6月22日(土)の午後11時49分に祖母が亡くなりました。

95歳で大往生でした。

最後はみんなに見守られながら、安らかに眠りにつきました。

25日に、お葬式が終わって、ようやく一段落がつきました。

ただ、自分は、とても悔しい気持ちがあるのが正直なところです。

また、やってしまった。

いつもこうなってしまう。


食事もとれなくなり、ここ1,2ヶ月は点滴だけで生きているという状態だったので、いつ死んでしまってもおかしくはないということは、よく分かっていました。

でも、頭もしっかりと冴えているし、とりあえずはもうしばらく生きていてくれそうだと思っていました。

この祖母は、怒りなどの感情コントロールは苦手だったのですが、青色めがねを掛けさせると、すごく変化して、「ああ、やっぱりこれすごいなあ」と思う、きっかけともなった人なのです。

あと数日生きてくれていたら、今まで少なくとも10年間やってきたことの集大成が完成させられて、その報告もできると楽しみにしていました。

だから、「なんとか、あと数日だけでも」、と思っていたら、突然、状態が悪くなって、そしてあっという間に、亡くなってしまいました。

その亡くなった日の朝にも、夢の中で「おじいちゃーん、おじいちゃーん」と大きな声で叫んでいたので、「ああ、そんなに大きな声が出せるのか。まだまだ元気だな、もうしばらくは大丈夫みたいだ」と思っていた矢先でした。

それにしても、最後まであんなふうにいとおしく思い続けられるというのは理想だなと感じました。

祖父が連れて行ってくれたのかもしれないと思います。


ただ、やっぱりあと数日だけでも・・・

自分の問題なのだろうけれど、なぜいつもこういうタイミングになってしまうのだろう・・・

もうちょっと良いものにしよう、さらにレベルアップさせたい、そんな欲もあって、どんどん遅くなってしまって、ついに間に合いませんでした。

「後悔するのが当たり前」というのはわかっていても、悔しさとむなしさでいっぱいで、たまらないものがあります。



何か大きめの行動を起こそうとすると、こういったことが起こるということがたびたびありました。

たとえば、祖父が亡くなったのも、ブログを始めようとしていた、ちょうどそのときでした。

ピンクのサングラスがようやく完成して、発売を開始できて、少し落ち着けたので、ブログで情報発信し始めようと思っていたところ、祖父が突然意識不明になりました。

足が悪かったので、何度も倒れて、頭を打っていたようです。

2010年の2月14日に意識不明になり、2月19日のお昼12時前後に、一度心臓が止まって、そしてまた動き始めたということです。

冬季バンクーバーオリンピックで、織田信成選手が靴ひもが切れて、高橋大輔選手が銅メダルを獲得して・・・といったまさにちょうどそのタイミングでした。

フィギュアスケートを見ていたら、電話が掛かってきたのです。

そして、2月21日の朝に、意識は無いままだったけれど、お別れを言う時間を与えてくれて、永遠の眠りにつきました。


意識不明の危篤状態を見舞って、病院から帰ってきて、ほとんどぼう然状態のまま、アメブロのアカウント登録などを進めたことをおぼえています。

そして、最初の記事が、「祖父が亡くなりました。」でした。

http://ameblo.jp/pink-diet/archive1-201002.html

今から考えると、ほんと、「いったい何のブログなんだ?」というところですよね(笑)。


このときも悔しくて、悔しくて、たまらなかったのですが、あとになって、「ハッ」と思わされました。

このブログを読んで、興味を持ってくれた人は、もっと読んでみようと思ったとき、たいてい最初の記事を見ることになるはずです。

そこで、「祖父が亡くなりました。」の記事を読んで、応援したいと思ってくれて、商品を購入してくれた人がたくさんいたはずです。

実際、そういうコメントをいただいたことがたくさんありました。

もしかしたら、命を差し出して、私の力になってくれたのかもしれません。

そうでなかったなら、続けてこられなかった可能性がかなりあります。

偶然に過ぎないのかもしれないけれど、結果的にはそんなふうになっていたのです。

ただただ悲しいことだと思っていたのですが、そんな意味があったのかもしれない、単なる偶然なだけではなかったのかもしれない、あとになってそんなふうに思うようになりました。


