一つ前の記事で「日能研ではそれまで他の大手塾と比べてゆっくり進んできたツケがこの6年前半で一気にくると感じました。」と書きました。こう書くとネガティブに取られてしまったかも知れません。しかし何事もメリットとデメリットは常に表裏一体です。

 

「後で大変になるならもっと早くから負荷を均した方が」と考えるのは大人の感覚で、子どもは1年でも大きく成長していくので、均等よりも尻上がり型の方が(後半にいくほど身体も脳も発達し、中学受験に対する本気度も育ってくるという意味で)理に適っているという考え方もできます。

 

 

実際、長男ニコ本人の感想では、6年前半が超きついこのカリキュラムでも「5年→6年の変化よりも4年→5年の変化の方がきつかった」とのことですし、我が家ではこの尻上がり型の負担増だったからこそ本人が途中で嫌にならずに最後まで楽しく塾に通えたと思っています。

 

6年前半は苦しかったものの、それで結局は9月(実際には8月末)から志望校の過去問をやれて他塾の志望校別模試でも戦える状態になりましたし(↓関連記事)、我が家の場合はむしろこの日能研のカリキュラムの進み方でよかったと言えます。

 

 

 

ということで前の記事からの繰り返しになりますが、日能研の後輩の皆さんにはこのキツい6年前半を何とか乗り切っていただければと思っています。

 

ただし進みの速い遅いとは別に、特に知識分野(理科の生物や地学、社会など)の知識の細かさにおいて、他の大手塾と比べて注意点があるという認識を9月以降に持ちました。それについてはまたの機会に書きたいと思っています。

 

↓理科のイチオシは「塾技」です。一冊完璧にすれば難関校まで戦えます。

 

Mr.Children / GIFT

降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって

そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら

もうどんな場所にいても 光を感じれるよ