これだけの金融資産があるのにもかかわらず、国民一人当たり約900万円の借金を抱えている。

[東京 17日 ロイター]9月末の家計金融資産は前年比+0.3%の1442兆円、安全志向で現預金増=日銀資金循環統計



日銀が17日発表した資金循環統計(速報)によると、2010年9月末の家計の金融資産残高は1442兆円と前年比で0.3%増加した。前年比で増えたのは4四半期連続。



内訳は、家計金融資産の55.5%を占める現金・預金が、前年比1.2%増の800兆円と10年6月末、09年12月末に次いで過去3位の高水準となった。家計金融資産の27.4%を占める保険・年金準備金は同0.2%増の395兆円となった。



一方、株式・出資金は同4.6%減の93兆円、債券は同2.5%減の42兆円、投資信託は同2.3%減の50兆円にとどまり、家計の安全資産志向が続いているのを反映した格好だ。

借入金、政府短期証券を含む「日本全体の債務残高」は1100兆円を突破しており、あと何年で逆転するのかカウントダウンが始まっている。


逆転すれば信用力が著しく低下することが容易に考えられる。90兆円超の枠の内、40兆円超の赤字が継続とは。


国家の一大事として危機宣言して乗り切るべきでは。このまま推移すれば夕張とは比べのもにならないくらいに悲惨な状況になる。