2014年!決定!よかった!BLCDベスト9!~第9位→第1位~ | 半腐女ry生活?

半腐女ry生活?

腐っているような腐っていないような声優&アニメヲタが送る感想ブログ。
(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

皆様、こんばんは!
いつも当ブログへお越しくださりありがとうございます<(_ _)>
管理人のノルアです。


この時期がやってまいりました!
このBLCDが良かった!2014を発表したいと思います。
つい最近2013を作ったような、もう随分前だったような・・・なんて思い出していると1年経ったのだな~としみじみ感じますね。


いつもお越しいただきお読みくださる皆様、本当にありがとうございます!<(_ _)>
このようにまた1年続けてこられたのもひとえにお読みくださる方がいらっしゃるからです。
楽しんでいただけていましたら幸いですし、なんだこれは!と思わせてしまっていましたらすみません。次がございましたら楽しんでいただけるように頑張りたいです!


毎度のことになっていますが注意事項を。
管理人の好きな作品を並べるランキングです。
入っていて当然の作品が入っていない可能性が大です!!!
へぇ~そういう趣味なんだ~という程度の目で読み流せる方のみご覧ください。
あと、全く参考にはなりません。



感想を書いたものはリンクを張っていますので、もしよろしければ併せてお読みください^^



対象作品は2014年1月~12月までに発売された作品の内私が聴いた50作(うち付録4作)から更に番外編作品と付録を抜いた43作です。
(フィフスアベニューより発売された番外編を加えるべきか悩んだのですが、フルボリュームの作品を中心にご紹介したいので入れませんでした。ですが私が聴いた3作(「恋まで百輪」 「悪人を泣かせる方法」 「手を伸ばして目を閉じないで」 )はどれもとても良かったです!!!)



長文です。ご了承ください。
では、よろしければどうぞ<(_ _)>






第9位



ドラマCD between the sheets/作者不明
¥価格不明
Amazon.co.jp

between the sheets
2014年1月31日発売 原作:橋本あおい
浜田賢二×阿部敦


ランキングに入れるか番外編に入れるか悩んだのですが、ランキングに入れようと決意したのはハマケンさんが紳士な役を素敵にこなされていたからです(*´∇`*)
ラグジュアリーな攻めっぽい攻め自体久々に聴いた気がしますし、それがハマケンさんだったから余計に嬉しかったです。
阿部さんは昨年たくさんBLCDにご出演くださいましたが、かわいこちゃんの役が圧倒的に多かったですよね。あとはしっかりしていてもどこか抜けているとか。
個人的には受けならばツンとした美人さんが聴きたかったので、本作には大分それを叶えてもらえたかな~と思っています。心の中はぐるぐるしていて余裕がないので聴き終わった後は可愛かったなと思うのですが、お客さんを前にしてのバーテンダーの顔を見せる取り澄ました雰囲気なんかは、あーめちゃくちゃにしたらどうなるのかなーと品のないことを思いながら聴きもしました(ぇw)。
登場人物の少ない作品ですが、脇を固める山中さんと樋口さんも声に色気のある方々なので作品との調和が見事で良かったです!






第8位



テンカウント (1) (ディアプラス・コミックス)/新書館

¥648

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テンカウント 1
2014年12月18日発売 原作:宝井理人
前野智昭+立花慎之介


実はさほど期待していなかったのですよね。個別感想にも書きましたが、原作も1より2になってから全体像が見えてきて面白く思えるようになったので。1巻と2巻両方収録されれば気持ちは違うだろうけれど・・・と冷めていたのですが、聴いてみたらイメージ通りでありつつなんとなく違うような不思議な味わいがあって楽しめました。
脇キャラの声優さんがぴったりだったことも大きいかなと思います。全部ひっくるめて1作が出来上がるという根本的な部分の大切さを改めて感じました。






