今回は、ダイエットにおいて、悔しさなどの感情がプラスに働くのか?
それともマイナスに働くのか?
などについてです。
太っていることを馬鹿にされた悔しさ、恥ずかしさ、思い通りにならない悔しさ、情けなさ、こういう感情が強烈なばねになって、苦しさを乗り越えてダイエット成功へと導いてくれたという体験談は、テレビなどでもよく語られています。
悔しかったり、恥ずかしかったりした体験がきっかけで、ダイエットに本気で取り組むことになったという人はかなり多いのではないかと思います。
それで、そういった悔しさの感情は、ダイエットをする際に有効に働いてくれたでしょうか?
悔しいという強烈な感情が、ダイエットを成功させるということに対して、あまりうまく働いてくれないと感じたのではないでしょうか?
たとえば、勉強やスポーツなどで、これだけ悔しいという思いが強かったならば、激しく上達することになると思います。
モチベーションが高い状態ならば、少々苦しかったとしても、この程度の苦しさなんて大したことはないと感じて、どんどん進歩することでしょう。
ところが、ダイエットでは、悔しいという強烈な感情が、あまりうまく働いてくれません。
いったいなぜなのでしょうか?
これは、問題を2つに分ける必要があります。
食欲を我慢するということと運動を頑張るということの2つに分けて考えなければいけないのです。
運動を頑張るということに関しては、悔しさの感情はかなりプラスに働いてくれます。
少々、苦しかったとしても、この程度の苦しさなど、自分の感じてきた悔しさと比較したらどうということではないと感じて、どんどん運動を続けていくことができるでしょう。
だから、運動の面では、悔しい思いをした人ほど、ダイエットの成功確率は高くなるということが言えます。
ところが、食欲を我慢するということに関しては、悔しさなどの感情は、むしろマイナスに働いてしまうことが多いのです。
考えてみてください。
「ああ、悔しい、面と向かってデブだと言われた。くそーーーーー」と思い出すたびに、「絶対に食欲に負けないぞ。食べる量を減らしてやせてやる。今度こそ、食べ物を食べ過ぎないぞ。食べ物になんか負けないぞ。 それで、次の食事は何を食べることになるのかなあ?うまく我慢できるかなあ?・・・」
というふうに、「食欲に負けないぞ」と思うたびに、おなかがすいていないにもかかわらず、食べることや食べ物のことを考えることになってしまうのです。
我慢して戦おうとすると、我慢しようとしている対象のことを思い浮かべざるをえないのです。
これはとっても悲しいことですが、どうしてもそういう性質になっているのです。
無理をせずにやせている人たちというのは、おなかがすいたときにだけ、食べることや食べ物のことを思い出します。
それが自然だし、当然の性質なのです。
でも、必死に頑張ろうとしている人は、空腹感とは無関係に、食べることや食べ物のことを考えることになってしまっています。
悔しさをばねにダイエットを成功して欲しいところなのですが、むしろ逆効果になってしまう可能性もかなり高いという、悲しい性質があるのです。
悔しさを感じた体験などは、ノートなどに書いておいて、普段はあまり思い出さないようにして、ときどき読み返して、思い出すというくらいがよいでしょう。
運動をするときは、思い出したらよいでしょう。特に苦しいときには力になってくれるはずです。
食事のさいも、食べ物のおいしさに流されそうになったときには、悔しさ、情けなさの感情は力となってくれるはずです。
悔しさや情けなさといった感情をダイエット成功に活かしたいならば、分けて考えてくださいということです。
いつでも、悔しい、情けないというふうに思っていたら、プラスになるどころか、マイナスになってしまって、とっても悲しいことになってしまう可能性が高くなります。
そんな悲しいことにはならないように気をつけてくださいね。
P.S.
