「次回からは、もう少し軽い内容で、気軽に書いていきたいと思っています」とか言っていたのに、軽く書けない内容なので、どんどん遅くなってしまいました。


「やしきたかじんさんがハンバーガーを食べない理由」ハンバーガー

今回は特にまとまりの無い内容ですが、お許しを。


歌手のやしきたかじんさんが1月3日に亡くなって、1か月以上が経ちました。

時間とともに悲しみは薄れていくものだと思っていました。

でも、いろいろとテレビ番組を見ていると、その存在の偉大さをあらためてというか、日に日にその偉大さを強く思い知らされるようになってきています。

あまり大げさではなく、日本の言論の自由とか(どんな考えであれ、誰もが思っていることを自由に言い合える雰囲気とか)、日本人のおおらかさとか、そんなレベルの話にも大きく影響する存在だったからです。


たかじんさんの動画で、ダイエットの話とも深く関係してくるものがあったので、以前から紹介したいと思っていました。

その動画は「やしきたかじんがハンバーガーを食べない理由(ワケ)」というものなのですが、とても感動させられて、涙なしには見られません。


「食べ物は単なるものではない、もっとはるかに深い存在なのだ。」

「人間と食べ物の関係は、いろいろな経験、歴史、そういうものをすべて背負っているものなのだ。」

そういうことを思い知らされる内容で、いろいろと考えさせられました。

この動画をずっと前から紹介したいと思いながらも、どういう流れで紹介するのが自然なのかなあと考えているうちに、どんどん後回しになっていきました。

そして、今回になるわけですが、結果的に、「やしきたかじんがハンバーガを食べなかった理由」となってしまいました。


正月明けにニュースでも訃報が大きく取り上げられ、「やしきたかじん」って誰?って思った人も少なくなかったと思います。

ほとんど知らない人なのに、多くの芸能人も号泣で、わけがわからなかったかもしれません。

ちなみに、漢字は家敷隆仁と書いて、やしきた・かじんではないです。

タージンでもないです。

安倍首相もfacebookの記事にたかじんさんの写真を載せて、「本当に悲しい思いです。」とコメントされていました。

そして、ちょうど、今日のニュースで見たのですが、安倍首相は、3月3日のお別れ会の発起人にもなられるそうです。なんとまあ。

とてもやさしそうな写真なので、勝手に借りて載せさせてもらいたいと思います。


やしきたかじん




よく知っている芸能人や有名人が亡くなると、悲しく思うということはたびたびありました。

でも、こんなに泣かされたのは初めてです。


もともと、荒っぽくて言いたい放題の口の悪い人というイメージで、そんなに好きではありませんでした。

でも、男性女性問わず、年配の人たちになぜか異様なほどに人気がありました。

歌も上手い、しゃべりもすごい、でもだからってそこまでカリスマ的な人気があるのは不思議だなあと思っていました。

年々、彼のすごさは理解できるようになってきていたつもりでしたが、この「やしきたかじんがハンバーガーを食べない理由(ワケ)」という動画を見て、自分が知っていたのはほんの断片だったのだと思い知らされました。


この動画は、たかじんさんがまだ元気な頃に見ても泣かされましたが、今見ると、さらに号泣させられてしまいます。

やしきたかじんがハンバーガーを食べないワケ。
http://www.youtube.com/watch?v=oNIIncqBEfo

高校を出てすぐに親から勘当されて、追い詰められた状況の中、それでも歌手になりたいともがいていた頃に出会ったハンバーガー・・・

詳しい背景は、こちらのブログの記事を参考にしてください。(ちなみに、フィレオフィッシュはよく食べていたということです。)

http://ameblo.jp/kirakumiraku/entry-11746072276.html


歌も本当に上手いんです。

感情が高ぶりすぎて歌えなくなるため、コンサートで歌うのを封印して、そして、引退コンサートのラストで歌うと約束していたけれど・・・という曲です。

背景を知ったら、そりゃあ歌えなくても無理はないと思いました。

やしきたかじん・あんた
http://www.youtube.com/watch?v=nZl3QZUkhjM



破天荒かつ破滅的な生き方をする人であって、そんなに長生きはできないと自分でもよく言っていました。

自分の健康を大切にしてくれたら、もっと長生きしてくれただろうにと思うものの、そんなことにこだわらない人だからこれほど魅力のある存在になったのでしょうから、それは言っても仕方のないことでしょう。


