経緯。 | 星屑ノイズ -STARDUST NOISE-


あれから
11月にうつが再再発してしまった。
3日間ほぼ寝続け、一食も取れなかった。
しばらくはTVも本もピグも何も出来ない状態だった。

そして、病院を転院した。
もともとの見立ては躁うつ病だったが、
転院先では適応障害ということになった。(雅子様がなってるやつ)

オレの場合うつが強く出ると、とにかく過眠になる。
ひどい時は毎日20時間以上寝て、通常時でも12時間以上は寝る。
だから一ヶ月が働いてる時の何倍ものスピードで終わってしまう。

2回目の休職から、はや7ヶ月が来ようとしているが
そんなに経過しているのが信じられない。

いろいろとブログに書いてきたが、
体調が変わってくるきっかけは意外な行動からだった。

2月の終わりに久しぶりに会社に面談に行った。
2時間説教みたいなのをくらった。
何で病気が治らないんだ、やる気あるのか?的な。
久しぶりにものすごく腹がたつという感情が出てきて
制御できなくなった。

そして10年数年ぶりにスロットへ行った。
そこで6万負けた。完全にヤケクソになっていたのだ。

前回ブログにも書いたが、金銭問題は大きな悩みの種だ。
傷病手当金をもらいながら、
会社に税金を65,000円、家賃駐車場に7万払いながら暮らしている。
光熱費や携帯などを入れると、食費分は足りない。

かなり削りながら暮らしていたつもりだったので、この負けは絶望的だった。
その夜、情けなくて泣いた。

なのに翌日、残りの僅かな有り金を全て使って、勝負に出た。
5万取り戻した。

それによってだんだんと、スロットに依存するようになる。
席が空いてなければ、どの店にでも移動して打った。
光と音の刺激が強く、精神的にも喜怒哀楽が次々訪れるので辛かったが、
最初は精神安定剤を使いながらでも、打った。

何もない毎日。何もできない毎日。何もしたくない毎日。
そんな中で、スロットは輝いて見えたのだ。
日々何かワクワクすることがあり、外に出る理由ともなった。

彼女は私とスロットどっちを取るのか?と別れまで迫った。
スロットを辞めます、と宣言しても毎日通った。
完全に依存していた。
だが、そのおかげでだんだんと昼前には起きるようになり、
昼寝の時間も減って行った。起きている時間が増えたのだ。

結局有り金全て亡くなり、トータルで10万くらい負けた。
家賃も払えなくなり、トータル110万借金がある親にまた金を借りようとした。
スロットのこと伝えてないが、今度は10万円を貸すのではなくあげる、となった。
ホントに大変だろう、と。

親は年金暮らしである。
これを機にスロットからだんだんと足は遠のき、ほぼ行かなくなった。

そしてある程度外に出れるようになり、
睡眠時間もマシになってきた勢いのまま、
転職サイトに登録し、職を軽く見始めた。

いま休職中の会社に戻っても、再発の可能性は高い。
でも、新しいところで、新しいことをやるストレスの方がはるかに大きいかもしれない。
悩みながらも、ひとつの材料として職を軽く探してみようかと思ったのだ。
何かしらの前進に繋がるかもしれないと。


つづく