エアーウルフやポセイドン・アドベンチャーなど、いろいろな映画、ドラマで、名脇役として活躍したアーネスト・ボーグナイン氏が亡くなったというニュースがありました。
95歳の大往生だったということです。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2888566/9231760
米俳優アーネスト・ボーグナインさん死去、『マーティ』でオスカー獲得
彼が出てくるだけで、なんとも言えない安心感があるというような雰囲気に包まれるのですから、ほんとにすごい俳優だったと思います。
ちょうどそのニュースを見た日の前の日に、エアーウルフの動画を見ていて、「そう言えば、毎週、エアーウルフをおじいちゃんの部屋で見ていたけど、あれは邪魔じゃなかったのかなあ?CIAがどうだとか、超音速ヘリがどうだとか、自分だけが喜んでいたのかもしれないなあ?・・・
あ、でもドミニク役のアーネスト・ボーグナインも出てたから、それなりに楽しんでくれていたかもしれないよなあ」
ってなことを考えてました。
それまで、そういうことを考えたことが一度も無かったなんて、なんだか不思議だなと思いました。
まあ、今となっては、どうだったのか確かめようもないのですが。
エアーウルフもナイトライダーも、それぞれの主役が、その後極度のアルコール依存症で苦しみ、とんでもない波乱万丈な人生となりました。
とにかくすさまじい波乱万丈ぶりです。
光が強ければ、影もまた濃くなるということわざをどうしても思い出してしまいます。
それにしても、超音速ヘリとか、高度な知能を持ってしゃべる車とか、未来に夢を感じていたものだなあと思います。
実現はできないにしても、それに近いものはできてくるかなあと期待していたのですが、実際に21世紀になってみると、なんだかなあというのが正直な気持ちです。
科学技術の発展に関しては、インターネットなど情報のやりとりの仕組みの発展はすごいと思います。
でも、科学技術の進歩自体は、期待はずれもいいところです。
まさか、肥満で苦しむ人が世界的に激増していて、科学も医学も実質的に打つ手なしだなんて・・・
しかも、自分の方が、はるかに有効な策を知っていると思わずにはいられないなんてことになっているなんて、思いもしませんでした。正直、むなしさも感じてしまいます。
今の子供たちは、未来の科学技術とかにどんなふうな夢を見ているのかなあ?
どういうSF的なテレビや映画の影響を受けているのかなあ?
なんてことを思ったりしています。
それともマイナスに働くのか?
などについてです。
太っていることを馬鹿にされた悔しさ、恥ずかしさ、思い通りにならない悔しさ、情けなさ、こういう感情が強烈なばねになって、苦しさを乗り越えてダイエット成功へと導いてくれたという体験談は、テレビなどでもよく語られています。
悔しかったり、恥ずかしかったりした体験がきっかけで、ダイエットに本気で取り組むことになったという人はかなり多いのではないかと思います。
それで、そういった悔しさの感情は、ダイエットをする際に有効に働いてくれたでしょうか?
悔しいという強烈な感情が、ダイエットを成功させるということに対して、あまりうまく働いてくれないと感じたのではないでしょうか?
たとえば、勉強やスポーツなどで、これだけ悔しいという思いが強かったならば、激しく上達することになると思います。
モチベーションが高い状態ならば、少々苦しかったとしても、この程度の苦しさなんて大したことはないと感じて、どんどん進歩することでしょう。
ところが、ダイエットでは、悔しいという強烈な感情が、あまりうまく働いてくれません。
いったいなぜなのでしょうか?