この機会なので、もう一つ、とても大きな、衝撃的な偶然の話をしたいと思います。

きっと、気づいていた人もいるだろうと思います。

前回の記事で、「きっとビビルと思います。」と書いていたことに関してです。

決して軽々しく語ることができないので、これまでいっさい触れてきませんでした。


これは、2011年3月2日の記事です。
http://ameblo.jp/pink-diet/entry-10818108557.html

P.S.の中で、いろいろと書いてあるとおりです。

マニュアルの販売を直後に予定していて、「次回にはやせた写真も載せますね。」とはっきりと書いてあります。

本当にその予定だったのです。


でも、「標準体重のところまではたしかに簡単にやせられたけれど、そこから先は、ちょっと難しさも感じて、これではものすごく簡単だとまでは言えないなあ。」、「摂食障害をはじめとして、心理面もわからないことだらけだなあ、どうしよう、どうしよう。」

そんなふうに、すごく追い詰められていました。

たしかに、本のダイエット情報は超えられていると感じていました。

他のどんなダイエット情報よりも成功確率を高められる方法論だという自信はありました。

でも、これで購入した人の多くが、本当によかったと喜んでくれるレベルになっているのだろうかと考えると、ちょっと厳しいものがありました。

まだまだ分からないことだらけだったし、自分自身、ようやく標準体重まで戻せただけで、「ダイエットなんて余裕だ」とまではとても言えない・・・

当時は、本当にいろいろと追い詰められていました。

これで出していいのだろうか?

本当は出したくない。

でも、このままでは、出しても、出さなくても、どちらにしてもアウトになる。

どうしよう・・・

そんなどうしようもなく追い詰められている状況で、「誰か止めてくれ、何か止めてくれ」と思っていました。

でも、どうあがいたところで、止まるわけも無く、もうどうしようもない。

はっきりと約束もしてしまったし、出すしかない。

これでダメなら、「はい終わり」かな、という状況でした。



だいたい週に1回は記事を更新していました。

しかし、そのときはたまたまテレビで青色めがねが取り上げられることが多くて、ちょっと更新が遅れていました。

テレビのおかげで、ちょっと先延ばしできてありがたいと思うくらい、出したくない気持ちでいっぱいでした。

これが、3月8日のメルマガの記事です。(これ以前から登録されていた方は、メールボックスを確認してみると、2011年3月8日のところにあるはずです。)
http://archive.mag2.com/0000251323/20110308145447000.html

3月9日に、日本テレビ系「ズームイン!!SUPER」(朝5:20~8:00)で、青色ダイエットめがねが取り上げられることになっていたので、その紹介もしていました。

ここでも、「世界中、どこをどう探したって見つからないという方法論を近いうちに、お伝えできると思っています。どうぞ、ご期待ください。」って書いてあります。

もはや、あとには引けないですよね。

そして、3月9日に放送が終わって、よみうりテレビの担当者の人から、「3月11日午後5時からのニュース番組の中でも、青色ダイエットめがねを取り上げたいので、よろしくです。」という電話がありました。

「へー、またやってくれるのか、楽しみだな。」

それが終わるまでは、マニュアルの販売はちょっと先延ばしできるし、ちょうどいいなと思っていました。

でも、それが終わったら、いよいよ、本当に出さなければいけなくなる。

先延ばしももう限界。

これで、すべてが終わってしまうかもしれない。

「こんなレベルなのか?」で終わってしまったら、今までやってきたことがすべて無駄になってしまう。

本当に恐ろしくて、たまりませんでした。

そして、これから先どうなるのだろうと不安と恐怖でいっぱいのまま、放送を待っていたときに、あの大地震が起きたのでした。


私は大阪にいたので、直接的な被害があったわけではなかったのですが、テレビを見ていて、足がガクガクと震えました。

被害が大きくて、悲惨すぎると感じました。


でも、これで出すも出さないもなくなったな。

もはや、それどころではなくなってしまった。

ダイエット情報がうんぬんというような話は、今はどうでもよいことになってしまった。

これは、ゼロから出発せよということなのではないか、そんなふうに感じました。

そして、そこから、何もかも新たなスタートというつもりで、あらためてダイエット問題に取り組み始めたのでした。

哲学書、宇宙の本、人体科学、宗教に関して、心理学などなど、直接的にはダイエットと関係が無さそうな本も大量に読んで、何もかもゼロから学びなおそうとしました。


結果的には、これらの本の方が、ダイエットに深く関係していたように思います。

書店で売られているダイエットの本を読んでも、どの食べ物のカロリーはどうこうとか、GI値がどうこうとか、「それを知ったら、ダイエットを成功させられるの?」と言いたくなるような情報ばかりですからね。

