前回は、油は最強の中毒グルメ
でした。
でも、肝心の「なぜ、油は最強の中毒グルメなのか?」
を書き忘れてしまっていました。
なぜ、油に猛烈に魅力を感じるのかといえば、それは、油がものすごく高カロリーだからです。
人間を含めて、生き物は、飢えと寒さというものを最も恐れています。
生存本能は、この飢えと寒さの恐怖から逃れようと必死なのです。
そして、油は、飢えと寒さから身を守るのに最も適している栄養なので、口にすると脳が大興奮して、このチャンスに少しでもたくさんの油を摂取しろという命令が出るのです。
現代は油を簡単に手に入れられる環境なのですから、いちいちそんな命令に従ったら、大変なことになってしまいます。
だから、あんまり興奮しすぎずに、「油うまい、油最高」ってつぶやきながら食べるようにしてくださいということです。
今回は、化学調味料のお話です。
化学調味料は、さまざまな種類がありますが、その中でも、グルタミン酸ナトリウムが最も有名です。
グルタミン酸ナトリウムを含めて、化学調味料は、うま味調味料や調味料(アミノ酸・アミノ酸等)などと表示されていることが多いです。
そして、この化学調味料を口にすると、私たちの脳は大興奮します。
化学調味料だけでも強力なのに、さらに油や砂糖も入っていると、にせの食欲はパワー全開になってしまうのです。
「アミノ酸」と書かれているから、なんだか体に良さそうだと思わされてしまうのですが、残念ながらそんなことはありません。
アミノ酸というのは、何百種類も存在していて、体に良いものもあれば、良くないものもあるのです。
「アミノ酸=体に良い」では決してありません。
健康によくない(脂肪もつきやすくなります)ということに加えて、味覚への刺激が強烈なため、化学調味料が入っていないと、物足りないと感じてしまうという問題も生じてしまいます。
特に、子供時代に化学調味料の刺激に慣らされてしまうと、微妙な味を感じられなくなり、味覚障害になってしまう恐れが高くなってしまいます。
もともと、自然界のものというのは、それほど極端においしいわけではないのです。
活きのいい高級な食材を調理してもらっても、極端においしいわけではなく、高級な味、気品のある味という感じなのです。
化学調味料の刺激に慣れてしまっていると、刺激が足りないと感じてしまうかもしれません。
ちょっと前に、パッケージに「化学調味料を使っていません」とうたっている肉まんを食べました。
おいしいのはおいしいけれど、いつものようなパンチがないと感じました。
でも、冷静に考えると、こういうやさしいおいしさこそが、本来のおいしさなのだと思いました。
普段、何気なく食べているものが、いかにおいしすぎるのかに気づかなければいけないのだと思います。
脳がおいしいと感じるものほど、素晴らしいわけでは決してないのですね。
でも、世の中に、化学調味料入りのものがあふれていく流れは止められないでしょう。
だって、何も知らされずに、味わい比べたら、きっと化学調味料入りの肉まんの方がおいしいと言ってしまっていたと思うからです。情けないけど、やっぱり化学の力には勝てないと思います。
だからこそ、知識をつけて、だまされないようにしなければいけないということです。
実際のところ、あなたも麻痺していませんか?
食べているものの味を、冷静によく味わってみてください。
冷静によく味わってみると、「ちょっとおいしすぎる、自然界ではありえないほど極端においしすぎる。」というふうに感じるはずです。
化学調味料や食品添加物のおかげで、安くて手軽においしいものがたくさん手に入ります。
とてもありがたいことなのですが、そのあまりにおいしすぎる刺激を当たり前のもの、これがふつうというふうに感じてしまうのは大問題です。
とても便利なものなので、うまく利用させてもらいつつ、でも、支配だけはされないように気をつけなければいけません。
「おいしい、おいしい」とやみつきになってしまっているのは、化学調味料などの刺激によるにせの食欲の可能性が高いですよ。
食べているのではなく、食べさせられているのではありませんか?
ためしに、「化学調味料うまい、化学調味料たまらん、化学調味料最高」とつぶやきながら、食べるようにしてみてくださいね。
「化調たまらん」、「化調最高!」のほうが言いやすいですね
まとめ
あなたの味覚や脳は、化学調味料の刺激に支配されてしまっていませんか?
その味の強烈な刺激を見つめなおしてみてください。
P.S.
