彼は7歳年下AB型 ~自称ItalianでRomanticistな彼との2人暮らし~ -4ページ目

あれとこれは反比例

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今週月曜日からつい先程まで
一歩も外に出ていなかったわたし。


先日わたしの実家に帰省し
無事結婚の承諾を貰ってから、
どっと疲れが出た模様です。


虚弱っぷりが日に日にレベルアップ。
情けない…。



しかしながら、流石にこれはダメだということで
久しぶりに外出。


向かった先は、マンションからいちばん近い薬局。

これはなんとも粋じゃないので
みなさん、是非、ご内密に願います。



さて、昨日、アメンバーさま限定記事に
さらっと書かせて頂いた件ですが、
お陰さまでtoughさんの熱は下がりました。

ご心配お掛けしてしまいすみません!

やはり単に激務疲れからの発熱のようでした。



昨晩、熱に魘され寝苦しそうだった彼…。

天使のような美しく優しい微笑みを浮かべつつ
彼を夜通し看病していたわたし。

彼は眠っていて見ていなかったけれど、
きっとわたしには後光が射していたことでしょう。


早朝、彼はそんな健気なわたしに
強烈なキックをお見舞いしてくださいました。


それは見事に、わたしのアキレスである腰にスマッシュヒット…。



愛情と寝相は反比例。


そんな格言を
涙目になりながら呟いたわたし…。


家庭内別居する日も近いかもしれません。



toughさん。
できることなら、他の方法で
わたしへの愛情を表現してください。
そうしてくださると、
わたし、とても助かるわ。

toughさんの…

オトコ親とオンナ親の違い


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正式にわたしの両親に結婚の承諾を貰った夜



オトコ親とオンナ親の違いなんだろうか、

両親の様子の違いが顕著に表れた。




父は、遠い昔を懐かしむような表情。

そして非常に無口な彼が、珍しく、

わたしが誕生した当時のことを

ぽつりぽつりと瞼の裏を辿るように話していた。

そんな父は、時折こっそり涙を拭いつつ、

また昔話をぽつりぽつり・・・。




母は、そんな父の話に頷きながらも

わたしとtoughさん の未来に

気持ちが飛んで行っているようだった。

しかしながら妻として先輩である立場、

そして親の立場としてのアドバイスをしてくれていた。




印象的だったのは父だった。



あの夜から数日経つが、

ずっとそのときの父の姿がわたしの頭から離れない。




父は昔から無口。

かと言って威厳がないわけではなく、

家族全員、大黒柱としての父に敬意を払っていた。


勤勉な努力家で、曲がったことが大嫌い。

おべっかも言わず、現代の武士のようだ。

誰よりも心優しいけれど、

本来の性格がshyすぎるのと、

「日本男児たるもの」という気持ちが交錯し、

自分の優しい部分を見せることを良しとせず生きてきた父。

要は不器用極まりないオトコなのだ。


幼い頃のわたしは、

そんな父のことをなかなか理解出来ずにいた。




両親程、まだ人間が出来ていないわたし。

けれど、自分がオトナと言われる年齢になるにつれ、

父のその本当の偉大さと、

不器用さに起因する苦労もあっただろうと思うようになった。



きっと今夜も、父は思い出しているに違いない。

わたしが誕生したときのことを・・・。


泣いてやしないだろうか。




父よ。

自他共に認める放蕩娘なわたしではありますが、

あなたの娘としてこの世に誕生したその瞬間から

わたしはあなたのことが大好きなのです。

あなたのその不器用さも全て、

わたしはあなたが大好きなのです。





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結婚の承諾を貰った夜

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結婚の承諾を貰いに、
わたしの実家に正式に挨拶に行った
一昨日、土曜の夜。


携帯で写しきれない程に
食卓には父の手料理が並べられた。



父と母が隣同士に座り、
その対面にtoughさんとわたし。




良い緊張感を保ちながら襟を正し、
力強く、 頼もしく、

わたしの両親に結婚の承諾を請うたtoughさん。



その彼の言葉を聞いた両親の

溢れん程の笑顔とそっと拭われた嬉し涙。




わたし、一生忘れない。




絵に垣間見える親心

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ひとつ前の記事にたくさんのメッセージを頂き、
本当にありがとうございます。

とても嬉しく、有り難く、
何度も拝読致しました。




先程、わたしの実家から横浜に戻ってきたわたしとtoughさん。



結婚を快諾し、感慨無量にこっそり涙を拭ったわたしの父。

この写真は、父が
「娘を宜しくお願いします。」
と、toughさんに深々と頭を下げた後に描いたもの。

おめでたいということなんだろう。
元気も活きも良さそうな鯛が描かれていた。

toughさんとお酒を酌み交わしながら、
にこにこの笑顔で10分程で仕上げられたこの絵。

「はい、これ。」
父はtoughさんにこの絵をおもむろに手渡すと、
今度は恥ずかしそうに少しうつむいた。



多くを語らない父。
しかし、語らずとも…だ。

わたしはそんな父を誇りに思う。
同時に、父の娘としてこの世に生を受けたことを誇りに思う。


ありがとうございます。