再び相談1 | オバはパチンカス

オバはパチンカス

「何もかも犠牲にしても良い」と思うほど魅力的な遊戯なんですか?

五月の終わり、オバのパチンコ依存症と祖母の今後の生活について相談するため、母と市の相談窓口に行った。

逆に恨まれ、嫌われ、敵視され、突き放されているのをわかっていているのに、物理的には離れても精神的に離れられず、未だ恐怖感に苛まれている自分…。


常人が見たら、ただの情緒不安定な人間だろうが、依存症の周りには普通には理解し得ない悲惨な人間関係が広がっている。

諦めているはずなのに、市役所に足が向いてしまっていた。

オバがギャンブルに嵌まっている状況を話すと、相談員にオバの年齢を聞かれた。

「その年齢で、女性でギャンブル…パチンコですかね?」

との質問の後、

「若い頃からパチンコなさってて、60前で、パチンコに嵌まってる女性は、そこから抜けることは一生無いでしょうね。」

「元々、一攫千金ですべてを解決できると思っている人が、ギャンブルで一気にお金を得て全てをチャラにしようと、どんどんのめり込んでいくもんですからね…」

一生、パチンコと生きていくだろうと言われた。その後、'祖母が住む場所を失わないように'と数年にわたり母が続けていた家賃の補填についても、話が及んだ。

「それをしていることで、あなた(母)が評価を受けることは今まで無かったでしょ?そういうことを続けて、あなたが、感謝されることはありましたか?あなたが助けるから、(本人たちも)ここまで全く気づかずに来てしまったのよ。」

連絡を絶ってからも、母が家賃を補填し続けていることに気づいておらず、現在、母に対して不満しか持っていない祖母。

ちゃんと生活できるよう生活を建て直し、祖母のお金を守った結果が今。相談員の言う通り、感謝こそすれ、訳のわからない作り話で恨まれる結果となった。

「あなたの夫がなっている連帯保証は抜くべき。そういうギャンブル依存の人は、あなたに迷惑をかけてもなんとも思わないどころか、むしろ負担させればいいくらいに思ってる。だから、保証人に連絡が来るであろう3ヶ月分滞納して連絡が来たとき、旦那さんに『何で、こんな通知がくるんだ!』って怒ってもらうべきじゃないかと思うんだけど?」

以前も、父がオバが車の連帯保証人を引き受けた。すると、滞納を続けていたのか、父に督促通知が来た。それでも、今も全く変わらないどころか、滞納や督促に慣れっこのオバは以前より何もかもが酷くなっている。


父が怒鳴りこんだところで、より状況が悪化するのが目に見えている。オバとの関わりはいまや恐怖の他なく、苦痛でしかない。

「なぜ、住人が腹をたてている人物の夫が家の保証をし続けないといけないの?それこそおかしいと思うけど?家賃の補填は、これからはしないように。そして、連帯保証人を住人である妹さんの子供に変更してもらうことですね。」

このアドバイスを受け、五月分の家賃から母は補填をやめた。


「家のこと(家賃)は全部私がするから、もう自分達に構わないで」


と伯母に宣言したため、オバは五月末から生活費を口座に振り込むようになったが、結局家賃の額には足りず滞納している。

父がなっている住宅の連帯保証人の変更手続きは色んなリスクを考えてしまい、いまだ出来てはいない。



母や私がいなくなったらどうなるかわからないと、祖母やオバから離れられなかったが、結局、一緒にいても何も変えられなかったし、離れても何一つ変わらなかった。

変わった事と言えば、私の、彼女たちに対する気持ちだけだろうと思う。

今回、相談に行ったのは、間違ったことを正す方法がもしかしてあるのではないかという希望だった。自分がどうにか救われたかったのだと思う。そんな方法など、既に無いのに…。

正しいことが間違っているとされる。正そうとすればするほど土坪に嵌まる。依存症といわれる人物がいると全ての基準が、まるで元から無かったように歪んでしまう。

祖母がオバを擁護するのは溺愛と共依存のせいだと思っていた。

しかし、この相談中、今まで私が知らなかった祖母の心理を相談員から知ることになる。

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6月1日、祖母によって、私たちの関係を決定付けられる一件があり、以後、何もする気が起きなくなり、
それ以前の記事を公開できずにいました。

パチンコは、短絡的思考を生む恐ろしいゲームです。

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…私のせいだろうけど(*_*)ソーリー