これは、問題を2つに分ける必要があります。
食欲を我慢するということと運動を頑張るということの2つに分けて考えなければいけないのです。
運動を頑張るということに関しては、悔しさの感情はかなりプラスに働いてくれます。
少々、苦しかったとしても、この程度の苦しさなど、自分の感じてきた悔しさと比較したらどうということではないと感じて、どんどん運動を続けていくことができるでしょう。
だから、運動の面では、悔しい思いをした人ほど、ダイエットの成功確率は高くなるということが言えます。
ところが、食欲を我慢するということに関しては、悔しさなどの感情は、むしろマイナスに働いてしまうことが多いのです。
考えてみてください。
「ああ、悔しい、面と向かってデブだと言われた。くそーーーーー」と思い出すたびに、「絶対に食欲に負けないぞ。食べる量を減らしてやせてやる。今度こそ、食べ物を食べ過ぎないぞ。食べ物になんか負けないぞ。 それで、次の食事は何を食べることになるのかなあ?うまく我慢できるかなあ?・・・」
というふうに、「食欲に負けないぞ」と思うたびに、おなかがすいていないにもかかわらず、食べることや食べ物のことを考えることになってしまうのです。
我慢して戦おうとすると、我慢しようとしている対象のことを思い浮かべざるをえないのです。
これはとっても悲しいことですが、どうしてもそういう性質になっているのです。
無理をせずにやせている人たちというのは、おなかがすいたときにだけ、食べることや食べ物のことを思い出します。
それが自然だし、当然の性質なのです。
でも、必死に頑張ろうとしている人は、空腹感とは無関係に、食べることや食べ物のことを考えることになってしまっています。
悔しさをばねにダイエットを成功して欲しいところなのですが、むしろ逆効果になってしまう可能性もかなり高いという、悲しい性質があるのです。
悔しさを感じた体験などは、ノートなどに書いておいて、普段はあまり思い出さないようにして、ときどき読み返して、思い出すというくらいがよいでしょう。
運動をするときは、思い出したらよいでしょう。特に苦しいときには力になってくれるはずです。
食事のさいも、食べ物のおいしさに流されそうになったときには、悔しさ、情けなさの感情は力となってくれるはずです。
悔しさや情けなさといった感情をダイエット成功に活かしたいならば、分けて考えてくださいということです。
いつでも、悔しい、情けないというふうに思っていたら、プラスになるどころか、マイナスになってしまって、とっても悲しいことになってしまう可能性が高くなります。
そんな悲しいことにはならないように気をつけてくださいね。
P.S.
エアーウルフやポセイドン・アドベンチャーなど、いろいろな映画、ドラマで、名脇役として活躍したアーネスト・ボーグナイン氏が亡くなったというニュースがありました。
95歳の大往生だったということです。
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2888566/9231760
米俳優アーネスト・ボーグナインさん死去、『マーティ』でオスカー獲得
彼が出てくるだけで、なんとも言えない安心感があるというような雰囲気に包まれるのですから、ほんとにすごい俳優だったと思います。
ちょうどそのニュースを見た日の前の日に、エアーウルフの動画を見ていて、「そう言えば、毎週、エアーウルフをおじいちゃんの部屋で見ていたけど、あれは邪魔じゃなかったのかなあ?CIAがどうだとか、超音速ヘリがどうだとか、自分だけが喜んでいたのかもしれないなあ?・・・
あ、でもドミニク役のアーネスト・ボーグナインも出てたから、それなりに楽しんでくれていたかもしれないよなあ」
ってなことを考えてました。
それまで、そういうことを考えたことが一度も無かったなんて、なんだか不思議だなと思いました。
まあ、今となっては、どうだったのか確かめようもないのですが。
エアーウルフもナイトライダーも、それぞれの主役が、その後極度のアルコール依存症で苦しみ、とんでもない波乱万丈な人生となりました。
とにかくすさまじい波乱万丈ぶりです。
光が強ければ、影もまた濃くなるということわざをどうしても思い出してしまいます。
それにしても、超音速ヘリとか、高度な知能を持ってしゃべる車とか、未来に夢を感じていたものだなあと思います。
実現はできないにしても、それに近いものはできてくるかなあと期待していたのですが、実際に21世紀になってみると、なんだかなあというのが正直な気持ちです。
科学技術の発展に関しては、インターネットなど情報のやりとりの仕組みの発展はすごいと思います。
でも、科学技術の進歩自体は、期待はずれもいいところです。
まさか、肥満で苦しむ人が世界的に激増していて、科学も医学も実質的に打つ手なしだなんて・・・
しかも、自分の方が、はるかに有効な策を知っていると思わずにはいられないなんてことになっているなんて、思いもしませんでした。正直、むなしさも感じてしまいます。
今の子供たちは、未来の科学技術とかにどんなふうな夢を見ているのかなあ?
どういうSF的なテレビや映画の影響を受けているのかなあ?
なんてことを思ったりしています。