諫早市高来町の和洋菓子店、お菓子のみよしやです。
日が落ちるのが早くなりましたね。
日中は気温がまだ高いし季節感がいまいち実感できません。
本当に着るものに困りますよね。
体調管理には十分にお気を付けください。
ところで皆さんは最中(もなか)は好きですか?
和菓子の中ではあまり人気が高いとは言えないようですね。
食べるときにボロボロこぼれたり、歯にまとわりつく感じが多いとかがイメージにあるようです。
原因は主に最中の餡の水分が外側の部分に移って柔らかくなることにあります。
由来はよく分かりませんが最中の外の部分は「種(たね)」と呼ばれています。
時間とともに種が柔らかくなるのは最中の宿命なんですね。(泣)
それを防ぐために種と餡が別になっていたり間にセロファンが挟んであったりしますが高級で高いですよね。(^_^;)
最中の種は、どんな老舗の和菓子屋さんでも自社で作っているところははぼゼロなんです。
最中の種だけを作っている専門のメーカーに外注しています。
当店もそうです。(^_^;)
最中の種にも種類が沢山あって注文していた「乱菊(らんぎく)」が届きました。
箱を開けると、とても香ばしいイイ香りがします。(^o^)丿
一箱に1,800枚。
これを使い切るまで湿気対策には万全を期していますよ。
この種に当店オリジナルの餡を挟みます。
最中を食べる機会があったら、よ~く見てください。
最中の種の中に長方形の筋が見えるはずです。
これは、長方形の薄い餅をプレスして焼いて出来たのが最中の種だからです。
そのなごりです。
以前、和風総本家という番組で見ました。(^_^;)
当店では、このように袋に入れて売っていますが・・・
このブログを見た方は特別です。
店頭で食べられる分は言ってください。
新しく最中の種に餡を挟んでテーブルまでお持ちします。
気兼ねなくお申し付けください。
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