第7位



BLCDコレクション 新庄くんと笹原くん/ムービック

¥5,184

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新庄くんと笹原くん
2014年6月27日発売 原作:腰乃
吉野裕行+小野友樹 前野智昭+岸尾だいすけ


面白かったけれど「鮫島くんと笹原くん」には及ばなかった・・・と完結していないこともあってか聴いた直後は思っていましたが、今は楽しい作品だったという気持ちに変わりました。
後々思い出してみると面白いなんて不思議ですね。それだけ会話のテンポの良さや呼吸の合わせ方が記憶に残っているのでしょうし、こういう普通っぽく演じる中に細かな技を入れている作品を聴くと声優さんの手腕を存分に見せていただいた気がして私の中で非常に価値あるものになっているのでしょう。
さあ!続きはいつ聞かせていただけるのでしょうか!早くお出しなさい!(←なぜに命令口調w)






第6位



スメルズ・ライク・グリーン・スピリット SIDE A/CROWN WORKS

¥3,240

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スメルズ・ライク・グリーン・スピリット SIDE B/CROWN WORKS

¥3,240

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A
スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B
2014年3月28日・5月30日発売 原作:永井三郎
松岡禎丞 羽多野渉 吉野裕行 遊佐浩二 他


聴いていてとにかく色々考えさせられました。AはリピできましたけれどBはリピできていません。けれど、リピしなくても心に残っているシーンや台詞がいっぱいあり、生きづらさや生き方、その形を見せてもらった感があります。
松岡さんの体当たりな、振り絞るかのようなお芝居にとても引っ張られました。もがきながら自分の人生を掴もうとする若者の心が痛いくらいに伝わってきて、素晴らしいものを聴かせていただきました。
柳田@遊佐さんも素晴らしかったです。母親に自分をわかってもらえなかった彼はどこかで成長が止まっていてあることをきっかけに暴走してしまうのですが、心が痛かったです。助けて助けてという声が聞こえてくるようで、でもどうにもしてあげられなくて。迫られている三島@松岡さんの視点で聴いていると身の危険を感じる緊迫したシーンなのですが、それ以上に柳田を思うともどかしかったです。彼はあれからどうなったのでしょう。






第5位



ドラマCD「囀る鳥は羽ばたかない」第2巻/フロンティアワークス

¥4,860

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囀る鳥は羽ばたかない 2
2014年9月24日発売 原作;ヨネダコウ
羽多野渉×新垣樽助


期待を裏切らない安定の第2作でした。
2だけの評価なので5位という位置になりましたが、良作だと思います。
本作では矢代の過去が明らかになり、2人は岐路に立ったような気もしていますが・・・さて次回作はどうなるのでしょう。











りんご第3位ラムネ



花のみやこで/Atis collection

¥3,240

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花のみやこで
2014年3月28日発売 原作:宝井理人
日野聡×野島裕史
小野友樹×武内健


「花のみぞ知る」のカップルに関しては私は好みではありませんが、辻村@日野さん×蓮見@裕史さんの方のお話は定番ながら良い出来で好きです。短いのが残念ですがよくまとまっていましたし、お2人の声の相性も良いのでランクイン。
切ない話、いいですよね。お2人の声が切なさを引き立てているとも思います。
未練を残したまま前に進めない、でも進もうという風に形が変わっていく心模様を表した日野さんのモノローグはぐっときます。たまりませんね!!!











ハート第3位ハート



くちづけは嘘の味/インディーズレーベル

¥3,086

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くちづけは嘘の味
2014年4月25日発売 原作:サガミワカ
森川智之×興津和幸


面白かったです!ラブコメなのでツッコミどころも多いですがスルーして楽しめました(笑)。
とにかく興津さんの七変化にご注目!芸達者な声優さんはそれを生かす役を聴けると得した気分になります。
和智@森川さんは社長なのにどこか抜けていて(槙尾@興津さんに入れ込んで大金を渡してしまうなんてこと自体もうだめですよね(^^;)・・・いや、社長故にそれくらい気持ちにゆったりした部分があるのかもしれませんね。あれいや・・・でも青年実業家はもっとガツガツしているイメージなのでそれも違うのでしょうか・・・。
まあ要するに、和智を骨抜きにする槙尾の魅力が素敵な作品ということで!
起承転結もありますしHもえろいですし、1枚で何粒も美味しかったです♪
それから、後半の詐欺のエピソードはちょっとスカッとしました(笑)。
私が常に探している「1枚で楽しめてお得感のある作品」という意味でしたら1番です!











