前回は、目をつぶって食べると、味をはっきりと強く感じられるようになりますよという内容でした。
味をしっかりと感じるには?
実際に試して、違いの大きさに驚いてくれた方もけっこうおられたようで、よかったです。
何度か真剣に試すと、わかると思いますので、挑戦してみてくださいね。
違いに気づくと、食べ物の本当のおいしさに気づけますよ。
今回は、「空腹感の正体とは?」です。
あなたは、自分の空腹感は具体的にこういうものだと説明することができますか?
世の中にさまざまなダイエット情報があふれていますが、意外なことに、というか悲しいことに、どこをどう探しても、空腹感について具体的に語ってくれているダイエット情報は皆無という状況なのです。
(まれに、本物の食欲(代謝調節系)とにせものの食欲(認知調節系)があるということを教えてくれるダイエット情報はありますが。)
どんなダイエット方法でも、結局、空腹感に負けてしまって、失敗してしまいます。
それなのに、その根本的な問題である空腹感のことを具体的に説明してはくれないのです。
これでは、ダイエットがうまくいくほうがおかしいと思います。
空腹感を具体的につかむことができれば、ダイエットは間違った方向に進むことはなくなります。
ぜひ、空腹感の正体を知ってください
まず、これまで何度も語ってきたように、空腹感には本物とにせものがあります。
見分けるためには、本物の空腹感を感じて、理解することが大切です。
そうすれば、それ以外はにせものの空腹感だとわかるようになるからです。
簡単に分けると、本物の空腹感は、体の下の方で感じます。
おなかのあたりになります。
にせものの空腹感は体の上の方で感じます。
胸、背中、肩、口、頭など、体の上の方に感じます。
おぼえるときのイメージとしては、本物はどっしりと重厚感があるから下のほうであって、にせものは、軽薄でいい加減な感じだから上の方というふうに覚えてください。
体の下の方のおなかのあたりに感じる本物の空腹感を、さらに具体的に説明します。
本物の空腹感を感じる場所は、「おなかの左側」になります。
「おへその左側や左上のあたり」です。
右手を軽くグーに握って、手首の付け根をおへそのところにあてたとき、そのグーの範囲くらいに感じます。
この本物の空腹感には、従うようにしてください。
本物の空腹感に従って食べるようにすると、そんなにたくさん食べなくても満腹感が得られるようになります
自分は大食いだと思っている人でも、本物の空腹感は、意外と少ない量で満たされるのだなあと感じるでしょう。
そして、本物の空腹感を無視するようなダイエットは、続かなくなって当然な、無茶なダイエットだったということがわかるようになるはずです。
ところで、この本物の空腹感は、おなかの左側に感じるのですが、いったいなぜだと思いますか?
それは、人間の血管で最も太い血管である大動脈というものが、おなかの左側に位置しているからです。
大動脈は、心臓から血液が出て、内臓や体へと下の方向に向かう最も重要な動脈です。
この大動脈は、心臓の鼓動にあわせて、激しく収縮を繰り返します
本物の空腹感の苦しさは、突き上げるような苦しさと、意識が遠のいていくような苦しさとが1セットになっていて、大動脈の拍動のたびに、このセットの苦しさを感じるのです。
この大動脈が拍動することで感じる本物の空腹感というものは、おへその左と左上のあたりだけに感じるもので、おなかの右側には感じません。
両手の指先を合わせて丸めて、mのマークを作って、おなかに両手の指先を押し当てて、大動脈のドクンドクンという大きな拍動を探してみてください。
おなかの左側には強い拍動を感じて、右側にはほどんと感じないというのがわかるはずです。
手の甲の脈をはかるのと同じなので、ちょっとコツをつかめば簡単です。
たまたま、2ヶ月ほど前に、NHKのためしてガッテンで、大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう、血管にこぶができる病気です。)が破裂すると、死亡率が高くて非常に恐ろしいという内容の特集がありました。
「今夜のためしてガッテンは注目ですよ」と書いたのは、この大動脈の話だったからでした。
大動脈はおへその3cmくらい左のあたりに縦に位置しています(かなり太いです)。
このように、本物の空腹感は、おなかの左側に感じるものであって、それ以外はすべてにせものの空腹感だったのです。
