ももたろ、退院です。
去年、喘息発作で2週間くらいの入院。
今回は喘息発作+RSウイルス肺炎で9日間なので、症状が去年より重かったわりに早く退院
できるなんて、だいぶ体力もついたのかも。
入院当初は閑散としていた4人部屋の病室が、1週間経ったら満員御礼になった。
どうやらRSウイルスとノロウイルスとで、入院患児が増えたらしい。
病棟には12歳以下の子どもは入れないので、面会の時、ムスメは病棟の入口にある家族控室で待たせていたのですが、土日はオットと交代しながらムスメとももたろの様子を交互に見ることもできました。
でも平日は、親に保育所のお迎えと夕食をお願いもしましたが、さすがに毎日というわけにもいきません。
保育所は19時に終わってしまうので、面会してから保育所へお迎えに行くのでは間に合わない。
しかたなく、ムスメを一緒に病院に連れて行って、私は病棟に入り、ムスメは一人で家族控室で待たせました。
困ったことや寂しくなったら、病棟の入口のピンポンを鳴らして呼び出すこと。知らない人にはついて行かないこと。家族控室から出ないこと。
何度も言って約束して。
限られた人しか入れない建物の中とはいえ、5歳の可愛い女の子。
世の中には良い人ばかりではないこともまだよくわかっていない。
一人置いて行くのは、とても心配で心配で…
本人は平気そうに「ももたろにご飯食べさせてあげてね。抱っこしてあげてね。」なんて言ってくれる。
健気だわ~
良い子だわ~
(親バカですが)
実際、病棟に入ってしまうと、ももたろは甘えて抱っこから離れてくれない。
ムスメの様子を見に行きたくとも、病棟から出られず、ムスメのことが心配でたまらない。
ももたろは、抱っこしている間、手持無沙汰なのでスマホをいじろうとする私を察知して、私がベッドの上に置いてあるスマホを取ろうとすると遠くによけたり、スマホを持っていると取り上げて落としたりする。
伝い歩きさせようと抱っこから下ろそうとすると、頭をブンブン振って嫌がる。
すっかりわがままになり、食事はご飯とヨーグルトしか食べたがらない。ご飯を見せながら、他のおかずをスプーンに取って口に入れるという手間をかけなきゃならない。
夕食が終わって寝ついてくれるまで、ももたろから離れられない。
ムスメはがんばってくれました。
ムスメのおかげで、毎日ももたろの面会に行けました。
退屈だっただろうし、心細くなっただろうけど、一人の時間をがんばって過ごしてくれました。
いつの間にそんなにしっかりしたお姉さんになったのかな。
成長を嬉しいと思う反面、背伸びをしたい子どもになってきて、純粋な子どもっぽさだけではなくなりました。
そしていつの間にか、私の手を必要とする場面が少しずつ減ってきていることに気付かされ、ちょっと寂しさも感じます。
大切な可愛いムスメ。でもいつまでも、私の宝箱の中にいてくれるわけじゃない。
まだまだ赤ちゃんなももたろがいるけれど…
それはそれで愛らしく、私を必要としてくれるという優越感のようなものも満たされますが…
11キロを超えて、いつまでも抱っこ抱っこの赤ちゃんだと、結構つらいものがあります。
ちょっとはお兄さんなところも見せてほしいものです。
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