今後、どのような戦略を打ち出せるというのだろうか。

[15日 ニューヨーク CNN]米ヤフー、600人の削減を発表 事業再編で苦戦


インターネット検索大手の米ヤフーは14日、従業員の4%にあたる約600人の削減を発表した。



削減は世界各国で実施されるが、対象となる部門は明らかにしていない。削減の理由については「収益向上に向けヤフーの態勢を固めるための戦略の一環」と説明している。



ヤフーはインターネットポータル(玄関サイト)の域を越えた事業再編を図ろうとして苦戦している。かつて優勢だったディスプレイ広告は、競合するグーグルと交流サイト大手のフェースブックに大きくシェアを奪われた。



同社広報は、今後も重点事業を支える人材を各国で採用していくと強調。削減対象となる従業員には解雇手当を支給し、再就職支援サービスを提供するとした。



創業者ジェリー・ヤン氏の後任として2009年1月に同社最高経営責任者(CEO)に就任したキャロル・バーツ氏は、ヤフーの合理化を図り、コンテンツ事業を中心に再編を目指す意向を表明していた。しかし業績が伸び悩む中でバーツ氏に対する批判が高まり、この数カ月で幹部の流出も相次いでいる。

前にはグーグル、後ろにはフェースブックで身動きがとれない。


このまま売り上げ減→事業縮小→人員削減という負のスパイラルに陥ったのではないだろうか。


このままグルーバルの看板を残すよりローカル分野に特化することでしか生き残る術がないような気がしてならない。