これほど無責任で覚悟の無い者がこの国を背負って良いのだろうか。

[4日 日経]菅首相「今までは仮免許」「いよいよ本免許」


「今までは仮免許だった」。菅直人首相は12日夜、東京都内での支持者を集めた交流会で、6月の就任から半年間の自らの政権運営をこう振り返った。「ねじれ国会」や外交案件に苦しめられた時期をひとまず乗り切り、来年の通常国会に向けて指導力を発揮する意気込みを示したかったようだが、無責任ではないかという批判も招きそうだ。



出席者によると、首相は「今までいろいろと配慮してきた。そういう意味では今まで仮免許だった」と、半年を振り返った。その上で「いよいよ本免許。みなさんの支援を受けてはばたきたい」「これからは菅直人らしさを出していきたい」と語った。



ただ、首相は10月の臨時国会冒頭の所信表明演説では「政権を本格稼働させる段階に入った」と表明し、「有言実行内閣」を掲げていた。 交流会には国会議員や都議のほか、首相の地元支持者ら数百人が出席。報道陣には非公開だった。

これまで例え仮免許としてもあまりにもお粗末過ぎだ。 全く有言していないし実行もしていない。何の結果を出して本免許と言っているのだろうか。


自民党の谷垣総裁は「政権担当の資格がないことを自白したに等しい。国民からもノーが突きつけられている。一刻も早く退陣を迫る」と厳しく批判している。


公明党の漆原国会対策委員長も「ならし運転で国民に被害を与えるなら(首相を)代わってもらいたい」と強い不快感を示している。


当然のことだ。


総理になりたいだけの人間に国を背負ってほしくないし、目指すべき国家像がないならさっさと退陣すべきであろう。