ガンガン聴きまくるぜ!


1枚目、Kraftwerk 『THE MAN・MACHINE』


テクノの元祖的存在。 聴いたことがなくても、ジャケ写を見たことある人もいるかも。 男の化粧の失敗例か? 

78年発表の名盤。 アルバムといっても6曲しか入っていない。 全体的に曲が長め。 8分を超える曲もある。

バックに、20世紀中期の東欧の工場のフィルムを流すとピタリとはまりそう。 21世紀の凝ったテクノからすると、非常にスカスカな印象を受けるが、当時はこれが新しかったのだ!


2枚目、The Motors 『Airport - The Motor's Greatest Hits』

70年代後半のパワーポップバンドの代表格(なのか?)のベスト。

そもそも、パワーポップって何だ??? ある程度爽やかで、ギター中心(できれば2本ほしい)の厚めのサウンドで、鍵盤もあったりして、更に下手でもハモろうとしたりして。。。何か、AORやパンクほど極端ではない、ちょっとした隙間に位置する音楽、とでも言おうか。

Billy Joel風に聴こえたり、佐野元春風に聴こえたり、まあ、どっちが先かは別として、そんな感じなのである。 OLDIES風の曲に至っては、節操の無ささえ感じる。

表題にもなっている「Airport」は、彼らの代表曲で、全英#1ヒットになったらしいが、はっきり言って知らなかった。


3枚目、Cherry Poppin' Daddies 『Ferociously Stoned』

”ネオスウィング”というムーブメントがあったらしい。 しかもそのムーブメントの中心だった彼らの最初のアルバム(インディーズ)。 90年発表。

今も入手可能(国内未発売なので、輸入盤のみ)なのだが、何故かジャケ写が変更されている。(画像は旧ジャケ) マニア心をくすぐるぜ。

本作では8人編成。 3本のホーンセクションをフィーチャーしたご機嫌なスウィングナンバーが続く。 アルバム全体を通じて止まることなく踊らされる。 いいぞいいぞ。

他のアルバムも聴きたくなったが、残念ながら我が家にはこの1枚だけ。 よし、中古漁りだ。

それにしても、「Shake Your Lovemaker」って曲、「Sweet Dreams(Are Made of This)」に似てないか?

 

4枚目、JAPAN 『Souvenir From JAPAN』

打って変わって、けだるい。

これは、89年発売のベスト盤(輸入)。 もう何十回も聴いた。

JAPANは、"デビシル"ことDavid Sylvian率いるイギリスのバンドだが、最初は本国より日本での方が人気があった。 解散ツアーに、土屋昌巳(一風堂)が参加したことでも日本では有名。 のちのネオ・ロマンティック・ブームの走りとも言われる。

JAPANが解散してから、もう四半世紀が経とうとしている。 そりゃあ、デビシルも歳を取るわけだ。 最近はとうとう写真ではなく、絵での登場になってしまった(涙

そういえば、さっきのKraftwerk が男の化粧の失敗例とすれば、こちらは成功例だ(一部例外あり)。


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