三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。

超一流は人の話を聞いて工夫する。

 

羽生善治 (将棋棋士)

 

 

 

 

 

 

 

こんばんは。

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます。

 

 

 

前回 の続きです。

 

 

 

 

 

 

ドクターの指示により休職に入りました。

 

 

 

ところが、

妻は実家、私は一人ぼっち…

 

 

 

誰もいません…

 

 

 

仕事は出来ない。

人に会いたくない。

 

 

 

何をしていいにかわからず

とにかく寝ていました。

 

 

働く事は出来ず、

会社から給料も出ないので

国からの補助金で生活。

 

 

 

薬の服用の日々。

 

体調は芳しくなく副作用に苦しみました。

 

 

 

 

副作用により20キロ増加し激太り

犯罪者のような目つき

 

 

 

そして一年が過ぎようとした頃、

会社から一通の手紙がきました。

 

 

「休職期間満了の為、退職扱いになります」

 

 

まさかの　　「解雇通告」

 

 

 

 

あまりのことに理解するのに時間を要し、

労働相談をし事態を把握してからは、

当然納得出来ず労災申請をしました。

 

 

 

(労災の詳しい記事は→コチラ )

 

 

その後、

労災の棄却、体調不良、離婚。

慰謝料の支払いもあり、借金だけが残りました。

 

 

離婚により、完全に1人ぼっちになって、

 

 

精神的にはどん底です。

 

 

2010年春。

生きているのはもう無理と思い、

親族や友人に

 

「遺書」

 

を書きました。

 

 

 

当時のパソコンには

「自殺フォルダ」

がありそこには

自殺方法のリンクがまとめてありました。

 

 

 

結局は実行に至りませんでしたけれど、

生きている事に対しての気力は全くなし！

 

 

数か月はその状態。

この期間は記憶があまりありません。

 

 

 

 

 

通院はし薬も服用していました。

心療内科の社会復帰プログラムも受けました。

 

 

 

 

そして、

段々と、どん底からは脱出し始めたんです。

 

 

その理由は、

 

仲間や母親の存在です。

 

 

 

みんな元気で前向きな人、

そして親より先に自らあの世を選択した自分に

恥ずかしくなりました。

 

 

 

 

 

 

落ち込んでる場合じゃない！



 

もっと元気になろう！！

 

 

 

そう思うようになりました。

 

 

 

 

そこからは、何とか気分を明るくする為に

たくさんの人に逢うようにし

サーフィン、釣りなどの趣味にも没頭。

 

 

 

 

 

 

体調も戻り始め、

エキストラや派遣の仕事も少しずつ始めました。

 

 

気持ちも前向きになり自分でも

 

「あ～何か変わってきたな」

 

と自覚し始めました。

 

 

この頃から、

ドクターに「薬を減らして欲しい」とお願いし、

投薬の量も減らしました。

 

 

 

 

そして、

「遺書」を書いてから半年後の2010年9月に

民間ですがカウンセラーに使える資格を取得。

 

 

 

 

そこからはさらに気持ちが前向きになり

明るさがどんどん増してきました。

 

 

 

 

カウンセラーとして

イベントなどに参加し

活動も少しずつ始めたのです。

 

 

そこでカウンセリングをしたお客様から

 

「ありがとう」

 

「元気になれた」

 

「話しを聞いてくれてありがとう」

 

と嬉しい声が集まり始め

 

 

 

「あ、自分は人の為に役に立てる！」



 

 

そう思いました。

 

 

 

おまけに仲間達からは

 

 

 

「がんばれ」

 

「大丈夫だよ」

 

 

 

とたくさんの励みになる言葉をもらい

嬉しくてたまりませんでした。

 

 

 

その頃、ドクターからは

「自分で治ったと思って無理はしないでください」

 

 

「薬もこの先2年位は飲む事になります」

 

「油断はしてはダメです」

 

 

このように言われました。

 

 

 

そこで私は

「あと2年も薬飲むのなんてゴメンだな」

 

「自分の体は自分で何とかしよう！」

 

 

ここで「覚悟」決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「自分で何とかする！」

 

 

 

「絶対にする！」

 

 

 

 

 

 

そう思い、自分で薬を減らし、

通院も自分でやめました。

 

 

 

 

これは、

うつ病では本来一番やってはいけない事でしたが、

再発してもいいから

 

 

「自分で治す」

 

 

 

そう「覚悟」を決めたのです。

 

 

 

 

 

そして2010年をもって、

通院、薬の服用を自分の判断でストップ。

 

 

 

 

「病は気から」と言われるように、

自分の気持ちを前向きにすれば

大丈夫と思ったのです。

 

 

 

そして7年の闘病の末

 

「うつ病克服」。

 

 

 

治るきっかけは

もちろんドクターと薬のお陰で回復にました。

 

しかし最後は

自分の気持ちの持ち方で克服したと思います。

 

 

 

そして、2011年2月、

初めて個人カウンセリングのお申込みがありました。

これは、本当に嬉しかったです。

 

2010年春までは

私がカウンセリングを受ける側。

 

今では逆の立場になっている事に正直驚いています。

 

 

 

 

そこから少しずつお客様も増え始め、

現在までに1000名以上のカウンセリング。

 

 

 

たくさんの仲間がいてくれたお陰で、

私は今のような健康的な体と心を取り戻す事が出来たのです。

 

 

「人は一人では生きていけません」

 

 

 

それを本当に実感しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その仲間がいなければおそらく私は

「この世」にいないと思います。

 

 

 

 

 

 

そんな仲間達には本当に本当に

 

 

 

「ありがとう！」

 

 

 

 

の気持ちで溢れています。

 

 

「うつ病」から学んだ事

 

・命の大切さ

 

・仲間の大切さ

 

 

これを学ぶ事ができました。

 

 

 

 

 

 

長文

 

最後まで読んで頂き

　　　　　ありがとうございました。

 

 

山口博之