こんにちは。
カウンセラーのNAOKO（松宮直子）です
夫の不倫が終わったとしても・・
「また夫が不倫をするのではないか・・」
「本当はまだ不倫を続けているのではないか・・」
「会社の飲み会だとは言っているけれど、女と会っているのではないか・・」
という不安に常に駆られてしまいますよね。
夫の不倫が終わって間もない頃、
不倫が終わって数年経っても・・
心のどこかで
「夫はまた不倫をするのではないか」
という不安が付きまとってしまうこともあるでしょう。
「どうしたら夫への不信がなくなりますか？」
「どうしたらこの不安はなくなりますか？」
と、どうしたらこの「不安」が消えてくれるのだろうか・・
と思い悩むこともありますよね。
ただ、心の傷や不安や猜疑心は、
消そう・・消そう・・と思うほど、消えるどころか大きくなります。
消したい・・思い出したくない・・と思うほど、心の中でくすぶり続けてしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
私はいつもこのようにお伝えしています。
「不安がなくなったら無防備になってしまって、自分の心を守れなくなっちゃうんですよ」
と。
一度でも夫に不倫をされてしまうと、
誰でも
「また不倫をするのではないか？」
という不安は出てきます。
それは、自分の中で
「想定外のことが起きてしまったから」
想定外のことが起こると、人は誰でも心が深く傷つきます。
信じていた人の裏切りって、心の破壊力が半端ないですからね。
この世にたった一人取り残されたような感覚にもなるでしょう。
今まで一緒に居たこの人はいったい誰なんだ？と、
夫が全くの別人に思えるでしょう。
それこそ、人間不信になっても無理もないことなんです。
この心の傷は、「安心」という積み重ねをしていかない限りは、
なかなか消えることはありません。
全て消えるということはきっとないでしょう。
ただ、思い出す回数や夫に対する見方や捉え方などが変わり、
心が楽になっていくことはあります。
まずは、「夫を疑ってしまう」という真実をしっかりと認めてあげましょう。
「これだけの裏切りにあったのだから、信じられなくても無理ないよね。」と。
夫を信じたい気持ち。
本当はもう不倫はすることはないだろう・・という頭の片隅で思う気持ち。
それでも、やっぱり夫はまた不倫をするのではないか・・という猜疑心。
どの気持ちも、「真実」なのです。
どの気持ちも消す必要もなく、どの気持ちも大事に抱えてあげましょう。
絶対に信じる！信じないといけない！
と思うことは、「無防備」になるのと同じ。
疑う、不安になる、猜疑心に囚われてしまう・・
ということは、ある意味、自分を守るために出てきている感情でもあるのです。
無理に消す必要はなく、どの気持ちも抱えながら、
少しずつ自分の心を軽くしていく工夫をしていく。
そうすることで、自然と疑いの心は昇華されていくのです。
少しずつ少しずつ自分の手から離れていくのです。
その分、自分の手の中に新しいものが入っていきます。
それは今まで手にしたことがないものかもしれません。
苦しいのは辛いけれど、
自然に出てくる感情に背けば背くほど、
心に反動がきてしまうものです。
どんな感情も、自分が確かに感じている感情であるのならば、
その感情も受け入れてあげましょう。
１人で抱えているのが辛いときは、誰かに一緒に抱えてもらいましょうね。
そのために、人って存在するのではないでしょうか。
支えて、支えられての関係を大事にしていきましょうね。
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