食欲が激しく増進してしまう原因についてお伝えします。

前々回に「成長ホルモンとは?食欲への影響は? 」で、
家畜に食欲を激しく増進させる成長ホルモンを大量に投与していて、人間にその影響が出ていないとは考えにくいということを書きました。

食欲増進作用のある薬剤の影響も考えておかなければいけないということです。


今回は、食欲が激しく増進してしまう原因となる身近な食べ物についての内容です。

ふだん食べている食べ物で、食べ始めるとどんどん食べたくなるものはありませんか?

それらの成分表示を確認してみてください。

そこに、にせものの食欲の原因となるものが書いてあります。

化学調味料(調味料・アミノ酸というふうに書いてあります。)は強力です。

それから油、砂糖、(塩も強力ですが、他の3つよりは弱いです。)です。
油と砂糖は、エネルギーのかたまりなので、生存本能が大喜びするようになっています。


加工食品は、ほぼ例外なくこの3つがすべて入っています。

あなたがおいしくてたまらない、どんどん食べ続けてしまうという食べ物には、この3つがたくさん入っているでしょう。

それらは人間の脳を激しく興奮させて、にせものの食欲が激しく刺激されるのです。

そして、にせものの食欲なのに、「自分は食欲が強すぎる」と自己嫌悪におちいってしまいます。


食べ物の刺激が原因の「にせの食欲」であって、本物の食欲(本当の空腹感)ではないのです。

これは食べ物の刺激(化学調味料・油・砂糖)によって、脳が興奮させられているだけです。

本物の食欲(本物の空腹感)は、脳ではなく、おなかから伝わってくるものです。

食べているときに、食欲がどんどん強くなるなあと感じたら、必ず食べ物の刺激に注目してください。
そして、その食べ物の成分に原因があることを見破ってください。

脳が無理やり興奮させられているだけだということに気づいてください。

そのことに気づいたなら、食欲が強くなっていても、あせる必要などないということがわかるはずです。


まとめ

「化学調味料・油・砂糖」の3強コラボレーションによる、にせの食欲にだまされないで!

結局、この3つにだまされているだけですよ!


次回は、この3強の影響をうまく回避する具体的な手段をお伝えします。
にせものの食欲に負けない簡単な方法です。
お楽しみに。

それから、今回の話に関係の深い話は、「食べ過ぎてしまう本当の原因 」です。
よかったら、こちらも読んでおいてください。

食べ過ぎてしまう本当の原因の記事が、うまくリンクできていなかったので、訂正しました。