的外れな批判は安倍政権を利するだけ | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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日々頭に浮かんだことを語りたいと思います。


  自主独立や防災・減災の推進、豊かな国民生活の実現などの経世済民に反するという理由から私は安倍政権に対して否定的立場をとっている。なので、同じ考えを持つ方が増えることは大歓迎であるが、批判は批判でも上記の新聞投稿のような経世済民の考え方に反する的外れな批判は政権を利するものでありご遠慮願いたい。


    この投稿者は「大盤振る舞い」、「軍拡競争」という理由で安倍政権の防衛政策を批判しているが的外れも甚だしい。問題なのは、中国の軍拡の規模と比較して額が少なく心もとないことと、中身が対米従属を強化して自主独立を遠のかせるようなものになっているということだ。F35戦闘機の導入については現時点ではやむを得ないとしても、米国からの完成品の直接購入ではなく、ライセンス生産として技術力維持に努め、その上で、戦闘機等の防衛装備品の国産化に継続的に予算を大量投入して自主独立を目指すべきである。
   債務が100%自国通貨建てである日本政府の財政破綻は絶対起こり得ないので、自主独立に資するような中身なら、防衛費が5年で100兆円ぐらいになっても大いに結構だと思う。


   最後に投稿者は、「敵は外患ではなく、災害や少子高齢化、巨額の財政赤字などの内憂である」と、締めくくっているが、意味がいまいちよく理解できない。
   「ありもしない財政破綻のリスクを心配して財政赤字削減を防災・減災や経済対策よりも優先するという愚かな行いを続けたことが近年の自然災害における被害拡大と遅々として進まぬ復旧・復興や、少子化の進行の原因であり、一刻も早く積極財政に転換すべき」という意味なら全面的に賛同できるが、防衛政策のところでたった27兆円を「大盤振る舞い」と批判していることを考えると、おそらくそういう意味ではないと思われる。