前回は、塩の量は、ナトリウム量の2.5倍になるので、知らないうちに塩分のとりすぎになっているかもしれませんよ、という話でした。
「ナトリウム量」という表示には、くれぐれも気をつけてくださいね。

今回も塩の話の続きです。

加工食品で当たり前のように使われている塩をたくさんとっていると、意外なところで、ダイエットがうまくいかない原因となっているのです。


あなたは、食事をとったあとに、よくわからないけれどなんとなくおなかがすいたのかなあと感じて、間食をとってしまうということがありませんか?

「しっかりと食事をとったはずなのに、またすぐにおなかがすくなんて、おかしいなあ・・・」はてなマーク
というふうに感じながらも、何か食べたくなってしまっている・・・


こういう、「よくわからないけれど、おなかがすいているように感じる」というケースは、実は単にのどが渇いているだけ、体が水分を補給したいだけということが、少なくないのです。


何かが足りないというような感じがする→おなかがすいているに違いないというふうに条件反射のように反応してしまうため、間食が増えてしまいます。


でも、実は単にのどが渇いているだけで、水を飲めば、何かが足りないという信号はおさまってくれることが多いのです。みずがめ座


特に、加工食品をたくさん食べている人は、塩分をたくさんとっているので、やたらとのどが渇くことになって、「何かが足りない」という信号を頻繁に受信することになります。

そして、よくわからないけれど、おなかがすいているように感じるとなって、間食が増えてしまうのです。


「のどが渇いているのか、おなかがすいているのか」はてなマークくらい簡単に区別がつきそうなものですが、体からの信号は意外とわかりにくいものなのです。


おなかがすいたのかもしれないというケースの大半が、単にのどが渇いていただけという人もかなり多いはずです。

おなかがすいたかもしれないと感じたら、まずは、水やお茶を飲んでみてください。

案外、食欲のように感じていた不足感は、それだけでおさまってくれるものですよ。

もし、水分を補給しても、おなかがすいているのならば、そのときは間食をとるようにすればよいのです。


塩分をたくさんとっている人ほど、この水分補給しろという信号によるにせの空腹感(にせものの食欲)にだまされてしまいがちなので、気をつけてください。


塩分の多い味の濃い食事をとると
・過剰に食欲がすすみやすくなる。
・体が水分をためこんで、むくみの原因となる。
・水分補給しろという信号を空腹感と錯覚して間食が増えてしまう。

というふうに、トリプルパンチになってしまい、ダイエットがうまくいかなくなる原因となってしまうので、気をつけてくださいね。


よくわからないけれど、おなかがすいているような感じがする→まずは、のどが渇いているのかもしれないと疑う

こういう癖をつけるようにしてくださいね。