そういうダイエット本よりも、ずっと重要な情報が得られました。

また、摂食障害で苦しんでいる人の相談を受けながら、自分も多くのことを勉強させてもらいました。

以前よりも、ダイエットの方法論が格段にレベルアップできていたので、そのことも摂食障害の問題に取り組む上で、大きくプラスに働いたと思います。



あの大地震が起きたことで、ダイエットのマニュアルを出すとか出さないとか、そんなレベルの話ではなくなってしまいました。

そもそも、ダイエットの方法論自体、そんなもの本当に必要とされるものなのか?

そういう根本的なところも含めて、あらためて何もかも一から考え直さなければいけなくなったのでした。

価値観自体も大きく変わるような、そんなとてつもなく強烈な出来事でした。



この大地震が起きたことは、もちろん、偶然にすぎないことでしょう。

しかし、人間は、何か意味を見つけようとしてしまう生き物です。

だからこそ、単なる偶然だとしても、何か感じ取って、今後に活かさなければいけないのだろうと思います。


これまでに、何度となく、こんなことがありえるのだろうかという奇跡的な偶然を経験してきました。

そして、よくわからないけれど、何かあるような気がする、そのことに気づきなさいよという声を感じるような気がする、そんなふうに感じてきました。

あまりにも不思議なことが何度も起こるので、「ああ、もうそういうふうになっているのかもしれないな。逆らわずに生きていこう。」そんなふうに思うようになっていました。


だからかどうかわかりませんが、正直なことを言うと、あまり驚きを感じなかったというのが、本当の思いでした。

「やっぱり、そんなふうになるのか」、これが正直な思いでした。


自分は、ダイエット問題に本気で取り組むことが使命なのだろうと勝手に思うようになっていました。

「これは天命だと思わざるをえない。」

「命を差し出してでも、成し遂げなければいけない。」

「もし、自分にはできる力があるのならば、それはやらなければならないということ。」

「いったい何をやっているんだ?とみんなから馬鹿にされたり、笑われたりしても、苦しむ人の救いとなる真実にたどりつくためならば、それらは受け入れなければいけない。」

もともとそういう思いは持っていたのですが、私にとってあまりにも衝撃的なタイミングでのこの大地震を受けて、そういう思いはいっそう強くなりました。


こんな、人の力ではどうにもならないだろうと感じることが何度も何度も繰り返されてきて、そして、奇跡的にたどりつけたのでした。

いろいろな人の相談も受けながら、そのやり取りの中で学ばせてもらったこともたくさんたくさんありました。

だから、自分の力だけでたどりついたなんて、とてもじゃないけれど言えないと感じていました。

そのため、まずは感謝の気持ちをあらわすために、無料でプレゼントしますというようなことをしました。

http://ameblo.jp/pink-diet/theme-10063912568.html
http://ameblo.jp/pink-diet/entry-11437379062.html

「何を信心深いことを」といぶかしく思われたかもしれませんが、いろいろあったというのは、たとえばこんなことだったのです。

いきなり販売するということにはものすごく抵抗を感じていたという、その気持ちが少しはわかってもらえましたでしょうか?


基本的には無神論者だったのですが、いろいろと経験してきて、何もないと思うのは、かなり無理があると感じるようになったのでした。

といっても、スピリチュアル万歳ではまったくありません。

わからないものに感謝するという気持ちが大切なのであって、そういうものを都合よく利用しようという方向には、納得できません。



次回は、今度こそ写真も公開したいと思います。

今度こそです。

あの時から2年以上の歳月を経て、何もかも劇的にレベルアップすることができました。

もし、あのとき、あのまま公開となっていたら・・・

想像しただけでも、本当に怖くなります。


BEFOREの写真は、一番太っていたピークの頃よりはだいぶ手前で、85キロくらい(身長は173センチ)のときの写真です。(体重は量っていなかったので、知らなかったのですが、これはまずいというのはわかっていて、とにかく写真に写るのが嫌で、ほとんど残っていないのです。苦笑い)

