今年のお盆は帰省しません。
帰省というほどの距離でもないんだけどね。
旦那も、お盆は通常営業だし。

先週帰ったし、来週お父さんにも会う予定なので、お盆は無理して帰ってこなくていいよと言われた。
ならば、ごめんよお母さん。

お母さんの友だちのSさんから電話があった。
「ごめんね。今年のお盆は忙しくて、お母さんに手合わせに行けなくて。今月末あたりにでもまたご飯食べに行こうねー!」

とにかく明るいSさん。
安村じゃなくて。

お母さんの高校の同級生で、私の結婚式にも出席してくれたSさん。
とにかく明るいSさん。
電話口の声がとにかく明るい。
Sさんの声を聞くと、こっちまで元気になれる気がする。

Sさんとうちのお母さんが、二人で喋っていたら...
うるさいんだろうな...( ̄_ ̄ i)


お盆前に、母方のおじいちゃんの家に行った。
お父さんと旦那と3人で。
伯父さんは留守で、おじいちゃんと猫だけだった。
お墓参りをして、おじいちゃんが出してくれたキンキンに冷えたジュースを飲んで、猫と遊んだ。

おじいちゃんは相変わらず元気そうだった。
背筋をピンと伸ばし、スタスタ歩くおじいちゃん。
もう88歳だって。
元大工で、老眼も治ったおじいちゃん。
いつまでも元気でいてね。

おじいちゃんの家はとても涼しかった。
外の猛暑が一変、家に入ると風が吹き抜け、扇風機もいらないくらいだった。
ここで昼寝したら気持ちいいんだろうなー。

私たちがジュースを飲み始めると、猫もやって来た。
猫は、風の通り道で、旦那の足に頭をのせてごろごろし始めた。
何もそんな臭いそうなところに頭をのせなくても...(゚д゚;)
と思ったけど、猫には寝心地がよかったみたい。

猫はしばらく旦那の足元でごろごろした後、
旦那の脛に手をのせ、しっかり爪を立てて、ヨイショ!と言わんばかりに立ち上がった。

「いたたたたっ!
と言う旦那の顔を見て

猫は「にゃーん にゃーん」と鳴いて、どこかに行った。

あんな顔して、意外と動物とちびっこにはなつかれる旦那。


戦後70年ということで、いつもの年以上に、戦争について考えさせられる。
もちろん義務的な意味じゃなくて。
おじいちゃんだって、戦争を経験しているわけだし。
あらためて、ご先祖様にもお礼を言いたい。

昔ながらの造りのおじいちゃんの家で、
涼しい風を受けながら、
外を見ると入道雲で、
テレビをつければ真っ黒に焼けた高校球児、
ジュースを飲みながら猫と遊ぶなんて、
なーんて夏っぽいんだろう!

なんてことないけど、今となっては
こんなことが、絵日記にも書けそうなくらい、夏休みを象徴するようなひとときだったなと思う。

なので、絵はないけど、日記を書いてみた。