(もしかして、それ以外にも本物の空腹感がある可能性もあると思って、いろいろと調べたり試したりし続けてきましたが、断言しても問題ないようです。)
おなかがぐーっと鳴るときに、おなかのどのあたりで鳴っているかを確かめてください。
おなかの左側で鳴るときは苦しく感じますが、右側で鳴るときや、みぞおちのあたりでなるときは、まったくといっていいほど苦しく感じないでしょう。
おなかの左側が鳴って、苦しいと感じるその感覚こそが、本物の空腹感の苦しさです。
その苦しさにこだわるようにしてください。
どのあたりが鳴るかを確かめるとかなり面白いですよ。
ぜひ、大動脈の拍動を探して、感じてみてください。
そして、具体的な場所まで特定できているので、本物の空腹感を実感できるようになってください。
まとめ
本物の空腹感はおなかの左側で感じます。
本物の空腹感の正体は、「大動脈の拍動によって生じる苦しさ」というものでした。
そのおなかの左側に感じる本物の空腹感以外は、すべてにせの空腹感です。
本物にだけうまく従うようにして、にせものにはだまされないようにしてください。
本物の空腹感が具体的にどういうものかがわかるようになれば、対策も具体的に見えてくるようになりました
相手がはっきりと見えるから、対応策もはっきりと見えてきたということです。
次回は、その簡単な対応策について紹介したいと思っています。
満腹感をはっきりと感じやすくする方法、食べたという実感を得られる方法をお伝えしたいと思います。
食べても食べても満足できなくて、自分のおなかがブラックホールみたいだと感じている人には、ぜひとも知っておいてもらいたい簡単な方法です。
次回は、アメンバー限定記事にするかどうか、迷っています。
味をしっかりと感じるには?
実際に試して、違いの大きさに驚いてくれた方もけっこうおられたようで、よかったです。
何度か真剣に試すと、わかると思いますので、挑戦してみてくださいね。
違いに気づくと、食べ物の本当のおいしさに気づけますよ。
今回は、「空腹感の正体とは?」です。
あなたは、自分の空腹感は具体的にこういうものだと説明することができますか?
世の中にさまざまなダイエット情報があふれていますが、意外なことに、というか悲しいことに、どこをどう探しても、空腹感について具体的に語ってくれているダイエット情報は皆無という状況なのです。
(まれに、本物の食欲(代謝調節系)とにせものの食欲(認知調節系)があるということを教えてくれるダイエット情報はありますが。)
どんなダイエット方法でも、結局、空腹感に負けてしまって、失敗してしまいます。
それなのに、その根本的な問題である空腹感のことを具体的に説明してはくれないのです。
これでは、ダイエットがうまくいくほうがおかしいと思います。
空腹感を具体的につかむことができれば、ダイエットは間違った方向に進むことはなくなります。
ぜひ、空腹感の正体を知ってください
まず、これまで何度も語ってきたように、空腹感には本物とにせものがあります。
見分けるためには、本物の空腹感を感じて、理解することが大切です。
そうすれば、それ以外はにせものの空腹感だとわかるようになるからです。
簡単に分けると、本物の空腹感は、体の下の方で感じます。
おなかのあたりになります。
にせものの空腹感は体の上の方で感じます。
胸、背中、肩、口、頭など、体の上の方に感じます。
おぼえるときのイメージとしては、本物はどっしりと重厚感があるから下のほうであって、にせものは、軽薄でいい加減な感じだから上の方というふうに覚えてください。
体の下の方のおなかのあたりに感じる本物の空腹感を、さらに具体的に説明します。
本物の空腹感を感じる場所は、「おなかの左側」になります。
「おへその左側や左上のあたり」です。
右手を軽くグーに握って、手首の付け根をおへそのところにあてたとき、そのグーの範囲くらいに感じます。
この本物の空腹感には、従うようにしてください。
本物の空腹感に従って食べるようにすると、そんなにたくさん食べなくても満腹感が得られるようになります
自分は大食いだと思っている人でも、本物の空腹感は、意外と少ない量で満たされるのだなあと感じるでしょう。
そして、本物の空腹感を無視するようなダイエットは、続かなくなって当然な、無茶なダイエットだったということがわかるようになるはずです。
ところで、この本物の空腹感は、おなかの左側に感じるのですが、いったいなぜだと思いますか?
