市がダメなら…? | 徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

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2011年1月11日生まれの息子、ももたろはダウン症です。

先天性の心室中隔欠損+肥大型心筋症という合併症。そして喘息もち。

育児、ダウン症についてなど、思いつくまま書いてます。

市の教育委員会は残念な感じだったので、県の教育センターでの教育相談に電話してみました。


そしたら、「就学相談は市の教育委員会に相談してください。」と言われ…


市には相談しても年長からしか受け付けないということで、そちらにかけてみたと言っても


「こちらでは個別のお子さんの発達について相談を受けるだけです。」だとさ。


ま、そんなもんだとは思いつつ電話してみたので、あまりショックにも感じませんでしたが、そういう相談受付なら、市の保健センターですでにやっていると思うんだけど。


県が市と同じような相談窓口作って、どうすんだ?


税金無駄使いじゃね?


県の教育委員会にもガッカリ。


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以前、県内の障がい児が特別支援学校に入学しようとしたところ、親の常時付き添いを求められたことに対して、ご両親が共働きであることを理由に付き添いを断ったら、入学を拒否されて就学猶予にしたというニュースがありました。


そのお子さんは、重度の障がいで日中に数回、チューブで水分補給する必要があるそうなのですが、そのために学校で日中付き添いをすべき、というのが県側の主張。


ご両親は看護師を付けてほしいという要望。実際、保育園では看護師がついて水分補給をしていたらしい。



共働きの家庭にとっては、障がいのある子への付き添いは大問題です。


ももたろは日中の付き添いまでは必要かはわかりませんが、可能性はゼロではなく、その意味で結論が気になっていたのでした。


正直、登校の付き添いですら、うちの場合は危ういですし。


気になっていたので、検索して見つけた地方新聞の記事



文部科学省の中教審が出した報告書でも、いたずらに保護者を日中学校に拘束するなどの負担は避けるべきといった内容があったようで、ご両親はそのことも引き合いに出し交渉を重ねたそうですが。


結局、市内の小学校の特別支援学級で、看護師を付けるということになったそうです。


県側は、「市にとっちゃ一人の障がい児の問題だけど、県内には何人もいるんだから面倒見切れないよ。」って言いたいらしい。


…そうかもしれないけどさ。


再度、県の教育委員会に失望感。


教育委員会が用意したレールに乗れないなら、乗せないというスタンスか?


特別支援学校を設置してやってるんだ的な態度?


誰のための教育なんだか…