昨日の朝方に、本物の空腹感(本物の食欲)の正体というものをついに突き止められたと感じました。
これだなとはっきりわかって、かなり嬉しかったです。
だいたいの見当はついていても、具体的なものとしては表現できていなかったのですが、ようやくわかりました。
にせの食欲も、ここ最近かなりうまく表現できるようになってきていたので、ようやくはっきりと別物、とうまく説明できるようになれそうです。
本当に長く掛かりましたが、ようやくたどり着けたと思います。
他の疑問も、ほぼ一通り解明できるようになりました。
ダイエットの問題が、1本の大きな流れで、きれいに説明できるようになれたと感じています。
それで、あらためて、世に出回っているダイエット情報って、やばいよなあって思うようになっています。
とんでもないよなあって思います。
だから、いろいろと知ってもらいたいことがたくさんあります。
ただ、情報の出し方にこだわっていく必要があると感じるようになりました。
簡単に手に入れられる情報は、価値のない情報と思われてしまうからです。
(でも、人間である以上、それは当然の性質なので、仕方がないことです。)
「簡単に手に入れられるものに、価値は感じられない。」ので、とりあえず、アメンバー限定記事などにしてみます。
アメンバー限定記事は、これまでよりちょっとハードな内容にしてみたいと思います。
次回は、砂糖のお話です。
スイーツの話もでてきます。大好きな人が多いと思います。
それから、今夜の「ためしてガッテン」は、興味深い話みたいですよ。
でも、肝心の「なぜ、油は最強の中毒グルメなのか?」
を書き忘れてしまっていました。
なぜ、油に猛烈に魅力を感じるのかといえば、それは、油がものすごく高カロリーだからです。
人間を含めて、生き物は、飢えと寒さというものを最も恐れています。
生存本能は、この飢えと寒さの恐怖から逃れようと必死なのです。
そして、油は、飢えと寒さから身を守るのに最も適している栄養なので、口にすると脳が大興奮して、このチャンスに少しでもたくさんの油を摂取しろという命令が出るのです。
現代は油を簡単に手に入れられる環境なのですから、いちいちそんな命令に従ったら、大変なことになってしまいます。
だから、あんまり興奮しすぎずに、「油うまい、油最高」ってつぶやきながら食べるようにしてくださいということです。
今回は、化学調味料のお話です。
化学調味料は、さまざまな種類がありますが、その中でも、グルタミン酸ナトリウムが最も有名です。
グルタミン酸ナトリウムを含めて、化学調味料は、うま味調味料や調味料(アミノ酸・アミノ酸等)などと表示されていることが多いです。
そして、この化学調味料を口にすると、私たちの脳は大興奮します。
化学調味料だけでも強力なのに、さらに油や砂糖も入っていると、にせの食欲はパワー全開になってしまうのです。
「アミノ酸」と書かれているから、なんだか体に良さそうだと思わされてしまうのですが、残念ながらそんなことはありません。
アミノ酸というのは、何百種類も存在していて、体に良いものもあれば、良くないものもあるのです。
「アミノ酸=体に良い」では決してありません。
健康によくない(脂肪もつきやすくなります)ということに加えて、味覚への刺激が強烈なため、化学調味料が入っていないと、物足りないと感じてしまうという問題も生じてしまいます。
特に、子供時代に化学調味料の刺激に慣らされてしまうと、微妙な味を感じられなくなり、味覚障害になってしまう恐れが高くなってしまいます。
もともと、自然界のものというのは、それほど極端においしいわけではないのです。
活きのいい高級な食材を調理してもらっても、極端においしいわけではなく、高級な味、気品のある味という感じなのです。
化学調味料の刺激に慣れてしまっていると、刺激が足りないと感じてしまうかもしれません。
ちょっと前に、パッケージに「化学調味料を使っていません」とうたっている肉まんを食べました。
おいしいのはおいしいけれど、いつものようなパンチがないと感じました。
でも、冷静に考えると、こういうやさしいおいしさこそが、本来のおいしさなのだと思いました。
普段、何気なく食べているものが、いかにおいしすぎるのかに気づかなければいけないのだと思います。
脳がおいしいと感じるものほど、素晴らしいわけでは決してないのですね。
でも、世の中に、化学調味料入りのものがあふれていく流れは止められないでしょう。
だって、何も知らされずに、味わい比べたら、きっと化学調味料入りの肉まんの方がおいしいと言ってしまっていたと思うからです。情けないけど、やっぱり化学の力には勝てないと思います。
だからこそ、知識をつけて、だまされないようにしなければいけないということです。
実際のところ、あなたも麻痺していませんか?
食べているものの味を、冷静によく味わってみてください。
冷静によく味わってみると、「ちょっとおいしすぎる、自然界ではありえないほど極端においしすぎる。」というふうに感じるはずです。
化学調味料や食品添加物のおかげで、安くて手軽においしいものがたくさん手に入ります。
とてもありがたいことなのですが、そのあまりにおいしすぎる刺激を当たり前のもの、これがふつうというふうに感じてしまうのは大問題です。
とても便利なものなので、うまく利用させてもらいつつ、でも、支配だけはされないように気をつけなければいけません。
「おいしい、おいしい」とやみつきになってしまっているのは、化学調味料などの刺激によるにせの食欲の可能性が高いですよ。
食べているのではなく、食べさせられているのではありませんか?
ためしに、「化学調味料うまい、化学調味料たまらん、化学調味料最高」とつぶやきながら、食べるようにしてみてくださいね。
「化調たまらん」、「化調最高!」のほうが言いやすいですね
まとめ
あなたの味覚や脳は、化学調味料の刺激に支配されてしまっていませんか?
その味の強烈な刺激を見つめなおしてみてください。
P.S.
昨日の朝方に、本物の空腹感(本物の食欲)の正体というものをついに突き止められたと感じました。
これだなとはっきりわかって、かなり嬉しかったです。
だいたいの見当はついていても、具体的なものとしては表現できていなかったのですが、ようやくわかりました。
にせの食欲も、ここ最近かなりうまく表現できるようになってきていたので、ようやくはっきりと別物、とうまく説明できるようになれそうです。
本当に長く掛かりましたが、ようやくたどり着けたと思います。
他の疑問も、ほぼ一通り解明できるようになりました。
ダイエットの問題が、1本の大きな流れで、きれいに説明できるようになれたと感じています。
それで、あらためて、世に出回っているダイエット情報って、やばいよなあって思うようになっています。
とんでもないよなあって思います。
だから、いろいろと知ってもらいたいことがたくさんあります。
ただ、情報の出し方にこだわっていく必要があると感じるようになりました。
簡単に手に入れられる情報は、価値のない情報と思われてしまうからです。
(でも、人間である以上、それは当然の性質なので、仕方がないことです。)
「簡単に手に入れられるものに、価値は感じられない。」ので、とりあえず、アメンバー限定記事などにしてみます。
アメンバー限定記事は、これまでよりちょっとハードな内容にしてみたいと思います。
次回は、砂糖のお話です。
スイーツの話もでてきます。大好きな人が多いと思います。
それから、今夜の「ためしてガッテン」は、興味深い話みたいですよ。