前回は、ごはんやパンを食べ過ぎてしまう理由について語りました。

「白色だから、軽く感じて、食べごたえがないから」という、ちょっと意外な答えだったのではないかと思います。

疑ってもらって大いにけっこうなのですが、きっとこの答えで正しいはずです。

そして、今回は、それではどうすればよいのかという具体的な対策についてです。


白色で軽く感じて、ずっしりとした食べごたえがないから、いくらでも食べ続けてしまう。

だったら、黒色ならばよいわけだから、真っ黒のごはんを食べたらよい・・・

理屈はそうかもしれませんが、さすがに、それは、実行するのが困難でしょう。


ごはんを黒くするのはちょっと難しいので、たとえば、黒いごはん茶碗を使う。

こうすると、白いごはんでも、黒いお茶碗によって、重みが増すように感じられます。

これが、意外と影響が大きいのです。

他の食器もなるべく黒っぽいものを使うとよいでしょう。


なるべく黒っぽい食器を使うという方法もそれなりには簡単ですが、もっと簡単な方法はないでしょうか?



あなたはこんな経験がありませんか?

幕の内弁当などで、なんとも申し訳無さそうにという感じで、ほんのちょっとだけ白ごはんが入っているというお弁当を食べたことはありませんか?


でも、ごはんは悲しくなるほどほんのちょっとだけなのに、意外と物足りなさを感じなくて、ちょっと不思議な感じだったり・・・


そのほんの少しの白ご飯の上には、黒ゴマがパラパラとふりかけられていませんでしたか?


そうなんです。

簡単で効果的な方法とは、黒ゴマ(いりごま)を掛けるという方法です。

黒ゴマは、100円や200円で購入できるでしょう。

この黒ゴマを白ご飯の上にバラバラとたくさん掛けてください。

他のおかずにもだいたい合うと思うので、とりあえず掛けてみてください。


不思議と食べごたえがあって、重みを感じやすくなるはずです。


「でも、ゴマって、カロリーが高くないのですか?」

と聞かれそうですね。

たしかに、ゴマはカロリーが高いです。

ごま油が含まれていますからね。

でも、排泄物をチェックしてみてください。

見事なまでに、消化・吸収できてない(笑い)。

体は必死に消化・吸収しようと頑張るのでしょうが、ゴマの殻は強力で、外の薄皮を溶かすのがやっとというところみたいです。

だから、カロリーなど気にせず、どんどん黒ゴマを掛けまくって、食べるようにしてみてください。

金ゴマとかでも、いいですよ。


白ごはんを食べ過ぎてしまって、どうにも止まらないという人には、特におすすめのテクニックです。

とても簡単なので、今日から、もしくは明日からでも実行できるでしょう。


もっとこだわりたいならば、黒米とか、雑穀米ももちろんおすすめです。

黒豆を入れた豆ごはんもいいでしょう。



「ごはんを大量に食べ過ぎてしまう理由が白色だから?」

「黒色だったら、大量に食べ過ぎない?」

「そんな単純なわけないだろう・・・」


ちょっとイメージしてみてみてください。

「ブラックライス」とか、「暗黒溶岩御飯」とか、毎日大量に食べ過ぎてしまうと思いますか?(笑)

おいしいと感じるかどうかもわかりませんが、そんなにたくさんは食べられず、きっとその黒々しい重さにグロッキーになることでしょう。

まあ、そんな極端なことはしないでいいので、黒ゴマなどを掛けてください。


あと、パンやパスタには、イカ墨を入れたりするのもよいでしょう。

もちろん、パンに、黒ゴマを入れるのもおすすめです。

アーモンドやくるみなどでもいいでしょう。