伝説的なエピソードもたくさん残しておられます。

苦労に苦労を重ねて、ようやくレコードデビューを果たしたのに、かなり理不尽なクレームで販売禁止に。

歌手なのに、上方お笑い大賞の審査員特別賞を受賞。(お笑い芸人の方たちを差し置いて大賞を受賞したらシャレにならないということで、審査員特別賞にということにしてもらったみたいです。)


豪快そうに見えるけれど、ものすごく繊細な面を持っていて、食事をとっているところを見られるのを極端に恥ずかしがって、人前では食事をとらなかったそうです。

相当親しい人でも、ワインをバカバカ飲みながらつまみを食べるのは見たことがあっても、つまみ以外のふつうの食事をとっているところを見たことはないと。

潔癖症的な面やこうだと決めたら徹底的(あまり融通がきかないというか、こだわりの強い完璧主義者というか)というような性質も強かったそうで、摂食障害で苦しんでいる人と似ている面もあるなあと思ってしまいます。


そして、気の向くままに自由に振る舞っているように見せつつ、実際はものすごい努力家なんですよね。

たくさんのテレビとハードディスクレコーダーを設置していて、全局のテレビ番組を録画して、大量にチェック。 

テレビ番組について語る以上は、それはやっておくのが当然のことと考えていたのでしょう。

誰よりもテレビ番組について詳しい人であったと思います。

関西の視聴率男とよばれるようになったのも、そういうかげの努力が実を結んだ結果なのでしょう。


1月3日に亡くなっていたけれど、「正月のお祝いムードに水を差さないように」ともともと指示があったということで、7日の深夜まで発表を遅らせたということからも、ものすごく繊細な面も持っていて、気づかいの人だということが、うかがえるのではないかと思います。


亡くなってからすでに1カ月以上たつというのに、関西では、先週、月曜日から土曜日まで、毎日追悼番組をやっていました。(笑)

もう、こんなすごい人は現れないんだろうなあと痛感させられています。


あれこれと語ってきましたが、
自分と食べ物の関係というものをいろいろと見直してみてください。

食べ物は単なる食品というものではなく、いろいろな経験や感情を呼び起こす存在であるということです。

やしきたかじんがハンバーガーを食べないワケ。
http://www.youtube.com/watch?v=oNIIncqBEfo



次回は、大切なことをいつも忘れないで思い出すコツ、意識を高いレベルで保ち続けるコツをお伝えしたいと思います。

ダイエットもモチベーションが保てなくて、ついつい楽な方に流されて、ひどくリバウンドしてしまったりするものです。

意識を高いレベルで保つことができたならば、ダイエットもずっと簡単になるし、他の大切なこともどんどんうまく進んでいくようになるでしょう。


そのための使えるノウハウをお伝えします。

宗教の本質(宗教のメリット)とも深く関わるような話になります。

本当は、特別な人たち向けの限定情報(少なくともアメンバー限定記事)にしようと思っていたのですが、更新がすごく遅くなってしまったので、そのお詫びも兼ねてということで。



たかじんさんに関する動画をいろいろと見てみて欲しいと思います。

こんなすごい人がいたんだよ、実はこんなにすごかったんだよっていうのを知ってもらいたいなあと。

「全部見て」ということではないですが、特におすすめのものを紹介してみます。

明石家さんま、やしきたかじんさんとの思い出を語る「あの恩は一生忘れない...」
これって偶然なのかなあ、不思議だなあと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=8KlfLTG8EVo

「さんまのまんま」の出演回もすごく面白かったのですが、残念ながら削除されてしまいました。


たかじん × 鶴瓶 (かなり長いです。)
「俺とお前が組んだら、怖いもんないなあって本当に思う」
「俺とお前が組んでいろんなとこで打って出るっていうのが、俺は本当にやりたいのよ」
鶴瓶さんの気持ちも痛いほど分かります。
実際、もしこの2人が組んでいたら、すごいことになっていただろうと思います。
(43分台のところです。)

最後のたかじんさんの「お前はお前やし、俺は俺やねんから」という言葉がずっしりと響きます。
そんなに器用な人間ではないというところが魅力でもあったのだろうと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=a9fIsT8sbWY


「やしきたかじん」 が語る 「伝説の味の素事件」
http://www.youtube.com/watch?v=X8NdFXK06bg
すごく面白いので、削除される前にどうぞ。

「たかじん 追悼」、「たかじん 死去」などで検索すると、興味深い動画がたくさん見つかるので、ぜひ見てみてください。


ダイエットに関するより詳しい話は、こちらでお伝えしています。
http://www.diet-seminar.com