約2年ぶりの再開・・・朝ランの記録 | COPDランナー大熊猫がいく

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タバコはまったく吸いません。だから、COPDをタバコ病と呼ばないで!
2013年2月3日 別府大分マラソンでサブスリー達成
そして、同じ年にCOPDと診断を受ける。
でも、だから終わりでは無い。
自分が諦めなければ、そこに道は続くはず
病気に負けない!

3年くらい前から、一気に病状が悪化していってその頃からやる気をなくして、いろいろ放置したり逃げたりしてきた。昨年ぐらいから、少しずつなんとかしようという気持ちにはなったのだけど、今年の1月のレベルでできていたことはこの程度。

ほぼウォーキング。そこからずるずるとしながらも少しずつ体を動かす努力をしたけど、梅雨時にやっぱり調子が悪くなったり、海外から帰国するとやっぱり悪化したりで状態は上向かない。

そうなると「運動量<食べる量」がどんどん進んで体重は過去最高記録を更新。

これではやばいと減量を決意したのが8月中旬。その頃のレベルがこんな感じ。

まだまだウォーキングですね。何しろ体重が重く、お腹の脂肪が肺を圧迫して苦しくなることは自明の理。ここを我慢するしか無いとなんとか「運動量>食べる量」を作る努力をする。運動量はなかなか増やせないから、食事量を考えるしか無い。最初は辛かったけど、慣れると意外と頑張れる。

そして9月、10月。

  

最初の5分と最後の5分はウォーキングを入れて体を痛めすぎないことに注意してなんとなくランぽくなってきた。それでも、やっぱり10m走ったらやばい日もある。

でも、それで一喜一憂しても意味がないので以下のふたつに気をつけることにした。

 

 (1) 病的に苦しくなったらその日はウォーキングにスパッと切り替える。

 (2) 苦しくて辛くなったらいったん歩いてもいいからまた走る。

 

こうやって、動く習慣。そして動ける足を鍛えることを心がけた。

 

この辺りはレースをやっていた頃と同じで「苦しくならない筋力をつけていく」ことが目的。

そして、もちろん運ぶ体は軽いほうがいいので、減量を心がける。

この辺りに来るとよほどの暴飲暴食をしない限り「運動量<食べる量」が成立するので自然と体重が落ちて10kgの減量達成。

やっぱり体が軽いですわ。

 

腹の脂肪が減った分、肺の領域が広がる

足の筋力がついてきた分、苦しくなるペースが上がってくる

そして何より継続することによって息を吐く力が少しずつ戻ってきている。

 

10月に行われた健康診断で2年前より(昨年はサボりました。ごめんなさい)肺機能が少しだけど改善している

 

 努力肺活量:3.13L → 3.59L

 %肺活量 :83.6%→97.2%(80%以上正常)

 1秒量  :2.04L → 2.35L

 1秒率  :65.2%→65.5%(70%以上正常) ← これが問題

 

元来、肺活量は人より多い人だったので、これが100%超えてきてほしい。

そうすれば、1秒率が悪くても空気の流れの絶対量が増えるので、苦しさは減るはず(素人考え)。

1秒率自体は約65%でかわらない。

でも、肺活量が一般の人の110%になったら、 110%×65%=71% で1秒量はいい感じじゃんって無理やりな考えです。

 

よくなってきている・・・少なくとも悪化していないことは間違いない。

 

しかし、無理はいけない。

無理しすぎると、走っている最中に呼吸音が「ひゅーひゅー」と轟いて、周りの人に怪訝な目で見られる羽目になる。

何より、その後のダメージで数日ダメな日が続く。

 

呼吸の調子のいい日、悪い日、まだまだ差は激しい。

差は激しいし、それがなくなることはないだろう。だから、少しずつその全体レベルを上げて、いつかはフルマラソンに復帰したい。

それが目下の最終的な野望。

 

まずは、友達と観光ランができるくらいの力を取り戻さないと。。。

今のレベルだと観光ランがガチトレーニングになります(^_^;)

 

そのために、少しずつ記録を取って公開していこうと思います。

 

現在の最高値がこれ(最初と最後の5分はウォーキング)。

今週は台風が来た関係もあり、まだ調子が上がっていない。

でも、1kmを5分台で走れるようになったのは、今年の念頭を考えると夢のよう。

これを少しでも維持して、そして日本に帰った時も継続できるように日々頑張っていこう。

 

目標はまだまだ遠い。