店を回してるんだけど、


どう考えても回ってなくて、(昔は五、六人で回してた。)


見かねた常連さんか手伝ってた。(僕も


接待ではなければ手伝ってたと思いますが)


確かに、飲み物のオーダーとか全然通らなくて、一見さんなら怒って帰るレベルだった。(翌日、お詫びの電話を頂いて、料理人さんも、

バイトやパートタイムの人もいくら、求人をかけても本当に来なくて、毎日が

綱渡りだとおっしゃってた。)


あと、七年後には、3人に一人が65才以上の高齢者になる。


僕の年代だと、200万人いた同い年の若い人たちが、今は100万人を


わろうかという時代だ。


こんな時期に、やみくもに事業所を拡大して、採用コストや、その維持コストをあげてまで、


拡げる必要はあるか?という話だ。


冷静に考えると、NOだ。


こんな時期にイケイケドンドンゆくのはバカな経営者のする事。


うちは大きく方向転換します。

既に今年度から実質的な新規事業はストップして、(何年か前から計画してたものはしてますが)


施設を賃貸から、自社にと不動産投資を行っていますが、


来期はさらに、


加速させて、不採算部門や施設を縮小して、施設の統合、集約をすすめて、既存の事業にテコ入れをして、

将来的にはグループホームといった

本当に必要なもの以外は


これ以上には、人手が増えないよう、実質的新規事業はストップします。


さらに、自社所有施設を増やし、攻撃的な守りに入るつもりです。

職員数も250名位でもまわる位にして、家賃負担を減らし、


縮小均衡型の経営にシフトします。


もう、イケイケドンドンと規模を追う時代じゃない。

利用者を集めるより、良質な職員を集める方が難しい時代になる。


経営全体のダウンサイディングを行うつもりです。


うちは拡げる時も速いけど、止めるときはもっと速いよ。

僕は長い間、株式投資なんかもやってきたけど、


おおまけするのは例外なく、深追いするやつ。

僕は、売も買いも、絶対に深追いしないから、

負けてこなかっただけ。

今は深追いする時期ではない。


将来的には200名位でまわる規模かいいな。


これくらいなら、無理や人材の妥協しなくても維持できそう?