実家に帰ると、いろいろなモノが眠っている。
当然、買った記憶の無いモノも含む。
今回紹介するのは、The Rolling Stones のソ連盤LP(アナログ)。
決して”ロシア盤”ではない、正真正銘の”ソ連盤”。 何せ、旧ソ連時代に、ハバロフスクのレコード屋で自ら購入した代物だから。(91年2月購入)
大切に保管していたので、盤の状態はすこぶる良いが、ジャケは売られている頃から若干ダメージあり。これを買っているとき、周りのソ連人たちが、変な目で見ていたのを思い出す。
メロディカ社というところがリリースしている。
内容は、初期ナンバーの編集盤で、「Time is On My Side」などを収録。 まだメロディーメイカーとして開花する以前の曲。 レア曲・レアテイクは無い。
今の自宅には、アナログプレイヤーが無いので、実家にあったコロムビア製のポータブルレコードプレイヤーで再生。
このプレイヤーも曲者で、”コーネリアス(小山田圭吾)モデル”。 母親に箱を捨てられてしまったのが悲しいが、スケルトンタイプのCOOLなヤツ。
かけてみると。。。おお、イギリス文化と旧ソ連テイストと日本のクラブが混在した異様な雰囲気が。。。かもし出されるはずもなく、アナログの暖かい音が部屋に広がる。
子供がもう少し大きくなったら、アナログも実家から自宅へ移そう、と決意。