それは、人間の血管で最も太い血管である大動脈というものが、おなかの左側に位置しているからです。
大動脈は、心臓から血液が出て、内臓や体へと下の方向に向かう最も重要な動脈です。
この大動脈は、心臓の鼓動にあわせて、激しく収縮を繰り返します
本物の空腹感の苦しさは、突き上げるような苦しさと、意識が遠のいていくような苦しさとが1セットになっていて、大動脈の拍動のたびに、このセットの苦しさを感じるのです。
この大動脈が拍動することで感じる本物の空腹感というものは、おへその左と左上のあたりだけに感じるもので、おなかの右側には感じません。
両手の指先を合わせて丸めて、mのマークを作って、おなかに両手の指先を押し当てて、大動脈のドクンドクンという大きな拍動を探してみてください。
おなかの左側には強い拍動を感じて、右側にはほどんと感じないというのがわかるはずです。
手の甲の脈をはかるのと同じなので、ちょっとコツをつかめば簡単です。
たまたま、2ヶ月ほど前に、NHKのためしてガッテンで、大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう、血管にこぶができる病気です。)が破裂すると、死亡率が高くて非常に恐ろしいという内容の特集がありました。
「今夜のためしてガッテンは注目ですよ」と書いたのは、この大動脈の話だったからでした。
大動脈はおへその3cmくらい左のあたりに縦に位置しています(かなり太いです)。
このように、本物の空腹感は、おなかの左側に感じるものであって、それ以外はすべてにせものの空腹感だったのです。
(もしかして、それ以外にも本物の空腹感がある可能性もあると思って、いろいろと調べたり試したりし続けてきましたが、断言しても問題ないようです。)
おなかがぐーっと鳴るときに、おなかのどのあたりで鳴っているかを確かめてください。
おなかの左側で鳴るときは苦しく感じますが、右側で鳴るときや、みぞおちのあたりでなるときは、まったくといっていいほど苦しく感じないでしょう。
おなかの左側が鳴って、苦しいと感じるその感覚こそが、本物の空腹感の苦しさです。
その苦しさにこだわるようにしてください。
どのあたりが鳴るかを確かめるとかなり面白いですよ。
ぜひ、大動脈の拍動を探して、感じてみてください。
そして、具体的な場所まで特定できているので、本物の空腹感を実感できるようになってください。
まとめ
本物の空腹感はおなかの左側で感じます。
本物の空腹感の正体は、「大動脈の拍動によって生じる苦しさ」というものでした。
そのおなかの左側に感じる本物の空腹感以外は、すべてにせの空腹感です。
本物にだけうまく従うようにして、にせものにはだまされないようにしてください。
本物の空腹感が具体的にどういうものかがわかるようになれば、対策も具体的に見えてくるようになりました
相手がはっきりと見えるから、対応策もはっきりと見えてきたということです。
次回は、その簡単な対応策について紹介したいと思っています。
満腹感をはっきりと感じやすくする方法、食べたという実感を得られる方法をお伝えしたいと思います。
食べても食べても満足できなくて、自分のおなかがブラックホールみたいだと感じている人には、ぜひとも知っておいてもらいたい簡単な方法です。
次回は、アメンバー限定記事にするかどうか、迷っています。