キラキラキラ第2位キラキラキラ



BLCDコレクション それでも、やさしい恋をする/ムービック

¥5,184

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それでも、やさしい恋をする
2014年10月31日発売 原作:ヨネダコウ
森川智之×野島裕史 石川英郎+野島健児


リアルさが好きです。
裕史さんの出口の演技が好きなのもありまして・・・ちょっと贔屓な面もあっての2位な気もしますが・・・(^^;。
結構この作品って内容自体は普通だなと思います。(普通というのは、あくまで一サラリーマンの中のドラマチックを描いていて、大きな事件が起きたり場面や場所がたくさん変わる話ではないという意味です。)

コミックスだとヨネダ先生の絵があってカット割りや台詞の入れ方と絵の関係など全てをひっくるめてお上手なので特別になりますけれど、CDはそれがないので演技の上手くない方が演じたら起伏なく進んで退屈しそうな気さえします。
声優陣が皆さんすごく良かったので作品の本来の輝きが音にもしっかり乗っていてすごく楽しめました。
人間関係によって左右されたり、場所によって色々弁えたり、状況がムードを生んだり。微妙な空気の変化がお芝居に乗っている作品だと思います。











きらきらお気に入り第1位☆オススメ☆きらきら


DRAMAtical Murder DramaCD Vol.3/インディーズレーベル

¥3,780

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DRAMAtical Murder DramaCD Vol.3 Mink×Aoba
2014年11月26日発売 原作:Nitro+CHiRAL
松田健一郎×私市淳


もしかしたらBLCDランキングという意味ではかなり裏切ったかもしれません。その1枚だけで全部を知ることのできない作品、特にゲームというCDとは別媒体の作品からの派生を上位に置くことは同じBLであってもとても迷いました。でも、本当に感動したのです。幸せな気持ちになれた一作ででもうそれ以上の言葉はいらないかな、と。
1回聴いてからしばらく毎日毎日聴いていました。それくらいお気に入りです。

蒼葉@私市さんが魂の夢を見続けたことで、ミンク@松田さんは一人で問題を抱えていたはずがもう一人ではなかったのだと気づくのですが、なんだかそれが不思議と心にすっと届きました。
人によってはオカルトチックに見えるかもしれませんが、蓮@竹内さんが蒼葉とミンクだから起きたことではないか?と仮定していたのでそこに落ち着くことができればお楽しみいただけるのではないでしょうか。私はこの内容自体好きなのですけれど。
あとはもう以前感想文に書いたことの繰り返しになりますが、ミンクさんが蒼葉に優しくて嬉しくなりました。素っ気ない低音もいいですが、松田さんは愛情いっぱいの様子を表現するのがお上手だと心底思いました^^