AFTERの写真は、最近の写真で、一番やせたとき(58キロ)から約2年たって、リバウンドも無く、59キロ台か60キロ前後のあたりです。

だから、写真は、約25キロ分の変化になります。

けっこう違いがあって、面白いと思いますよ。


ちなみに、根本的に学びなおしてから、ダイエットの方法論も劇的に進化して、ダイエットは本当に簡単だと思えるようになりました。

その後、標準体重からも、すっとやせられるようになり、トータルで30キロやせられました(88→58)。


あと、小学校から中学入学時まで太っていたときの写真と、そこから大幅にやせた写真もいっしょに公開しようと思います。(だいぶ恥ずかしいですが。)

自分にとって、ダイエットというものは、とてつもなく重要なものであったのです。

だから、単なるお金儲けの道具にすぎないとされてしまうのは、許しがたいことだったのです。

子供の頃の写真を見てもらえれば、私が、ダイエット情報に対して必死だった理由、ちまたのダイエット情報に強い怒りを感じていた理由も分かってもらえると思います。



ちなみに、これは、2011年2月20日のメルマガです。
http://archive.mag2.com/0000251323/20110220202636000.html

この前日に、祖父の一周忌があったのでした。

「でも、時間は掛かってしまいましたが、ようやく納得のいくレベルに到達できたと感じています。

今、これまでにわかるようになったダイエットの方法論を、できるだけ簡単にまとめていっています。

これまでの集大成として、これさえあれば、ダイエットを簡単に成功させられるという情報にまとめたいと思っています。」

と書いてあります。

力は入っていましたが、これでいいのか?

本当はもっとレベルを上げなければいけないはずなのに・・・

とものすごくあせっていたのでした。

もちろん、あの当時でも、書店で手に入るようなダイエット情報とは、レベルは違っていたのは確かなはずです。

でも、今では、あの頃のレベルとは大違いなので、それは期待してくださって、結構です。

ダイエットの方法論をまとめたダイエットマニュアルを販売すると言っても、ふつうの情報商材のように見られるのは、ちょっと屈辱的なことだと感じてしまいます。

だから、「このマニュアルよりも、実行が簡単で効果的なダイエット情報(国内、海外問いません)を持っているならば、全額返金します。」などの返金保証を付けたいと思っています。

「3ヶ月間、このマニュアルどおりに実行しても、1キロもやせなかった場合は全額返金します。」なんていう、ものすごくひきょうな返金保証なんて、絶対にするつもりはありません。



P.S.

何か悲惨すぎることが起きたとき、そのときは、どうあがいても単なる悲劇となってしまうと思います。

でも、時間が経つにつれて、少し心に余裕が戻ってきたら、もしかしたら何か意味があったのかもしれない、そこから何か学び取れたり、プラスに生かしていけることがあるかもしれない、少なくともそんなふうに心がけようと思っています。

このタイミングで祖母が亡くなったのも、今はまだ、ただ悲しくて悔しい思いが強いですが、いずれ変わっていってくれるかもしれません。

そのときを待ちたいと思っています。


レポート「ポジティブシンキングの真実」のプレゼントは、あと数日だけ続ける予定です。

アンケートに答えてくださった方、ありがとうございました。

みんな、ものすごくバラバラすぎて、笑ってしまいました。

しかも、理由が正反対だったりして、こんなに人って、感じ方が違うんものなんだなあとすごく勉強になりました。(絶対にこれというものは見つかりませんでしたけれど・・・苦笑い)

いろいろと制約が厳しくて、使える言葉が制限されるのですが、そのなかでなんとかよいネーミングを見つけていきたいと思っています。

ちなみに、入手方法などは、こちらを参考にしてください。

http://ameblo.jp/pink-diet/entry-11554368751.html
ポジティブシンキングの真実、アンケートのお願い



「NMBとまなぶくん」関西テレビ 6月27日(木)の深夜24:35-25:30で、青色ダイエットめがねが取り上げられる予定です。

「めざましテレビ」フジテレビ 6月28日(金)の早朝5:25-8:00、「ココ調」のコーナーで、ダイエット企画があって、青色ダイエットめがねが取り上げられる予定です。

あと、「スクール革命」日本テレビ系、毎週日曜11:45-12:45で、色の特集で、取り上げられるかもしれません。あるとしたらそろそろだと思いますが、よくわかりません。


たくさんのテレビ番組で集中的に取り上げられるときって、何かあるという法則が今回も発動してしまったみたいで・・・

うーん・・・

偶然なのか、何なのか、よくわからないことだらけです。