第14話「人口ビースタム」その3 | にゃんすけのオモチャ箱

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しばらく更新出来なくて、すみません(汗)

体調不良やら何やらで、なかなか書くことが出来ませんでした。


4月になってから初めての小説なので、簡単に前回のあらすじをば。


マァル将軍に強引に変な薬飲まされたジェロ元参謀長は、【人口ビースタム】となって、生明の下へと現れていて、彼女を取り込んだF00ユニコーンがボコボコにされちゃったんですよね、確か(汗)←をい


んで、マァル将軍の取り巻き達が璃彩(リリーサ)を奪うべく、格之進のいる場所へ向かった…っチューところで中断しちゃったんでした…っけ?(確認)←確認すな


んなところで、続きが始まりまするぅ〜…




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大ビンチのF00ユニコーン。

思わぬ強敵人口ビースタムを倒すには、どんな手があるのか?!


「このまま倒されたら…生明ちゃんに合わせる顔がないよな…」F00は、焦っていた。


が、そこへ何を思ったのか、人工ビースタムは眼の前から消えてしまった。

また背後からの攻撃を受けるのかと後ろを振り返ったが、誰も居ない…


しばらく様子を見たが…

「何処へ行ったんだ…?そして、何故消えたのか…?」


F00はビースタムの気配を感じなくなったため、デストロイモードからユニコーンモードへと戻った。


生明の意識はまだ戻らない。

F00は、【田原家】に戻ることにした…


※田原とは、シンさん(生明の旦那様)の偽名です


その頃、すでにその田原家周辺をN国(サウサリコ)の軍隊が取り囲んでいた。


「いいな、今から奇襲をかけるぞ。そして521号(格之進)どもを全員撃ち殺せ。間違ってもリリーサを撃つなよ…わかったな?」


「はい!」


「よし、行くぞ…」

ジワジワと詰め寄っていくN国軍…


そこへ、人口ビースタムが襲ってきた!

「うわー!」


「なぜだ?!ガンダムと戦っていたんじゃ?!」


参謀達は待機させていたモビルスーツ隊の出撃命令を下した。


だが、理性を失った人口ビースタムに、まるで打つ手がなかった…あっという間に、全滅してしまった。


その隙を見て、格之進達はリリーサを連れて逃げようとしたが…


そこにマァル将軍が立ちふさがった。


「しょ、将軍様…」(格之進)


「どうせ、こんなことになると思っていたんだよ。俺の部下共は大事なところでしくじるな、ハハハ」(マァル)


「テツヤ、アラタ…逃げろ!リリーサを守ってくれ!ここは僕が食い止める!」


「ほう、面白いな。お前ごときに俺を倒せるとでも?」


「ぐっ…それは」

格之進も、流石にマァル将軍に勝てるとは思っていない。

せめてリリーサを逃がすまで、何とかしなければと言う思いでいた。


「リリーサを素直に渡せ。そうすればお前もそこのガキ共も命だけは助けてやるぞ?それともウヌ等達全員私に命を奪われ、強引にリリーサを奪う方が良いのか?」


「あなたに渡せば大変なことになることくらい分かっています…だから万に一つの可能性にかけて、あなたと戦うしかありません…」


「ふっ…また俺の仲間になれば、悲惨なことにならずに済むというものを…」


そういった瞬間、格之進の左胸を何かが貫いていった。


「ぱ…パパ!」

テツヤとアラタが叫ぶ。


格之進の胸は、異様に長くなったマァルの右手の人差し指が貫通していた。


「ぐはっ…!」

血反吐を吐きながら、倒れ込んだ格之進。


どう見ても意識があるようには見えなかった…


「さ、ガキ共…リリーサを渡せ」

マァル将軍が笑顔を向けながら、テツヤとアラタに歩を進めていった…


(その4につづく)