以下辛口批評が含まれますので苦手な方は回れ右してください。






いかがでしたでしょうか。ランキングを作ってみて思ったのは、ほぼ無難だったなと。
この作品が入っていないのはなぜ!?とツッコまれそうな部分もありそうですが、ランクインした作品は大凡話題作だったように勝手に思っています。要は、今年は好き嫌いは別として良い作品はどなたが見ても良かったのではないかと思います。
毎度書いていますが私は大作よりも1枚でまとまっていて面白い作品を探しています。ところがそういう掘り出し物とかめっけもんと言われるような作品にはほとんど出会えませんでした。
最初から期待値の高い作品は発売後もそのままの評価を受けていて、ある意味順当で堅実な結果なのかなと思い、制作側の出すからには売る!という気迫が感じられました。今の世の中を反映しているようにも思いますね。
一方でこれはCD化に相応しいのだろうか?と疑問に思う作品の発売も個人的にはありました。
私は2007年くらいから2011年くらいまでの作品が特に好きでリピ回数もダントツなのですが、こうしてまとめてみると、現在発売されているCDも良作は多いのですよね。過去に比べれば今の方が多いくらいかもしれません。ではなぜ最近の作品が私の中で特別なものになる率が低いのかと言えば、やはり小説のCD化が少ないことがまず挙げられるでしょう。

一時BLCDが月1、2枚しか発売されない時期もあり本当にどうなってしまうのか不安でした。しかし今はまたたくさんのCDが発売されています。
加えて、今までBLにご出演なさらなかった声優さんや、新人声優さんでもお上手な方が次々ご出演くださって、濃密にお芝居を聴くことができたのはすごく嬉しかったです!今年もあっと驚くサプライズがあるといいなと^^。もちろん、長くご出演くださっている方には今後も貫禄を見せつけていただきたいです!
しかしながら、一見選択肢が増えたかのようですが、個人的には取捨選択が以前よりも簡単になり、迷わず絞って買えるようになりました。
声優ファンなので好きな方の作品は必ず買っていましたが最近はシビアで、基本は買いますが、あらすじを読み原作の感想を拝見してやめてしまえることも出てきました。原因はコミックスのCD化が多く、また内容が平均的であり優等生の域を出ないことが多いからです。(絵の魅力も加わって伝わる作品をストーリーだけで表そうとするのは難しいと感じます。)そういう話も好きですが、ある程度数を聴くとそれなら今所持しているものを聴けばいいやと思ってしまうのです。もちろん原作者も違えば出演者も制作スタッフも違うのですから同じものなんて1つもありませんからこういう書き方は失礼なのでしょう。が、実際購入して聴くとなるとそういう事情はあまり関係なくなってきてしまいます。単純な話です。面白そうなら買う!興味を惹かれれば買う!良ければお気に入りになる!わけです。
優等生な作品でも良いと思えれば再びかつてと同じくらい財布は緩むのでしょうけれど、私は今のところそう思えることがほぼ無いです。その割にはかなりの数を買って聴いて感想を書いているよねと思われるかもしれませんが(笑)、そこはやはり元からBLCDが好きなので、期待をしてしまうところがあるのですよ。中毒症状という感じでしょうか(笑)。しかし前に比べれば買う量は減りました。
もしかしたらBLCDという分野への興味が失せたのかと悩んだ時期もありましたが、好きな作品と出会えれば目は輝きますし、お気に入りの旧作はよくリピしていますし、ですからそうではないのだろうなと。


なんだかどんどん重い方向へいっていますが( ̄Д ̄;)、先ほど書いた通りやはり好きなので、今年は去年よりも心にずっと残る素敵な作品にたくさん出会えたらいいなと願っています。
原作の売上に比例してCD化されるのは当然のことだと思いますが、個人的な意見としましてはリピする作品というのはストーリーに重きを置いているものなので・・・はっきり書けば中身で勝負していただきたいです。ご批判いただいても少数派でもいいです!
同時に、常に思っていることは人それぞれ作品の好みというのは違い、このブログへ訪れてくださる方の好みも千差万別でしょう。皆様一人一人にとってずっと手元に置いておきたい価値ある作品が作られますよう、そしてその作品に出会えますようお祈りしております!
ということで、ぜひメーカー様、制作スタッフの皆様には頑張っていただきたいです。よろしくお願いします<(_ _)>




次回は番外編をお送りします。
ランキングに入っていなかった作品はこちらに出てくるかもしれません。
例年に比べて個別感想を書いていない作品を多めに入れましたので、もしお時間ございましたらお読みになってみてください<(_ _)>